中央スペインはスペイン王国の歴史的中心地として、
壮大な宮殿や歴史的な修道院、幻想的な城壁都市などが
数多く点在しています。
特に、ユネスコの世界遺産に登録されているスポットが多く、歴史や建築、文化を存分に楽しむことができます。
本記事では、特にインスタ映えする観光名所を厳選し、
どのような写真が撮れるのか具体的なポイントも交えなが解説していきます。
日本からのアクセス方法、現地での交通手段、
おすすめのホテル情報とともに詳しく紹介します。
おすすめの観光地
1. エル・エスコリアル修道院と王宮 公式サイト
スペイン王フェリペ2世によって建設された壮大な修道院と
王宮であり、スペイン黄金時代を象徴する重要な歴史的建造物です。
この修道院は、王宮、修道院、図書館、霊廟、教会を併せ持ち、
特に修道院内の図書館には貴重な写本や書籍が多数所蔵
されています。
また、王家の霊廟にはスペイン歴代の王族が埋葬されており、
壮麗な装飾と荘厳な雰囲気が特徴です。
広大な敷地内には精巧な庭園があり、訪れる人々に静寂と歴史の重みを感じさせます。
インスタ映えスポットとしては、修道院の壮麗な外観を
背景にした写真や、美しく整備された庭園での撮影が人気です。
特に朝の柔らかな光の中で撮る写真は、歴史的な建築の
美しさを引き立ててくれます。
また、王宮内部の豪華な装飾や、図書館の歴史的な雰囲気を写真に
収めるのもおすすめです。
📝 豆知識:
マドリード郊外の山間にあるエル・エスコリアル修道院と王宮は、
スペイン王フェリペ2世が建設を命じた巨大な宗教・政治複合施設。
1563年に着工し、17年をかけて完成。修道院・宮殿・図書館・王家の霊廟が一体となった壮大な建築です。
1984年にユネスコ世界文化遺産に登録され、
「スペイン王家の精神的・文化的中心」として知られています。
🔍 見どころポイント(クリックでGoogleマップへ)
👑 王宮(Palacio de los Austrias)
💡 豆知識:フェリペ2世の住居として使われた質素な部屋が特徴で、王の死後もここに葬られることを望んだ神聖な空間。
📚 図書館(La Biblioteca del Escorial)
💡 豆知識:天井のフレスコ画と古代の書物が並ぶ空間は
圧巻。人文学と科学の知が結集した王室図書館。
⚰️ [王家の霊廟(Panteón Real)]
💡 豆知識:スペイン・ハプスブルク家とブルボン家の王たちが眠る荘厳な地下礼拝堂。
歴代国王と王妃たちの棺が納められた“スペイン王家の墓”。
⛪ [大聖堂(Basílica de San Lorenzo)]
💡 豆知識:ドーム型の天井、神々しいステンドグラス、
宗教画が並ぶ本堂。
ミケランジェロ風の設計様式が取り入れられています。
📸 インスタ映えポイント:
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修道院前の広場から見上げるシンメトリックな外観
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図書館の天井画(内部撮影は一部制限あり)
-
秋の紅葉シーズンは背景の山々とのコントラストが絶景🍂
🚉 アクセス情報:
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マドリード市内から Cercanías(近郊電車)C3/C8 で約1時間
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「El Escorial」駅下車 → 徒歩約15〜20分で修道院へ
-
バス(Herranz社)でもマドリード(モンクロア駅)からアクセス可能🚌
📝 旅行のヒント:
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観光には最低2〜3時間は確保を(広大です!)
