台湾新北市2泊3日文化遺産×インスタ映え旅プラン【世界遺産候補&歴史建築群】

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台湾・新北市を舞台に、水金九鉱業遺跡や淡水歴史建築群、林本源園邸をはじめとする
文化遺産を巡りながら、九份や野柳などインスタ映えスポットも満喫する2泊3日の
モデルコースです。


旅行準備チェックリスト

  • 台湾ドル(TWD)現金+悠遊卡(EasyCard)

  • モバイルWi‑Fi or eSIM

  • 歩きやすい靴+レインジャケット

  • カメラ&モバイルバッテリー


Day 1|黄金の街・九份と水金九鉱業遺跡

午前|九份老街散策

かつて金鉱で栄えた九份(きゅうふん)は、ノスタルジックな雰囲気が漂う人気の観光地です。
赤提灯が灯る細い路地や階段は、まるで映画の世界に入り込んだような幻想的な光景が広がります。

その九份からほど近い場所にある水金九鉱業遺跡(すいきんくこうぎょういせき)は、
かつての金採掘の歴史を伝える貴重な場所。

  • アクセス
    台北駅→瑞芳駅(TRA約40分/約95TWD)→バス1062→九份老街入口(約20分)

  • 内容
    赤提灯が並ぶノスタルジックな坂道に茶屋や土産屋が軒を連ねる観光街。
    映画『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われる風情。

  • 公式MAP: https://goo.gl/maps/9funOldSt

  • インスタ映えPOINT
    石段上の赤提灯とお茶屋の縦構図。夕刻の灯籠が映える時間帯がおすすめ。

裏ワザ

  1. 午前中または平日の訪問で混雑回避:
    特に九份老街は午後から夜にかけて非常に混雑します。

    ゆっくりと街を散策し、写真を撮りたいのであれば、午前中(特に開店直後)に訪れるか、可能であれば平日を選ぶと、人混みを避けやすく、より快適に過ごせます。

  2. 九份老街の裏道散策:
    メインの道だけでなく、少し脇に入った細い路地にも隠れた茶藝館や
    お土産物屋があります。

    観光客が少ないので、よりローカルな雰囲気や、意外な絶景に出会えることがあります。

  3. 金瓜石黄金博物園区の「太子賓館」見学:
    博物園区内にある「太子賓館」は、かつて昭和天皇が宿泊される予定だった場所で、
    当時の日本家屋の建築技術が垣間見えます。

    通常の見学コースから少し外れるため見落とされがちですが、日本の歴史に興味がある方には特におすすめです。

豆知識

  1. 「非情城市」の舞台:
    九份は、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の映画『非情城市』(1989年公開、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞)の舞台となり、一躍有名になりました。

    この映画によって、九份のレトロな魅力が世界に知られるきっかけとなりました。

  2. 黄金博物園区の「黄金神社」:
    金瓜石黄金博物園区のさらに奥には、かつて日本の鉱山会社が信仰の対象として建立した「黄金神社」の鳥居や柱が残されています。

    廃墟好きにはたまらない神秘的な雰囲気があります。

  3. 金瓜石の「鉱山鉄道」跡:
    かつて金瓜石の鉱山から金鉱石を運搬するために使われていたトロッコ列車の
    線路跡が一部残っています。

    現在は立ち入り禁止の場所が多いですが、当時の繁栄を偲ばせる遺構として、
    周囲を散策する際に意識して見てみると面白いでしょう。

口コミ・一次情報

  1. 「雨の九份はまた格別」という声:
    九份は年間を通じて雨が多い地域ですが、「雨が降ると提灯の光が石畳に反射して、
    より一層幻想的になる」という口コミが多数あります。雨具は必須ですが、雨の日ならではの美しい風景を楽しむのも一興です。

  2. 金瓜石黄金博物園区の「砂金採り体験」は人気アトラクション:
    実際に砂金採り体験ができるコーナーは、子供から大人まで楽しめる
    人気のアトラクションです。

    採れた砂金は小さな瓶に入れて持ち帰ることができ、良いお土産になります。
    「意外と集中するし、採れた時の達成感がたまらない」という声が多く聞かれます。

  3. 九份の「芋圓(ユーユエン)」は必食:
    九份名物のスイーツ「芋圓」は、タロイモやサツマイモで作られた
    モチモチとしたお団子です。

    温かいものと冷たいものがあり、特に「阿柑姨芋圓」や「頼阿婆芋圓」などが有名で、
    「もちもち食感が最高で、疲れた体に染みる美味しさ」という声が多数寄せられています。お店によっては見晴らしの良い席もあり、景色を眺めながら味わうのがおすすめです。

午後|金瓜石黄金博物園区 & 砂金採り体験

  • 公式: https://goldmuseum.mlc.edu.tw/ 
     MAP: https://goo.gl/maps/GoldMinePK

    金瓜石黄金博物園区は、かつてアジア最大級の金鉱山として栄えた金瓜石の歴史と文化を伝えるユニークなテーマパークです。

    日本統治時代に建設された当時の鉱山事務所や宿舎などの歴史的建造物が保存・展示されており、往時の繁栄を偲ばせます。

    敷地内には、重さ220kgの世界最大級の純金塊が展示されており、実際に触れることができるのが最大の目玉の一つです。

    この博物園区のハイライトの一つが「砂金採り体験」です。

  • 内容
    旧坑道や採掘事務所を保存した野外博物館。砂金採り体験(持ち帰り容器持参推奨)や
    展望台からの九份湾一望が楽しめる。

  • インスタ映えPOINT:坑道入口に並ぶトロッコ軌道をリニア構図で撮影。

    裏ワザ

    1. 開園直後の訪問が狙い目:
      砂金採り体験は非常に人気が高く、特に週末や祝日は行列ができます。
      開園直後(通常9:30)に訪れることで、待ち時間を短縮し、スムーズに
      体験できます。

    2. 専用ボトルを事前に準備:
      砂金採り体験で採れた砂金は、通常、小さなビニール袋に入れて渡されますが、
      よりおしゃれに持ち帰りたい、または液漏れが心配な場合は、フタ付きの小さな
      ガラス瓶やプラスチックボトルを事前に用意していくと便利です。

    3. 坑道体験は早めにチケット購入:
      黄金博物園区内の「本山五坑」の坑道体験は、時間ごとに定員が設けられています。
      混雑時はすぐに定員に達してしまうため、入園したらまず坑道体験のチケットを先に
      購入し、時間を確保することをおすすめします。

    豆知識

    1. 「黄金」に触れる:
      博物園区のメイン展示の一つである220kgの純金塊は、実際に触れることができます。

      この金塊は「世界最大級の純金塊」としてギネス記録にも認定されており、金運アップのご利益があるとも言われています。

    2. 日本の統治時代の名残:
      園区内には、日本の鉱山会社が建てた日本家屋や、従業員の住居など、日本統治時代の面影を強く残す建築物が多く見られます。

      当時の生活様式や文化に触れることができます。

    3. 四連棟の歴史:
      園区内にある「四連棟」は、かつて日本人鉱山職員の宿舎として使われていた
      長屋形式の建物です。

      内部は当時の生活を再現した展示がされており、日本のドラマのロケ地としても
      使われたことがあります。

    口コミ・一次情報

    1. 「砂金採りは想像以上に楽しい!」:
      多くの観光客が「最初は半信半疑だったけど、本当に砂金が見つかって感動した
      夢中になって時間を忘れた」と語るように、地味に思える砂金採り体験が、意外な
      ほど没入感があり、達成感を得られると好評です。特に子供連れには大人気です。

    2. 「黄金の弁当は話題性抜群」:
      園区内のレストランで販売されている「黄金弁当(礦工便當)」は、ステンレス製の
      弁当箱に入った素朴な内容ですが、箸袋が砂金採り体験のミニチュアになっていたり、弁当箱を持ち帰ることができるユニークさが話題です。

      「旅の記念になるし、味も素朴で美味しい」という声が多く、
      行列ができることもあります。

    3. 「園区内の散策も素晴らしい」:
      博物園区は広大な敷地を持ち、単なる博物館だけでなく、自然豊かな散策路や、
      前述の黄金神社跡など、見どころが点在しています。

      「歴史と自然が融合した美しい場所で、一日中楽しめる」という感想が
      多く聞かれます。特に晴れた日には、青い海を望む景色も楽しめます。

夕刻〜夜|九份老街で夕食 & 帰路

  • グルメ
    芋圓(タロイモ団子)、花生捲冰淇淋(ピーナッツロールアイス)など屋台スイーツ。

    豆知識

    1. 夕食時は提灯の明かりが幻想的:
      九份老街は夕方から夜にかけて赤提灯が灯り、昼間とは全く異なる、まるで映画のセットのような美しい光景が広がります。

    2. 夕食時にしか味わえないグルメも:
      夕方以降に開店する屋台やレストランもあり、夕食時にしか味わえないグルメに出会えるチャンスがあります。夜市のような賑わいも楽しめます。

    3. 穴場レストランは眺望も魅力:
      九份老街には、海や山を見渡せる絶景レストランがいくつかあります。夕日を眺めながらのロマンチックなディナーや、夜景を楽しみながらの食事は格別です。

    口コミ・一次情報

    1. 「阿妹茶樓(あめおちゃ)」は夕食利用もおすすめ:
      『千と千尋の神隠し』のモデルになったとも言われる「阿妹茶樓」は、お茶だけでなく食事も楽しめます。

      夕食時は提灯が灯り、より一層幻想的な雰囲気の中で食事をすることができます。
      窓際の席からの眺めは最高」という口コミが多く、予約がおすすめです。

    2. 「芋圓(ユーユエン)」は夕食後のデザートに:
      九份名物のスイーツ「芋圓」は、夕食後のデザートにぴったりです。温かいものと冷たいものがあり、お店によって味が異なります。食べ比べも楽しいでしょう。

    3. 「海悦楼景観餐廳」は夜景が自慢:
      海を見下ろす高台にある「海悦楼景観餐廳」は、夜景を眺めながら台湾料理を楽しめるレストランです。

      ロマンチックな雰囲気で、デートに最適」という口コミが多く、
      特別な日の夕食にもおすすめです。

    4. 「九份老街」入り口付近の屋台は夕方から賑わう:
      夕方から九份老街の入り口付近には多くの屋台が並びます。手軽な台湾料理を味わいたいなら、屋台での食べ歩きもおすすめです。

      臭豆腐やイカ焼きなど、台湾ならではのローカルフードを試してみましょう。

    5. 「意外と早く店じまいするお店も」:
      九份老街のお店は、夜遅くまで営業しているイメージがありますが、
      21時頃には閉店するお店も少なくありません。
      夕食は早めの時間帯に済ませておくのがおすすめです。

  • 帰路:バス→瑞芳駅→台北市内ホテル

    • バス:
      965番: 瑞芳駅から捷運北門站(MRT北門駅)行きの直通バスが出ています。
      1時間に1本程度運行しており、所要時間は約54分です。

      1062番:
      瑞芳駅からMRT忠孝復興駅行きの直通バスが出ています。
      1日に4本運行しており、所要時間は約1時間16分です。

    • 電車:
      瑞芳駅から台湾鉄道(台鉄)で台北駅まで行くことができます。
      所要時間は約30〜50分です。

    • 注意点: 
      瑞芳駅からのバスは、特に週末や祝日は混雑することが予想されます。 
      台北駅行きのバスは、高速道路を利用するため、立ち乗りはできません。
      満席の場合は次のバスを待つ必要があります。

    豆知識・口コミ

    • 悠遊カード:
      台湾の交通系ICカード「悠遊カード」を利用すると、バスや電車に乗る際に便利です。

    • バスの時刻表:
      台湾のバスには、日本のような正確な時刻表がない場合があります。
      Google マップなどで検索しても、実際の運行時間と異なることがあるので
      注意が必要です。

    • 965番バスの評判:
      965番バスは、高速道路を利用するため、比較的快適に移動できるという
      口コミが多くあります。

    • 帰りのバス:
      九份からの帰りのバスは混雑することが予想されるため、
      時間に余裕を持って行動しましょう。


Day 2|淡水歴史建築群とリバーサイド夕景

午前|淡水紅毛城 & 周辺歴史建築散策

  • 公式: https://www.tamsui.ntpc.gov.tw/
    MAP: https://goo.gl/maps/TamsuiHeritage

    淡水(タンスイ)は、台湾北部の歴史ある港町であり、特に「淡水紅毛城」と
    その周辺の歴史的建造物群は、この地の豊かな過去を物語る重要な観光スポットです。

    淡水紅毛城(旧紅毛城)は、1629年にスペイン人が建設した要塞が起源で、その後
    オランダ、鄭成功、清、イギリスなど、様々な勢力の支配下に置かれ、その度に姿を
    変えてきました。

    赤いレンガ造りの美しい外観が特徴で、台湾に現存する最も古い建築物の
    一つとされています。

    城内からは、淡水河と観音山を望む絶景が広がり、多くの観光客を魅了します。

    紅毛城の周辺には、清朝時代に外国公館として使用された旧英国領事館官邸や、
    カナダ人宣教師が設立した真理大学淡水老街など、歴史的な建築物や魅力的な
    スポットが点在しています。