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公式オーディオガイド or 現地ガイドツアー(英語/スペイン語)利用がおすすめ
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月曜休館、午後は比較的空いています
📌 豆知識まとめ:
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建築様式:ルネサンス様式+厳格な修道精神の表れ
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「8の字」構造 → 信仰と王権の調和を象徴
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霊廟にはカルロス5世、フェリペ2世ら歴代スペイン王が眠る
2. トレド歴史地区 公式サイト
スペインの古都トレドは、かつての首都として栄えた歴史的な都市で、美しい旧市街が魅力です。
トレドは「三文化の都市」とも呼ばれ、キリスト教、イスラム教、
ユダヤ教の文化が交差する独特の景観を形成しています。
旧市街には壮大なトレド大聖堂、歴史あるアルカサル(城塞)、
そしてユダヤ人街のシナゴーグなど、歴史的建築物が
点在しています。
特にインスタ映えするスポットとして、トレド大聖堂の壮麗な
ファサードや、旧市街を一望できるミラドール・
デル・バジェ展望台がおすすめです。
夕暮れ時には街全体が黄金色に染まり、幻想的な風景を
楽しむことができます。
また、夜のタホ川沿いから見る旧市街の景色は特に美しく、
ライトアップされた建物が川面に映り、まるで絵画のような
光景が広がります。
さらに、地元の名物であるマルジパンやトレド
風鹿肉料理を味わいながら、歴史と文化に浸る
贅沢な時間を過ごすことができます。
📝 豆知識:
トレドはスペイン・カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都で、
古代ローマ時代からの歴史を持つ要塞都市。
中世にはキリスト教・イスラム教・ユダヤ教が共存し、
「3つの文化の街」と称されます。
1986年にはその歴史的価値と保存状態の良さから、
ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
迷路のような路地と歴史的建築が残る旧市街全体が“
生きた博物館”とも呼ばれています。
🔍 主な観光スポット
(クリックでGoogleマップへ)
💡 ゴシック建築の最高傑作。壮大な内装、美しい祭壇、
エル・グレコの絵画が必見!
💡 トレドの丘にそびえる要塞。現在は軍事博物館で、
屋上からの絶景もおすすめ。
💡 イスラム様式で建てられたユダヤ教の会堂。
白壁と馬蹄アーチが幻想的。
💡 10世紀建立のモスク跡。内部にはイスラム
美術とキリスト教の融合が見られます。
💡 スペイン黄金時代の画家・エル・グレコの邸宅を
再現した美術館。作品と庭園が楽しめる。
🌉 サン・マルティン橋(Puente de San Martín)
💡 中世の石橋。夕暮れ時はトレド旧市街のシルエットが
美しく、撮影スポットとして人気。
📸 写真映えスポット
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トレドを一望できる パラドール展望台
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トレド大聖堂の塔から旧市街を俯瞰
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旧市街の石畳路地×宗教建築のコラボ
🚉 アクセス情報
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マドリード・アトーチャ駅からAVE(高速鉄道)で約30分
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トレド駅から旧市街へはバスまたはタクシーで約10分、徒歩も可能(坂が多い)
-
街の中心は徒歩で散策できるコンパクトサイズ
📝 旅行のヒント
-
トレドは日帰りでも楽しめますが、1泊して夜のライトアップを
楽しむのもおすすめ -
多くの教会や博物館では**共通チケット(Pulsera turística)**が利用可能でお得
-
歩きやすい靴&Googleマップ保存で効率よく街歩きを!
3. セゴビアの水道橋 公式サイト
ローマ時代に建設された壮大な水道橋が街のシンボルで、
夜のライトアップが特に美しいスポットです。
昼間は青空とのコントラストが映える写真が撮れ、
夜になると幻想的な雰囲気が広がります。
特に、水道橋を背景にした写真や、近くの展望台からの
パノラマビューはインスタ映え間違いなしです。
📝 豆知識:
スペイン・カスティーリャ=イ・レオン州の古都セゴビアにある
水道橋は、ローマ帝国時代(1〜2世紀頃)に建設された
石造アーチ橋。
約800mの長さ、高さは最大で28.5mにもなり、水を山から市街地に運ぶためのインフラとして機能していました。
モルタルや接着剤を一切使わず、約2万個の花崗岩を
積み上げただけの建築としても有名で、1985年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
🔍 見どころポイント
(クリックでGoogleマップへ)
💡 水道橋の最もフォトジェニックな正面スポット。
下から見上げる巨大なアーチは迫力満点!
💡 水道橋を少し高い位置から全景で撮影できる
絶好のインスタ映えスポット。
夕暮れ時もおすすめ!