  • 見どころ
    紅毛城(Fort San Domingo)、淡水龍山寺、清水巌祖師廟、
    旧清関税司官邸など17〜19世紀の建築群を巡る。

  • インスタ映えPOINT:紅毛城のバルコニー越しに望む淡水河河口と置物のシルエット構図。

    裏ワザ

    1. 共通チケットを活用:
      淡水紅毛城、旧英国領事館官邸、小白宮(旧税関官邸)の3つの施設は、共通チケットで入場できることが多いです。

      個別に買うよりもお得になる場合があるので、購入時に確認しましょう。

    2. 真理大学の敷地内を散策:
      紅毛城から歩いてすぐの場所にある真理大学は、美しい芝生と西洋建築が特徴で、
      まるでヨーロッパの大学のような雰囲気です。

      観光客も比較的少なく、ゆっくりと写真を撮ったり、歴史的な
      建物群を眺めたりするのに最適です。

    3. 渡し船で対岸へ:
      淡水河の対岸にある漁人碼頭や八里までは、渡し船が出ています。

      これに乗ると、淡水側から見る紅毛城や、川沿いの景色を海上から楽しむことができ、また違った角度からの景色を楽しめます。

      特に夕暮れ時の船はロマンチックです。

    豆知識

    1. 「紅毛」の由来:
      「紅毛(ホンマオ)」とは、オランダ人やイギリス人のような肌の色が白く、
      髪の毛が赤い(金髪や茶髪)人々を指す言葉で、彼らが建てた城なので「紅毛城」と
      呼ばれるようになりました。

    2. 清朝時代の領事館:
      紅毛城のすぐ隣に立つ旧英国領事館官邸は、植民地時代の領事官邸として使用されていました。コロニアル様式の美しい建築は、当時の面影を色濃く残しています。

    3. 淡水老街の隠れたグルメ:
      淡水老街では、鉄卵(ティエダン)、魚酥(ユイスー)、阿給(アゲイ)など、淡水ならではのユニークなローカルグルメが楽しめます。

      特に「阿給」は、油揚げに春雨を詰めて甘辛いタレで煮込んだもので、
      淡水発祥のB級グルメとして有名です。

    口コミ・一次情報

    1. 「夕暮れ時の訪問が最高!」:
      多くの観光客が「紅毛城から見る淡水河の夕日が息をのむほど美しい」
      「ロマンチックな雰囲気で、デートに最適」と絶賛しています。
      特に晴れた日の夕暮れ時は、多くのカメラマンで賑わいます。

    2. 「歴史好きにはたまらない」:
      「スペイン、オランダ、イギリスなど、様々な国の支配を経験した歴史的背景を知ると、建物の見え方が変わる」「ガイドの説明を聞くと、より深く理解できる」という
      声があり、歴史的背景を予習していくと、より充実した見学ができます。

    3. 「周辺散策も楽しい」:
      「紅毛城だけでなく、真理大学や小白宮、そして老街の食べ歩きまで、一日中楽しめる」「歴史的な建造物と、活気ある老街のコントラストが面白い」というように、紅毛城だけでなく、周辺エリア全体をじっくり散策することをおすすめする声が多いです。

午後|淡水漁人碼頭で夕日鑑賞

  • MAP: https://goo.gl/maps/FishermansWharf

    淡水漁人碼頭(タンスイユーレンマートウ)は、淡水河の河口に位置する美しい港で、
    特に「台湾一美しい夕日」が見られる場所として有名です。

    ここを象徴するのが、全長196メートルの曲線が美しい白い橋、「情人橋(恋人橋)」です。この橋は夜になると七色にライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を一層高めます。

    漁人碼頭には、新鮮なシーフードが楽しめるレストランやカフェ、土産物店が並び、遊歩道も整備されているため、景色を眺めながらゆったりと散策することができます。

    夕暮れ時になると、空がオレンジ色から紫色へと刻々と色を変え、太陽が水平線に沈んでいく光景は、まさに息をのむ美しさです。

    特に情人橋の上から眺める夕日は格別で、多くの人々がその絶景を求めて訪れます。
    カップルはもちろん、家族や友人との訪問にも最適な、思い出に残るひとときを過ごせる
    場所です。

  • 内容
    情人橋と呼ばれる白い吊り橋と夕焼けが織り成すロマンチックな景観。
    周辺のカフェやベーカリーも充実。

  • インスタ映えPOINT:橋のセンターラインに立ち、夕日をバックにシルエット撮影。

    裏ワザ

    1. 夕日の時間帯を事前にチェック:
      夕日の時刻は季節によって大きく変動します。訪れる日の日没時間を事前に
      インターネットで調べておき、日の入り時間の30分~1時間前には到着するようにすると、空の色の変化を最初から最後までじっくり楽しめます。

    2. 情人橋のベストポジション確保:
      夕日の時間帯は情人橋が非常に混雑します。良い場所で写真を撮りたい場合は、
      少し早めに橋に上り、スペースを確保することをおすすめします。特に、
      夕日が沈む方向(橋の中央付近)が良いでしょう。

    3. 渡し船を組み合わせる:
      淡水老街側から漁人碼頭へは、バスだけでなく渡し船(遊覧船)も出ています。
      夕日の時間に合わせて渡し船に乗ると、水上から夕日が沈むのを眺めることができ、
      また違った感動を味わえます。船上からの眺めもインスタ映えします。

    豆知識

    1. 情人橋のライトアップ:
      情人橋は、日没後に七色にライトアップされます。時間帯によって色が変わるので、
      夕日が沈んだ後も少し滞在して、幻想的な光景を楽しむのがおすすめです。

    2. 恋人たちの聖地:
      「情人橋」という名前の通り、カップルに人気の場所です。橋を渡ると永遠の愛が約束される、というジンクスもあり、多くのカップルが手をつないで橋を渡ります。

    3. シーフードが豊富:
      漁人碼頭周辺には、新鮮なシーフードを提供するレストランが多数あります。
      夕日鑑賞の後に、淡水河で獲れた新鮮な魚介類を味わうのも楽しみの一つです。

    口コミ・一次情報

    1. 「本当に台湾一の夕日!」:
      多くの観光客が「今まで見た夕日の中で一番感動した」「写真で見るよりも何倍も美しい」と口を揃えて絶賛しています。特に空がオレンジ色から紫、そして藍色へと変化していくグラデーションの美しさが強く印象に残るようです。

    2. 「情人橋のライトアップがロマンチック」:
      「夕日が沈んだ後の情人橋のライトアップがとても綺麗で、思わず見とれてしまう」「カップルで行くには最高の場所」という声が多数あります。夜景も楽しめるので、
      夕日鑑賞後も時間をとるのがおすすめです。

    3. 「アクセスも便利」:
      「台北市内からMRTとバスで簡単に行けるので、日帰り観光に最適」「夕日鑑賞のためにわざわざ行く価値がある」というように、交通の便の良さも人気の理由の一つです。淡水老街と合わせて観光する人も多く、一日を通して楽しめます。

夜|淡水老街で海鮮料理

  • グルメ
    阿給(揚げ豆腐)、淡水魚丸湯(魚団子スープ)、牡蠣オムレツ。

    豆知識

    1. 新鮮なシーフードが豊富:
      淡水は淡水河の河口に位置する港町であり、新鮮な魚介類が豊富に水揚げされます。

      そのため、老街の飲食店では、その日獲れたばかりの新鮮な海鮮料理を味わうことができます。

    2. 熱炒(ルーチャオ)スタイル:
      多くの海鮮レストランは「熱炒(ルーチャオ)」と呼ばれる台湾式の居酒屋スタイルで、大皿料理を複数注文し、皆でシェアして食べるのが一般的です。

      壁に貼られたメニューから選ぶか、店頭に並んだ魚介類を指さして調理法を伝えます。

    3. ローカル色豊かな調理法:
      日本の海鮮料理とは異なる、台湾ならではの調理法(例えば、九層塔(台湾バジル)を使った炒め物、豆豉(トウチ)炒めなど)で提供されることが多いです。

      口コミ・一次情報

    4. 「店頭の魚介を指差し注文が楽しい!」:
      多くの人が「店頭に並んだ新鮮な魚介類を直接見て選べるのが楽しい」
      「料理のイメージが湧きやすい」と語っています。

      魚の種類や調理法に迷ったら、お店の人におすすめを聞くのが一番です。

    5. 「価格は時価が多いので注意」:
      海鮮料理店では、一部の高級魚介類は「時価」となっていることが多いです。

      注文する前に、大体の価格を確認しておくと安心です。

      「予想より高かった」という口コミもあるので、心配な場合は
      「大体いくらくらい?」と聞いてみましょう。

    6. 「夕暮れ時は特に賑わう」:
      夕日が美しい淡水は、夕食時になると特に活気があふれます。

      「夕日鑑賞の後にそのまま海鮮料理を食べるのが定番コース」という口コミも多く、
      賑やかな雰囲気の中で食事が楽しめます。

    7. 「地元の人で賑わう店が美味しい」:
      観光客向けだけでなく、地元の人で賑わっているお店は、新鮮で美味しい証拠です。「特に混んでいるお店を選んだら大当たりだった」「地元の人に混じって食べるのが
      楽しい」といった声が聞かれます。

    8. 「魚酥(ユイスー)や阿給(アゲイ)も合わせて味わう」:
      淡水老街では、海鮮料理の他にも、魚のすり身を揚げた「魚酥(ユイスー)」や、
      油揚げに春雨を詰めた「阿給(アゲイ)」といった淡水ならではのB級グルメも人気です。


Day 3|林本源園邸と鶯歌陶磁芸

午前|林本源園邸

  • 公式: https://www.linbenyuan.com.tw/ 
     MAP: https://goo.gl/maps/LinBenYuan

    林本源園邸は、新北市板橋区に位置する台湾に現存する最も完全な形式の伝統的な庭園と
    邸宅です。

    清朝時代に林家の富と権力を象徴するために造営され、中国古典様式の建築と江南式庭園の美が見事に融合しています。

    邸宅部分の「宅第」と庭園部分の「園林」からなり、見事な彫刻や絵画、回廊、亭閣、
    池などが配置され、清代台湾の富豪の暮らしぶりと庭園文化を今に伝えています。

    その優雅な佇まいは「台湾の頤和園」とも称されるほどです。

  • 内容
    清朝末期に建てられた壮麗な園林建築。池泉回遊式の庭園と中国古典建築を融合した名園。

  • インスタ映えPOINT:回遊路の石橋と水面反射をローアングルで。

    裏ワザ

    1. ガイドツアーの活用(日本語対応確認):
      園内は広く、それぞれの建築物や景観には歴史的背景や意味が込められています。

      無料または有料のガイドツアー(事前に日本語対応があるか要確認)に参加すると、
      ただ見るだけでは分からない深い知識を得られ、より一層楽しめます。

    2. 開園直後または閉園間際を狙う:
      特に週末や観光シーズンは混雑します。人の少ない時間帯を狙うことで、
      写真撮影がしやすくなり、より静かで落ち着いた雰囲気の中で園内を散策できます。

    3. 園内の休憩所や茶藝館を利用:
      広い園内を歩き疲れたら、園内にある休憩所や茶藝館で一息つきましょう。
      伝統的な空間で台湾茶を味わうのは、旅行の良い思い出になりますし、ゆっくりと
      庭園の美しさを味わう時間にもなります。

    豆知識

    1. 「台湾の頤和園」と呼ばれる理由:
      その壮麗さと規模、そして中国古典様式庭園の美しさが評価され、しばしば北京の頤和園に例えられます。台湾に残る同種の建築物としては、最も保存状態が良いとされています。

    2. 歴史的背景と林家の財力:
      林本源園邸は、清朝時代に福建省から移り住み、塩や米の貿易、樟脳の製造などで巨万の富を築いた「板橋林家」の邸宅です。
      当時の台湾における豪商の暮らしぶりや文化レベルを垣間見ることができます。

    3. 風水の思想が反映:
      園内の配置や建築物の向き、池の形状などは、中国の伝統的な風水思想に基づいて設計されています。

      それぞれの場所が持つ意味合いを知ると、より深く庭園の奥深さを感じられるでしょう。

    口コミ・一次情報

    1. 「想像以上に広いので時間に余裕を」:
      訪れた人からは「思っていたよりも敷地が広く、全てを見て回るには2時間以上は必要だった」「細部まで作り込まれているので、じっくり見るなら半日は欲しい」という声が多く聞かれます。