📍 インテルプリテーションセンター(Casa del Sol)
💡 セゴビアの歴史や水道橋の建築構造について
学べる情報センター。
観光前に立ち寄ると理解が深まります。
📸 写真映えのおすすめタイミング
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🌄 朝の光でアーチに影が映える時間帯(混雑も少なめ)
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🌇 夕方〜ライトアップの時間帯(幻想的な雰囲気)
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📷 アーチの下に立って見上げる構図も迫力あり!
🚉 アクセス情報
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マドリードから高速列車(AVE)で約30分 →
セゴビア・ギウマール駅 -
駅から旧市街まではバスまたはタクシーで約15分
-
水道橋は旧市街の入り口にあり、街歩きの起点にもなります
📝 旅行のヒント
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観光の中心「セゴビア旧市街」全体が世界遺産。
水道橋から大聖堂・アルカサルまで徒歩圏内 -
冬は雪景色とのコントラストも美しく、春・秋は気候が快適
-
名物料理「コチニージョ(子豚の丸焼き)」は
水道橋近くの老舗でぜひ🍽️
マドリードのエル・エスコリアル修道院と王宮 公式サイト
エル・エスコリアル修道院は、スペイン王フェリペ2世が
建設した壮大な修道院兼王宮であり、スペイン黄金時代の
象徴とも言われています。
1563年に建設が始まり、1584年に完成した
この建造物は、王宮、修道院、図書館、霊廟、
教会などが一体となった複合施設です。
特に、修道院内の図書館には貴重な写本や歴史書が
所蔵されており、歴史好きには見逃せないポイントです。
また、王家の霊廟にはスペイン歴代の国王や王族が
埋葬されており、荘厳な雰囲気を感じることができます。
世界遺産にも登録されており、スペインの歴史と文化を
肌で感じることができる貴重なスポットです。
この修道院は、インスタ映えするスポットとしても人気があります。
特に、広大な庭園や王宮の壮麗な建築を背景にした写真は、
荘厳な雰囲気を演出できます。
おすすめの撮影アングルとしては、庭園の噴水越しに
修道院全体を収める構図や、正門前からの対称的な
ショットが人気です。
内部では、黄金の装飾が施された天井を見上げるアングルや、
長く続く静寂な回廊の遠近感を活かした撮影が映えます。
晴れた日には、青空とのコントラストが際立ち、
朝や夕方の柔らかな
光の中で撮影すると、さらに幻想的な写真を
撮ることができます。
特に、夕暮れ時には黄金色に染まる修道院が美しく、
ドラマチックな雰囲気を演出できます。
📍Googleマップで開く(Monasterio de El Escorial)
📝 豆知識:
エル・エスコリアルは、スペイン国王フェリペ2世の命によって
建設された修道院・王宮・教会・図書館・王室霊廟が一体化した
巨大複合施設です。
建設は1563年に始まり、17年の歳月をかけて1584年に完成。
その壮大さと宗教的・政治的意義から、1984年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
💡 ルネサンス建築の傑作。巨大なドームと神聖な祭壇が
圧巻。
内部には宗教画や王室ゆかりの芸術作品も。
👑 [王宮(Palacio de los Austrias)]
💡 フェリペ2世が晩年を過ごした部屋がそのまま保存されており、簡素ながら精神性の高い空間。
⚰️ [王家の霊廟(Panteón Real)]
💡 歴代のスペイン国王・王妃たちが眠る地下の礼拝堂。
大理石と金で装飾された荘厳な空間。
📚 [王室図書館(La Biblioteca Real)]
💡 天井画と木製の本棚が美しい。
貴重な手書き写本や科学・哲学の古書が
多数所蔵されています。
📸 写真映えスポット
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正面広場から見た巨大なファサード(朝~昼が順光)
-
敷地の外から見た建物全景と山の背景
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秋の紅葉シーズンには周囲の木々とのコントラストも絶景🍁
🚉 アクセス情報(マドリードから)
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Cercanías(近郊電車)C3 or C8線「El Escorial駅」まで
約1時間 -
駅から修道院までは徒歩約15〜20分 or タクシー利用も可
-
マドリードのモンクロアバスターミナルから直通バス
(Herranz社)でもアクセス可能🚌
📝 旅行のヒント
-
毎週水曜&学生は入場無料(ID提示)
※公式HPで最新情報要確認 -
所要時間は2〜3時間程度が目安(ガイドツアー推奨)
-
月曜休館。午前中が比較的空いていておすすめ
-
チケットは【公式サイト】または現地で購入可能
📖 小ネタ・トリビア
-
建築は「8の字構造」で、地上・地下ともに
宗教と王権が一体化した設計思想 -
フェリペ2世は病床から祭壇が見えるよう
部屋を設けたという逸話あり -
敷地内には修道士が暮らすエリアもあり、
現在も宗教施設として機能しています
📌 エル・エスコリアルはマドリードから日帰りで行ける
世界遺産として人気!