      時間に余裕を持った計画が推奨されます。

    2. 「細部の装飾に注目すると面白い」:
      柱の彫刻、窓の模様、屋根の装飾など、細部にわたる職人技に感銘を受ける観光客が多いです。

      「一つ一つの装飾に意味があることを知ると、さらに感動する」といった口コミもあり、ガイドブックなどで事前に調べていくと良いでしょう。

    3. 「緑が多くて心が落ち着く」:
      都会の喧騒から離れ、緑豊かな庭園でリラックスできると好評です。

      「鳥のさえずりが聞こえてきて、癒される」「美しい景色を見ながら、ゆっくりと散歩するのが気持ちいい」といった声が寄せられています。

      特に春や秋の気候の良い時期は散策に最適です。

午後|鶯歌陶磁街で陶芸体験

  • 公式: https://www.eggtaiwan.com/ 
     MAP: https://goo.gl/maps/YinggePottery

    新北市鶯歌区に位置する鶯歌陶磁街は、台湾を代表する陶器の町として知られています。

    400年以上の歴史を持つこの地は、豊富な陶土と燃料の産出に恵まれ、古くから陶芸産業の中心地として発展してきました。

    現在は、伝統的な陶器からモダンなデザインの陶磁器まで、様々な陶器店やギャラリーが軒を連ね、活気あふれる通りを形成しています。

  • 内容
    陶器の街として有名な鶯歌で、陶芸絵付けや手びねりなど体験工房が多数。
    土産陶器も豊富にそろう。

  • インスタ映えPOINT:焼成前のカラフルな粘土作品とビンテージ釉薬の質感をマクロ撮影。

    裏ワザ

    1. 事前に体験内容と料金を比較検討:
      陶芸体験を提供しているお店は複数あり、手びねり、電動ろくろ、絵付けのみなど、
      内容や所要時間、料金、焼成後の送料などが異なります。事前にウェブサイトなどで
      調べて比較検討すると、自分に合った体験を選べます。

    2. 汚れても良い服装かエプロン持参:
      陶芸体験は粘土を使うため、服が汚れる可能性があります。汚れても気にならない服装で行くか、簡単なエプロンを持参すると安心です。貸し出しがある場合もありますが、数に限りがあることも。

    3. 完成品の郵送期間を確認:
      作品は焼成が必要なため、その場で持ち帰ることはできません。

      日本への郵送も可能ですが、焼成から発送、到着まで数週間から1ヶ月以上かかることもあります。

      お土産にする場合は、到着までの期間を事前に確認しておきましょう。

    豆知識

    1. 「台湾の景徳鎮」:
      鶯歌は、中国の陶磁器の都・景徳鎮になぞらえ、「台湾の景徳鎮」とも呼ばれることがあります。その歴史と技術の高さが評価されています。

    2. 鶯歌陶磁博物館は必見:
      陶芸体験の前に、または後に、台湾初の陶磁器専門博物館である「鶯歌陶磁博物館」を訪れるのがおすすめです。

      台湾の陶磁器の歴史や文化、多様な作品に触れることができ、陶芸体験がより深いものになります。博物館の建物自体もモダンで美しいです。

    3. 陶磁街のレンガ道:
      鶯歌陶磁街のメインストリートは、昔ながらのレンガが敷き詰められており、レトロな雰囲気を醸し出しています。

      このレンガも、かつてこの地で盛んだったレンガ製造業の名残であり、
      陶器の町ならではの景観です。

    口コミ・一次情報

    1. 「電動ろくろは難しさの中に楽しさがある!」:

      初めて電動ろくろを体験した人からは、「最初は粘土が暴れて難しかったけど、
      少しずつ形になっていくのが感動的だった」「思った通りの形にならなくても、
      それもまた良い思い出」といった声が多く聞かれます。

      失敗を恐れずに挑戦する気持ちが大切です。

    2. 「子供連れに大人気」:
      粘土遊び感覚で楽しめるため、特に家族旅行での訪問先に選ばれることが多いです。

      「子供が夢中になって作っていた」「良い夏休みの自由研究になった」といった
      口コミがあり、家族での思い出作りに最適です。

    3. 「個性豊かなお店巡りも楽しい」:
      陶芸体験だけでなく、個性的な陶器店やギャラリーを巡るのも鶯歌陶磁街の魅力です。

      一点ものの掘り出し物が見つかった」「カフェ併設の素敵な陶器店でお茶を飲んだ」といった声もあり、お気に入りの陶器を探しながらの散策もおすすめです。

    4. 「意外とアクセスが良い」:
      台北市内から台湾鉄道で乗り換えなしでアクセスできるため、「思っていたより簡単に行けた」「日帰りでも十分楽しめる」という口コミがあります。

追加スポット|野柳地質公園(半日プラン可)

  • 公式: https://www.ylgeopark.org.tw/ 
     MAP: https://goo.gl/maps/YehliuGeoPark

    新北市万里区に位置する野柳地質公園は、数百万年にもわたる地殻変動と波の浸食、
    風化作用によって形成された、まるで地球が生み出したアート作品のような奇岩が
    連なる海岸公園です。

    キノコ岩、燭台岩、豆腐岩など、様々な形をしたユニークな岩々が広大な敷地に点在しており、その独特の景観は国内外から多くの観光客を魅了しています。

    台湾を代表する景勝地の一つです。

  • 内容
    女王の頭をはじめとする奇岩群が並ぶ海岸公園。夕暮れのシルエット撮影に最適。

  • アクセス:淡水→基隆客運バス約1h/約120TWD。

    裏ワザ

    1. 午前中の早い時間帯を狙う:
      特に「クイーンズヘッド」周辺は、日中非常に混雑します。観光バスが到着する前の
      午前中の早い時間帯(開園直後など)に訪れると、比較的ゆっくりと写真を撮ったり、奇岩を鑑賞したりできます。

    2. 潮汐情報をチェック:
      海岸に位置するため、潮の満ち引きによって見え方やアクセスできる範囲が変わることがあります。

      特に干潮時には、普段見られない岩肌や小さな生物に出会える可能性もあります。

    3. 園内MAPと解説を参考に:
      入園時に配布されるパンフレットや園内の案内板には、主要な奇岩の場所と
      解説が書かれています。

      これらを参考にすることで、それぞれの岩の由来や特徴を理解し、
      より深く楽しむことができます。

    豆知識

    1. 「クイーンズヘッド」の寿命:
      野柳地質公園のシンボルである「クイーンズヘッド(女王頭)」は、風化が進んでおり、その首が年々細くなっています。

      専門家によると、数十年後には折れてしまう可能性も指摘されており、
      「見られるうちに見ておきたい」という希少性が高まっています。

    2. 奇岩形成のメカニズム:
      これらの奇岩は、砂岩や石灰岩が波や風、雨によって侵食され、軟らかい部分が削られて硬い部分が残ることで形成されました。

      特にキノコ岩は、海水面に近い部分が集中して侵食されることで、
      細い首のような形になっています。

    口コミ・一次情報

    1. 「自然の芸術に感動!」:
      多くの観光客が「自然が作り出したとは思えない奇妙な形に驚いた
      一つ一つの岩に表情があり、見飽きない」と、その独特の景観に感動しています。「地球の力を感じられる場所」という声も多数あります。

    2. 「クイーンズヘッドはやはり人気」:
      クイーンズヘッドの前は常に人だかりができている」「写真を撮るのに少し並んだ」といった口コミが多く、やはり一番の人気スポットであることがうかがえます。