マドリード旅行に+半日~1日で組み込むのにぴったりです😊
- 日本からのアクセス: 日本からマドリードへは成田・関西空港から直行便が運航しています。詳しい航空券情報はSkyscannerやJALで確認できます。
- 現地の交通手段: マドリード市内から電車またはバスで約1時間。詳しい交通情報はRenfe公式サイトやGoogleマップで確認できます。
- おすすめホテル:
- 高級: Westin Palace Madrid
(ウェスティン パレス マドリード) -豪華な内装と
一流のサービスを提供し、プラド美術館や
レティーロ公園にも近く、観光に最適な立地です。 - 中級: Hotel Atlantico Madrid
(ホテル アトランティコ) -グランビア通り沿いに位置し、
ショッピングや観光にも便利なロケーション。
クラシックな装飾と快適な客室が魅力です。 - 格安: Hostal Persal
(ホスタル ペルサル) –
手頃な価格でありながら清潔感のある宿泊施設で、
ソル広場やマヨール広場まで徒歩圏内の便利な立地です。
- 高級: Westin Palace Madrid
トレド歴史地区
トレドはスペインの古都として有名で、長い歴史を持つ美しい
建築物が数多く残っています。
ユネスコの世界遺産にも登録されており、かつて
スペインの首都であったことから、異なる文化が融合した
独特の街並みを楽しむことができます。
代表的な観光名所には、壮麗なトレド大聖堂、アルカサル(城塞)、エル・グレコ美術館などがあります。
特にインスタ映えするスポットとして、トレド大聖堂の美しい
ステンドグラスや、旧市街の石畳の街並みが挙げられます。
朝の光が差し込むステンドグラスは神秘的な雰囲気を演出し、
午後の黄金色に輝く街並みは写真映えすること間違いなしです。
また、ミラドール・デル・バジェ展望台からの夕焼けに染まる旧市街のパノラマビューは、
訪れた人々を魅了します。夜になるとタホ川沿いから見る
旧市街の景色は幻想的で、ライトアップされた建物と川の
リフレクションが美しいコントラストを生み出し、
写真映えする絶好のポイントとなっています。
また、エル・グレコ美術館の芸術的な背景を活かした写真や、
歴史あるシナゴーグの装飾を取り入れた撮影もおすすめです。
歴史と美しさが調和したトレドは、訪れる
人々を魅了し続ける特別な場所です。
💡 ゴシック様式の傑作。13世紀から300年かけて建設されたスペイン・カトリックの総本山。荘厳な内装は必見!
💡 ローマ時代から要塞として存在し、今は軍事博物館に。
展望台からの旧市街の眺望もおすすめ!