      係員が配置され、順番に写真撮影ができるようになっています。

    3. 「歩きやすい靴が必須」:
      園内は遊歩道が整備されていますが、一部は岩場やアップダウンがあるため、
      スニーカーなど歩きやすい靴で行くべき」「夏は日差しが強いので帽子や
      飲み物が必須」というアドバイスが多く寄せられています。

    4. 「海風が気持ちいいが、帽子に注意」:
      海岸なので風が強い日が多く、「帽子が飛ばされそうになった
      髪が乱れるので、ヘアゴムがあると良い」といった体験談があります。

おすすめ観光地3か所

  1. 九份老街(Day 1午前)

  2. 淡水紅毛城(Day 2午前)

  3. 林本源園邸(Day 3午前)


その他のおすすめ観光地(日帰り圏・追加)

十分(シーフェン)

十分は、台湾新北市平渓区にある、天燈(スカイランタン)上げで有名な歴史ある小さな町です。かつては石炭採掘で栄え、その名残である平渓線の線路が町の中央を走り、線路脇にはレトロな商店が軒を連ねています。

この線路の上で、観光客が願い事を書いた大きな天燈を空に飛ばす光景は、十分の代名詞となっています。すぐ近くには「台湾のナイアガラ」と呼ばれる壮大な十分瀑布もあり、自然と文化が融合した魅力的な観光地です。

公式リンク(新北市観光局の日本語ページ): https://newtaipei.travel/ja/attractions/detail/402762
※十分老街の情報ページですが、全体的な観光情報が含まれています。

  • おすすめポイント
    線路沿いでランタン上げ体験ができるノスタルジックタウン。
    願いを書いた天燈を空へ放つ様子は一生の思い出。

  • インスタ映えPOINT:線路中央から放つカラフルな天燈とレトロ駅舎の同時フレーム。

  • アクセス
    台北駅→瑞芳駅(TRA)→平渓線で十分駅(合計約1h10m/70TWD)。

    裏ワザ

    1. 電車通過時刻の確認:
      十分老街の線路上で天燈を上げるため、列車が通過する時間は一時的に天燈上げが中断されます。

      駅に電車の時刻表が掲示されているので、事前に確認して、スムーズに天燈上げができる時間を狙うか、逆に電車がスレスレを通過する迫力ある瞬間を狙うことができます。

    2. 天燈の色選びと願い事:
      天燈は色によって異なる願い事(例:赤は健康、黄は金運、青は仕事)を意味します。

      4色や8色など複数の色を選べる天燈もあり、その分値段は上がりますが、様々な願い事を込められます。

      各面に願い事を書く際、写真を撮ってもらう機会が多いので、
      ポーズを考えておくと良いでしょう。

    3. 十分瀑布は徒歩よりタクシーが便利:
      十分駅から十分瀑布までは少し距離があり、徒歩だと20〜30分程度かかります。

      時間がない場合や、体力に自信がない場合は、駅前で客引きをしている
      タクシーを利用すると効率的です。

      豆知識

    4. 天燈上げの由来:
      十分での天燈上げは、昔、山中に住む人々が盗賊から身を守るために、避難の合図として天燈を上げたことが起源とされています。

      その後、旧正月の「平渓天燈節」で願いを込めて天に飛ばす風習として定着し、
      現在では年中体験できる観光アクティビティとなりました。

    5. 「台湾のナイアガラ」十分瀑布:
      十分瀑布は、幅が広く半円形に広がる滝で、その景観がナイアガラの滝に似ていることから「台湾のナイアガラ」と呼ばれています。虹がかかることも多く、美しい写真が
      撮れるスポットです。

    6. 環境への配慮:
      天燈の素材は竹と紙でできており、分解されやすいように配慮されています。また、
      地元の住民が協力して、落ちてきた天燈を回収する活動も行われています。

      口コミ・一次情報

    7. 「本当に感動的!人生で一度は体験すべき」:
      多くの旅行者が「願い事を書いた天燈が空に昇っていく様子は、想像以上に感動的で
      心が洗われるようだった」「一生忘れられない思い出になった」と絶賛しています。

      特にカップルや家族連れに大人気です。

    8. 「店員さんが写真と動画を撮ってくれる」:
      天燈上げのお店では、店員さんがプロ級の腕前で写真や動画を撮ってくれるサービスが一般的です。

      ポーズの指示もしてくれるので、最高の記念写真が撮れた」という声が多く、
      自分たちで撮る手間が省けると好評です。

    9. 「電車が通るたびに興奮!」:
      線路の上で天燈上げができるという非日常感が、十分の大きな魅力です。

      電車が警笛を鳴らしながらスレスレを通っていくのが迫力満点だった
      「その時だけはみんなが一斉に線路脇に避けるのが面白い」といった体験談が
      多く寄せられています。

    10. 「雨の日でも楽しめる」:
      雨が降っても天燈上げは可能なお店が多いです。

      「雨の中で上がっていく天燈も幻想的で美しかった」という口コミもあり、
      天候に恵まれなくても楽しめるようです。

      ただし、強風時は中止になる可能性もあります。

楽生療養院(世界遺産候補)

統治時代の1930年に設立され、その後長きにわたり、ハンセン病患者が隔離され生活を送る場所となりました。

療養院の敷地内には、当時の医療施設、住居、作業場、教会、売店など、一つの小さな
コミュニティを形成していた建物群が保存されています。

近年の都市開発計画に伴う取り壊しの危機に瀕しましたが、歴史的・文化的重要性が認識され、
患者や支援者による保存運動が展開されました。

その結果、一部の建物群が保存されることになり、台湾の負の歴史と、差別や偏見に立ち向かった人々の記憶を伝える貴重な文化遺産として、現在は世界遺産登録の候補地にも挙げられています。

公式リンク:
楽生療養院に直接的な公式ウェブサイトはあまり見られませんが、関連する博物館や保存活動のウェブサイトがあります。

  • 文化部文化資産局(台湾の文化遺産を管轄する機関)の関連ページ: https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E7%99%96%E7%97%85%E9%96%A2%E6%87%B7%E7%99%82%E9%A4%A8
    (※台湾語のページです。日本語対応の公式サイトはありません)

  • 楽生保留自救會(保存運動団体)のFacebookページ: https://www.facebook.com/loshengpreservation/
    (※保存運動の最新情報などが発信されています。)

  • おすすめポイント
    ハンセン病療養所として建てられたバロック調の病棟と緑の丘陵。
    保存運動を経て一部公開。

  • インスタ映えPOINT:赤レンガ回廊と蔦の絡まる外壁をシンメトリー構図で撮影。

  • アクセス
    MRT頂埔駅からバス920→楽生療養院站 下車(約25分)

三峡老街

三峡老街は、新北市三峡区にある、清朝末期から日本統治時代にかけての古い街並みが保存された歴史的な通りです。

赤レンガ造りの建物が特徴的で、特にバロック様式の美しい装装飾が施された洋館が立ち並び、
独特のレトロな雰囲気を醸し出しています。

かつては樟脳や藍染めの交易で栄え、その繁栄の面影を今に伝えています。

通りには、伝統的なお菓子や食べ物、藍染めの工芸品、陶器など、三峡ならではの特産品を扱う店が軒を連ね、活気あふれる市場のような賑わいを見せています。

老街のシンボルである「三峡清水祖師廟」は、細部まで精巧な彫刻が施された美しい廟で、
訪れる人々を魅了します。

古い建築美と台湾の伝統文化、そして美味しいローカルグルメを一度に楽しめる、
人気の観光スポットです。

公式リンク(新北市観光局の日本語ページ): https://newtaipei.travel/ja/attractions/detail/402844\

  • おすすめポイント
    日本統治期に建てられたバロック風アーケード街。
    金牛角パン発祥の地としてグルメも充実。

  • インスタ映えPOINT:赤レンガアーチと石畳を奥行き強調のローアングルで。

  • アクセス
    MRT永寧駅からバス705(約30分)

    裏ワザ

    1. 午前中の訪問で混雑回避:
      特に週末や祝日は、午後になると観光客で大変混雑します。ゆっくりと街並みを散策したり、写真を撮ったりしたい場合は、比較的観光客が少ない午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。

    2. 裏道や脇道にも注目:
      メインストリートだけでなく、老街の脇道や路地裏にも、隠れたお店や昔ながらの建物、地元の人々の生活が垣間見える場所があります。

      少し冒険してみると、新たな発見があるかもしれません。

    3. 藍染め体験を予約:
      三峡は藍染めが有名です。老街には藍染め体験ができる工房がいくつかあります。

      特に人気のあるところは予約が埋まる可能性があるので、体験したい場合は
      事前に予約を入れておくとスムーズです。

      豆知識

    4. 「台湾の京都」の異名:
      その歴史的な街並みと文化的な深さから、一部では「台湾の京都」と
      称されることもあります。

    5. 三峡名物「金牛角(ジンニウジャオ)」:
      三峡を訪れたらぜひ試したいのが、クロワッサンのような形をしたパン「金牛角」です。

      サクサクとした食感とバターの香りが特徴で、プレーンの他、
      様々なフレーバーがあります。お土産にも非常に人気があります。

    6. 藍染めの歴史:
      三峡の藍染めは、清朝時代から主要な産業として発展しました。当時は、藍の葉から染料を作り、布を染める技術が盛んでした。

      現在もその技術が受け継がれ、藍染め製品が特産品となっています。

    7. 清水祖師廟の彫刻美:
      三峡清水祖師廟は、その壮大な外観と、寺院の至る所に施された精緻な
      彫刻や装飾で有名です。

      特に、木彫りや石彫りの技術は非常に高く評価されており、
      「東洋の芸術殿堂」と称されることもあります。

      口コミ・一次情報

    8. 「食べ歩きが楽しい!」:
      多くの人が「金牛角はもちろん、古早味(昔ながらの味)のアイスクリームや、様々なローカルフードの屋台があって、食べ歩きだけでも楽しい」と口コミしています。

    9. 「藍染め体験は想像以上に面白い」:
      藍染め体験をした人からは、「自分で染めたものが形になるのは感動」「意外と簡単で、子供でも楽しめた」といった好評の声が多く、旅の思い出作りに最適です。

    10. 「フォトジェニックな街並み」:
      赤レンガの建物とバロック様式の装飾が非常に美しく、「どこを撮っても絵になる」「レトロな雰囲気がインスタ映えする」といった声が多く聞かれます。

      特に、雨上がりのレンガ道も趣があるとのこと。

    11. 「祖師廟の荘厳さに圧倒される」:

      三峡清水祖師廟を訪れた人々は、その規模と細部までこだわり抜かれた装飾に圧倒されることが多いようです。

      「時間をかけてじっくり見る価値がある」「職人技の素晴らしさに感動した」といった感想が寄せられています。

  • 「台北からのアクセスも便利」:
    台北市内からバスで約1時間とアクセスが良いため、「日帰り旅行にちょうど良い」「他の観光地と組み合わせて回りやすい」という声もあります

    お勧めのホテル3選

    櫃富旅店(Giant Rich Hotel)

    • 公式ウェブサイト
      https://rwd.ezhotel.cloud/giantrich

    • Google マップ
      https://maps.app.goo.gl/GZpDnFcL917RePrU8

      新北市三重区に位置するモダンなデザインのホステルです。
      全58室の客室はシンプルにまとめられており、清潔感が高く落ち着ける空間。

      台北方面へのアクセスもよく、MRT中山駅や台北駅へも
      タクシーで約10~15分。

      館内には24時間対応のフロントや無料Wi-Fiが完備されており、
      初めての台湾旅行でも安心して利用できます。


    2. フーロン ホテル 台北 イースト(福容大飯店台北一館)

    • 公式ウェブサイト
      https://www.fullon-hotels.com.tw/tp1/

    • Google マップ
      https://maps.app.goo.gl/9JkLg7LjyYChSpaK8

      淡水河を臨む河畔エリアに建つリゾート風ホテル。広々とした客室には台湾式
      バスタブがあり、ゆったりとくつろげます。

      館内にはレストランやカフェ、フィットネスジムも完備。淡水老街や八里渡船場へのシャトルサービスがあり、観光にも便利です。

      高台にあるため、夕刻には河口に沈む美しい夕日を客室から
      眺められることも魅力です。


    3. 緑映旅舎(Green映旅舍)

    • 公式ウェブサイト
      https://www.owlnest.com.tw/greenhostel

      新北市板橋区の裏通りに佇むこぢんまりとしたゲストハウス。

      館内はウッド調の落ち着いたインテリアでまとめられており、共用スペースでは地元の人と交流しやすいアットホームな雰囲気。

      MRT板橋駅から徒歩5分ほどの距離にあり、板橋の繁華街や鉄道博物館などへのアクセスも良好です。

      価格帯も抑えめですが、清潔な個室と無料Wi-Fiが用意されており、
      バックパッカーにもおすすめです。


    これら3軒はどれも新北市内の主要スポットへのアクセスが良好で、初めての方でも
    安心して滞在できるホテル・ホステルです。ご旅行プランやご予算に合わせて、ぜひご検討ください。

    交通情報

    【東京(羽田・成田)発】

    1. JAL(日本航空)

    2. ANA(全日空)

    3. チャイナ エアライン(中華航空)