💡 ムデハル様式の美しい白いアーチが並ぶ、
スペイン最古のシナゴーグの一つ。のちに
教会として使われた歴史があります。
💡 10世紀建築のモスク。キリスト教会に改修されるも、
イスラム建築の特徴が今も残る貴重な建物です。
💡 トレドに暮らしたスペインルネサンス期の
画家・エル・グレコの代表作を展示。美しい庭園も併設。
🌉 サン・マルティン橋(Puente de San Martín)
💡 中世の石橋で、トレドの旧市街と川の絶景を
撮影できる人気スポット。
夕焼け時は特に美しい📸
📸 インスタ映えスポット
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パラドール・デ・トレドからの街全景パノラマビュー
-
トレド大聖堂前の石畳とアーチ構造
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アルカサル夜景&サン・マルティン橋のライトアップ
🚉 アクセス情報(マドリードから)
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高速鉄道AVEで約30分 → トレド駅
-
駅から旧市街へはバス・タクシー・徒歩(坂道あり)で
約10〜20分 -
徒歩観光が基本。石畳と階段が多いため、歩きやすい靴が必須
📝 旅行のヒント
-
**Pulsera Turística(観光共通パス)**を使えば
主要施設が割引料金で入場可 -
旧市街は迷路のようなので、Googleマップに
スポット保存がおすすめ📲 -
日帰りも可能ですが、1泊して夜の静けさと
ライトアップを味わうのも◎
- 日本からのアクセス:
マドリード経由でAVE(高速鉄道)で約30分。
詳しい時刻表やチケット購入はRenfe公式サイトで確認できます。また、日本語での予約が可能なTrainlineもおすすめです。 - 現地の交通手段:
徒歩または市内バスを利用。
詳しいバスの時刻表やルート
情報はEMTマドリード公式サイトやGoogleマップで
確認できます。 - おすすめホテル:
- 高級: Hotel Eugenia de Montijo Autograph Collection –
元スペイン王室の宮殿を改装した豪華なホテルで、
歴史とモダンな設備が融合しています。
館内のエレガントな装飾や高級スパも魅力的です。 - 中級: Hotel Sercotel Alfonso VI –
旧市街の中心に位置し、トレド大聖堂やアルカサルまで
徒歩圏内。
クラシックなスペイン風の内装で、歴史を感じながら
快適に滞在できます。 - 格安: Oasis Backpackers Hostel Toledo –
若者やバックパッカーに人気のホステルで、
リーズナブルな価格ながら清潔で快適な滞在が可能。
屋上テラスからのトレドの街並みの眺めは絶景です。
- 高級: Hotel Eugenia de Montijo Autograph Collection –
アルカラ・デ・エナレス大学と歴史地区
アルカラ・デ・エナレスはスペインの文豪、
ミゲル・デ・セルバンテスの生誕地として広く知られており、
彼の代表作『ドン・キホーテ』にちなんだ観光名所も
点在しています。
街全体が豊かな歴史と学問の文化を象徴し、16世紀に設立された
アルカラ・デ・エナレス大学を中心に発展しました。
大学の美しいルネサンス建築は見どころの一つであり、
また、市内には中世の街並みが残る旧市街や、歴史的な
書店や博物館も多数存在します。
インスタ映えスポットとしては、大学の歴史的な回廊や、
中世の雰囲気が漂う石畳の
小道が特におすすめです。
また、セルバンテス広場にある彼の銅像や、カラフルな
ファサードのカフェが並ぶ通りは写真映えするポイントとして
人気があります。
さらに、街の象徴である歴史的な門や、夕暮れ時の旧市街の
街灯が灯る風景も、幻想的で魅力的な撮影スポットです。
これらの要素が評価され、1998年に
ユネスコの世界遺産に登録されました。
📝 豆知識:
アルカラ・デ・エナレスは、スペイン・マドリード州にある
歴史と学問の街。
1499年に設立されたアルカラ大学はスペインで最も古い
大学の一つで、人文主義と印刷文化の発展に貢献しました。
また、世界的文学作品『ドン・キホーテ』の著者、
ミゲル・デ・セルバンテスの生誕地でもあります。
1998年には「アルカラ・デ・エナレス大学と歴史地区」として、
ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
🎓 アルカラ大学(Universidad de Alcalá)
💡 美しいルネサンス様式のファサードと中庭が特徴。
現在も大学として機能し、多くの国際学生が学んでいます。
🏠 セルバンテスの生家博物館(Casa Natal de Cervantes)
💡 ミゲル・デ・セルバンテスが1547年に生まれた家。
内部は当時の生活様式が再現されており、文学ファン必見!
💡 歴史的な柱廊アーケードが続く歩行者専用通り。
カフェやバルも多く、街歩きが楽しいスポット。
⛪ サント・トメ教会(Iglesia de Santa María la Mayor)
💡 セルバンテスが洗礼を受けた教会。今は塔のみが残り、
街のランドマークになっています。
📚 アルカラ大学付属図書館(Biblioteca Histórica de la UAH)
💡 貴重な古書や初版本が多数所蔵されており、
学術的にも非常に重要な施設。
📸 写真映えスポット
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アルカラ大学のルネサンス様式ファサード
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カレ・マヨール通りのアーケードと石畳
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セルバンテス像前での記念撮影
🚆 アクセス情報(マドリードから)
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Cercanías(セルカニアス)C2またはC7線で約35〜45分
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「Alcalá de Henares」駅から旧市街へは徒歩約10分
-
駅前に観光案内所あり。レンタサイクルも利用可能🚲
📝 旅行のヒント
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大学キャンパス内は無料で入れるエリアも多いですが、
ガイドツアーで中庭や講堂の内部も見学可能 -
セルバンテス関連イベント(文学祭、読書週間)は
毎年秋ごろに開催 -
Googleマップの「お気に入り」機能を活用すると観光効率がアップ📲
📌 文学と学問、歴史が交差する知の都・アルカラは、
マドリードからの日帰り旅行にもぴったり!
カフェ文化も栄えており、ゆったり街歩きを楽しめます。
- 日本からのアクセス:
マドリードから近郊列車で約40分。詳しい時刻表やチケット購入はRenfe公式サイトやTrainlineで確認できます。 - 現地の交通手段:
徒歩またはレンタルサイクル。
詳しいレンタル情報はDonkey RepublicやNextbikeで
確認できます。 - おすすめホテル:
- 高級: Parador de Alcalá de Henares –
歴史的な修道院を改装した5つ星ホテルで、
豪華な内装と静かな庭園が魅力。館内には高級レストランやスパもあり、
優雅な滞在が楽しめます。 - 中級: Rafaelhoteles Forum Alcalá –
モダンなデザインの快適なホテルで、
市内中心部に位置し観光にも便利。屋上テラスからの眺めも楽しめます。
- 格安: Hostel Complutum –
若者やバックパッカーに人気のホステルで
、清潔でリーズナブルな宿泊施設。歴史地区の中心にあり、観光の拠点として最適です。
- 高級: Parador de Alcalá de Henares –
アビラの城壁都市
中世の雰囲気が色濃く残るアビラの城壁都市は、
スペインでも最も保存状態が良い城壁のひとつとして
知られています。
全長約2.5kmに及ぶ城壁には88の塔と9つの門があり、
都市をぐるりと囲んでいます。特に、夜間にはライトアップされ、
幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
城壁の上を歩くことも可能で、市街地を一望できる絶好の
展望スポットとなっています。
インスタ映えスポットとしては、ライトアップされた
城壁を背景に撮る写真や、城壁の上から見下ろす
パノラマビューが特に人気です。
特に夕暮れ時には、オレンジ色に染まる空と
城壁のシルエットが美しいコントラストを生み出します。
また、歴史的な建築物が並ぶ旧市街の石畳の道や、
大聖堂の豪華なファサードもフォトジェニックな
撮影スポットとしておすすめです。
さらに、城壁の周囲には歴史的な建築物や大聖堂、
地元の名物料理を楽しめるレストランも多く、歴史と
グルメの両方を堪能できる観光地として人気を集めています。
📍アビラ旧市街 Googleマップで開く
📝 豆知識:
アビラはスペイン・カスティーリャ=イ・レオン州にある、
標高約1,130mの高地に位置する**“最も高い位置にある城壁都市”。
その特徴的な中世の石造り城壁
(約2.5km・87の塔・9つの門)**はスペインでも
屈指の保存状態を誇り、1985年にユネスコ世界文化遺産に登録
また、聖テレサ(サンタ・テレサ・デ・ヘスス)の生誕地としても
知られ、スペインカトリックの聖地でもあります。
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
💡 全長約2.5km、高さ約12mのローマ風石造城壁。
城壁の一部は登ることができ、旧市街と周囲の景色を
一望できます。
⛪ アビラ大聖堂(Catedral del Salvador)
💡 スペイン最初期のゴシック大聖堂の一つ。
城壁の一部と一体化しており、防御機能を備えた
珍しい構造が特徴。
🕊 聖テレサ修道院(Convento de Santa Teresa)
💡 アビラ出身の神秘家・聖テレサの生家跡に建てられた
修道院。聖遺物や記念展示が充実。
🌉 サン・ビセンテ教会(Basílica de San Vicente)
💡 ロマネスク様式の代表作。カラフルな石材と
アーチのデザインが美しく、内部の彫刻も必見。
💡 城壁全体を見渡せる最も有名な撮影スポット📸。
夕方のライトアップと一緒に撮るのがおすすめ!
📸 インスタ映えスポット
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城壁の上から撮る「塔の影が落ちる旧市街の風景」
-
Cuatro Postesからのパノラマビューと夜景
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聖テレサ修道院前の静かな石畳と建物のコントラスト
🚉 アクセス情報(マドリードから)
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マドリード・チャマルティン駅から列車(RENFE)で
約1時間30分〜2時間 -
または長距離バス(Avanza社)で約1時間30分
-
駅から旧市街中心部までは徒歩約15分または
バス・タクシーが便利
📝 旅行のヒント
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城壁の開放区間(有料)は時期により営業時間が異なるので
要チェック(夜間ライトアップも美しい) -
気温差が大きいため、春秋でも羽織りもの必須
-
聖テレサ関連イベントは毎年10月15日(聖人記念日)前後に開催
📌 アビラは“信仰・芸術・防御の融合”が美しい中世都市!
マドリードから日帰りも可能ですが、ライトアップを楽しむなら
1泊滞在がおすすめです😊
- 日本からのアクセス:
マドリードから電車またはバスで約1時間半。
詳しい時刻表やチケット購入はRenfe公式サイトやTrainlineで
確認できます。 - 現地の交通手段:
徒歩での観光がメイン。
詳しい観光ルートや交通情報はアビラ観光公式サイトで
確認できます。 - おすすめホテル:
- 高級: Hotel Palacio de los Velada –
歴史的な宮殿を改装した豪華なホテルで、美しい中庭や
クラシックなインテリアが魅力。
アビラ大聖堂まで徒歩圏内で観光にも便利。 - 中級: Hotel Las Moradas –
旧市街の中心部に位置し、伝統的な雰囲気とモダンな
快適さを兼ね備えたホテル。
観光スポットへのアクセスが良好。 - 格安: Hostal El Rincón –
シンプルながら清潔で快適な宿泊施設。
アットホームな雰囲気で、リーズナブルにアビラ
観光を楽しめる。
- 高級: Hotel Palacio de los Velada –
セゴビアの水道橋と歴史地区
ローマ時代に建設された水道橋は、セゴビアの象徴的な
観光地で、高さ約28メートル、全長約818メートルにも
及ぶ壮大な建造物です。
特に夜のライトアップは幻想的で、
古代ローマ時代の技術の粋を感じることができます。
インスタ映えスポットとしても人気が高く、
水道橋の下から仰ぎ見るアングルや、遠くから
全景を収めるショットが特に映えます。
昼間は青空とのコントラストが美しく、
夜にはライトアップされた橋が幻想的な
雰囲気を醸し出します。
また、周囲には多くのレストランやカフェがあり、
スペインの伝統料理であるコチニージョ(子豚の丸焼き)を
楽しみながら、歴史的な景観を背景に写真を撮るのもおすすめです。
📍セゴビア旧市街 Googleマップで開く
📝 豆知識:
セゴビアはスペイン・カスティーリャ=イ・レオン州の中心に
位置する歴史都市で、ローマ時代から中世・近代に至るまでの
遺構が良好に保存されています。
ローマ水道橋、ゴシック大聖堂、ディズニーの城のモデルにもなったアルカサルなど、多彩な建築群が魅力。
1985年にユネスコ世界文化遺産に登録され、その主役は
何といってもローマ帝国時代の水道橋です。
📝 豆知識:
紀元1〜2世紀頃に建設されたローマ時代の水道橋で、
長さ約818m・最大高さ28.5m。
モルタルや接着剤を使わず、約2万個の花崗岩ブロックのみで
構築された驚異の技術が見どころです。
旧市街入り口にそびえ立つ姿は、まさに
「ローマの偉業が現代に残る」象徴的な遺産です。
🔍 その他の見どころ
(クリックでGoogleマップへ)
⛪ セゴビア大聖堂(Catedral de Segovia)
💡 ゴシック建築の最後期様式。高さ・装飾ともに
美しく、“大聖堂の貴婦人”と呼ばれています。
💡 絵本のような城郭建築。ディズニーの『白雪姫』の城の
モデルのひとつとされ、塔からの眺めも抜群!
💡 水道橋の真正面で撮影できる人気の広場。
カフェや土産店も多く、街歩きの出発点としても便利です。
💡 水道橋の構造や歴史を学べる小規模展示施設。
見学後に遺構を見ると理解が深まります。
📸 写真映えスポット
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水道橋下からのアーチ越しショット
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クアトロ・ポステス(郊外展望台)からの旧市街全景
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アルカサルの塔上から見た赤瓦の屋根と大聖堂の風景
🚉 アクセス情報(マドリードから)
-
AVE(高速列車):マドリード・チャマルティン駅 →
セゴビア・ギウマール駅(約30分) -
駅から旧市街中心部へは市バスまたはタクシーで約15分
-
旧市街は徒歩で観光可能。1日で主要スポットが回れます
📝 旅行のヒント
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水道橋ライトアップは必見✨
→日没後に幻想的な姿が浮かびます -
名物料理「コチニージョ(子豚の丸焼き)」は
水道橋近くの老舗でぜひ🍽 -
丘の上に広がる街なので、歩きやすい靴と水分補給をお忘れなく
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Googleマップで各スポットを「お気に入り登録」しておくと便利📲
📌 セゴビアは“ローマ×中世×美食”が揃った絶景都市!
マドリードから日帰りOK&1泊して夜景を楽しむのもおすすめです😊
- 日本からのアクセス:
マドリードからAVE(高速鉄道)で約30分。
詳しい時刻表やチケット購入はRenfe公式サイトやTrainlineで
確認できます。 - 現地の交通手段:
徒歩または市内バス。
詳しいバスの時刻表やルート
情報はセゴビア市内バス公式サイトやGoogleマップで
確認できます。 - おすすめホテル:
- 高級: Eurostars Convento Capuchinos –
16世紀の修道院を改装した高級ホテルで
、歴史的な雰囲気とモダンな快適さが
融合しています。館内には美しい中庭や
一流レストランがあり、静寂と贅沢を同時に楽しめます。 - 中級: Hotel Don Felipe –
アルカサル城の近くに位置し、セゴビアの歴史的な
街並みを楽しむのに最適なロケーション。シンプルながらエレガントな内装で、快適な滞在が可能です。
- 格安: Duermevela Hostel –
若者やバックパッカーに人気のホステルで、
手頃な価格ながら清潔で居心地の良い空間を提供。アットホームな雰囲気とフレンドリーなスタッフが魅力です。
- 高級: Eurostars Convento Capuchinos –
まとめ
中央スペインには歴史的価値のある世界遺産が数多く
点在しており、訪れる価値のある観光地が揃っています。
特にマドリードを拠点にすれば、エル・エスコリアル修道院や
トレド歴史地区、セゴビアの水道橋など、見どころ満載の
スポットを効率よく巡ることができます。
また、これらの観光地は夜になるとライトアップされ、
美しい写真を撮影できるインスタ映えスポットとしても人気です。
歴史的な建築物と幻想的な夜景が融合した風景は、
訪れる人々を魅了します。セゴビアの水道橋を背景にした
夜景や、トレドの旧市街を見下ろすミラドール・デル・
バジェ展望台は特におすすめの撮影スポットです。
さらに、中央スペインではグルメも楽しめます。
トレドでは、地元で有名なカフェ「Santo Tomé」で
伝統的なマルジパンを味わうのがおすすめです。セゴビアでは、
レストラン「Mesón de Cándido」で名物の子豚の丸焼き
(コチニージョ)を楽しむことができます。
マドリードでは、老舗の「Chocolatería San Ginés」で
チュロスとホットチョコレートを堪能するのが定番です。
地域ごとの名物料理を堪能するのも旅の醍醐味であり、
料理と歴史的建築を組み合わせた写真も、
インスタ映えすること間違いなしです。
文化、歴史、美食、そしてフォトジェニックな風景が揃った
中央スペインは、旅好きな方にとって必見のエリアです。
ぜひ、現地の魅力を体験し、素晴らしい思い出を作ってください。
きっと忘れられない旅になることでしょう!
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