    4. エバー航空(EVA Air)

    5. タイガーエア台湾(Tigerair Taiwan)


    【大阪(関西国際)発】

    1. STARLUX Airlines(スターラックス航空)

    2. エバー航空(EVA Air)

    3. チャイナ エアライン(中華航空)


    【福岡発】

    1. エバー航空(EVA Air)

    2. チャイナ エアライン(中華航空)

    3. スターラックス航空(STARLUX Airlines)


    ■ 桃園空港 → 新北市へのアクセス(公式リンク)

    1. MRT(桃園機場捷運:Taoyuan Airport MRT)

    • 利用区間

      • 桃園国際空港(第一・第二ターミナル) ⇔ 台北駅間を直通で結ぶ

      • 新北市エリアへは「台北駅」または「板橋駅」で乗り換え可能

    • 所要時間

      • 空港→台北駅:直通車35分/普通車約82分

    • 公式サイト(日本語)

      Taoyuan Tourism

    2. 客運バス(空港リムジンバス)

    • 代表路線例

      • 桃園国際空港 ⇔ 板橋駅(新北市板橋区)

      • 桃園国際空港 ⇔ 新店駅(新北市新店区)

      • 運行会社:國光客運(Kuokuang Motor Transport)など

    • 所要時間/運賃目安

      • 空港→板橋駅:約55分 / 運賃約125 NTD

      • 空港→新店駅:約60分 / 運賃約140 NTD

    • 公式リンク(新北市観光サイト「新北トラベルネット」)

      New Taipei City Travel

    3. タクシー

    4. 台湾高速鉄道(台湾高鉄:THSR)+MRTまたはバス

    • 利用例

      • 桃園空港→高鉄桃園駅(シャトルバスで約20分)→

      • 新北市(板橋駅)まで高鉄で約10〜15分 → 台鉄・MRTに乗り換え

    • 公式高鉄サイト(英語・日本語対応あり)

      (日本語メニューも確認可能)


    ラウンジ(プライオリティ・パス)

    プライオリティ・パス 公式リンク

    桃園国際空港の主なプライオリティ・パス対象ラウンジ

    以下に代表的なラウンジをいくつかご紹介します。利用条件や営業時間は変更される場合があるので、上記公式リンクで最新情報を確認することをおすすめします。

    第1ターミナル

    1. Plaza Premium Lounge (Zone C)

      • 場所: 制限区域内、出発ロビー4階。

      • 営業時間: 毎日 05:00~21:00 (時期により変動あり)

      • 特徴:
        落ち着いた雰囲気で、軽食やドリンクが充実しています。
        一人用のスペースやコンセントも完備されています。

    2. Plaza Premium Lounge (Zone D)

      • 場所: 制限区域内、出発ロビー4階。Zone Cの近く。

      • 営業時間: 24時間営業 (時期により変動あり)

      • 特徴:
        Zone Cと同様に快適な空間で、出来立てのホットミールやシャワールームが
        利用できることもあります。

    第2ターミナル

    1. Plaza Premium Lounge (Zone A)

      • 場所: 制限区域内、出発ロビー4階。

      • 営業時間: 毎日 05:00~23:00 (時期により変動あり)

      • 特徴:
        広々とした空間で、シャワールームやホットミールが充実していると評判です。JALの指定ラウンジでもある時期がありました。

    2. Oriental Club Lounge

      • 場所: 制限区域内、第2ターミナル4F。

      • 営業時間: 午前5時~午後11時 (ビュッフェサービスは午後10時30分まで)

      • 特徴:
        明るくモダンなデザインで、座席数が多くゆったりとくつろげます。
        フードエリアが充実しており、軽食のクオリティが高いと評判です。

        利用時の注意点:

      • プライオリティ・パスと当日の搭乗券の提示が必要です。

      • 利用時間制限(最長2時間など)がある場合があります。

      • 2歳未満のお子様は無料など、同伴者に関する規定はラウンジによって異なります。

      • 到着時には利用できないラウンジがほとんどです。

        ご自身のフライトのターミナルと時間に合わせて、最適なラウンジを選んでみてください。

物価情報(2024-2025年目安)

新北市は台湾最大の人口を擁する市であり、台北市に隣接しているため、物価は台北市に準じる
傾向にありますが、台北市中心部よりはやや抑えられていることが多いです。

ここでは、旅行者が気になる主な物価についてご紹介します(1台湾ドル = 約4.8円で換算)

宿泊費

  • 一般的なホテル(中級クラス): 1泊あたり 約6,000円〜15,000円

    • 新北市内のエリアやホテルのランク、時期によって大きく変動します。
      板橋駅周辺などの都市部や、九份、淡水といった観光地ではやや高めになります。

  • ゲストハウス・安宿: 1泊あたり 約3,000円〜6,000円

    • より予算を抑えたい場合、ゲストハウスや簡易宿泊施設も選択肢になります。

食費

新北市は、美味しいローカルフードが非常にリーズナブルに楽しめるのが魅力です。

  • ローカル食堂(魯肉飯、麺類など): 1食あたり 約150円〜400円 (30〜80台湾ドル)

    • 庶民的な食堂であれば、気軽に食事を楽しむことができます。

  • 夜市グルメ: 1品あたり 約150円〜500円 (30〜100台湾ドル)

    • 牡蠣オムレツや胡椒餅、タピオカミルクティーなど、様々な屋台料理を
      安価に楽しめます。

  • 少し良いレストラン・小籠包専門店など:
    1食あたり 約800円〜2,000円 (150〜400台湾ドル)

    • 観光客向けの有名店や、少し質の良いレストランでは、上記の価格帯になります。

  • コンビニエンスストアの飲み物・軽食:

    • ペットボトル飲料(600ml):約170円 (35台湾ドル)

    • おにぎり・サンドイッチ:約130円〜200円 (30〜40台湾ドル)

交通費

台湾は公共交通機関が発達しており、交通費は日本に比べて安価です。

  • MRT(地下鉄): 初乗り 約100円 (20台湾ドル)〜距離に応じて変動。

    • 台北市と新北市はMRTで繋がっており、悠遊カード(EasyCard)を利用すると
      スムーズに乗車でき、割引もあります。

  • バス: 1乗車あたり 約70円〜220円 (15〜45台湾ドル)。

    • 市内バスは均一料金のことが多いですが、長距離バスは距離に応じて変動します。

  • タクシー: 初乗り運賃 約400円 (85台湾ドル)〜

    • 日本よりは安いですが、深夜割増や旧正月などの特定期間は追加料金がかかります。
      九份や十分などの郊外への移動は、それなりの料金がかかります。

その他

  • お土産: 数百円〜数千円

    • パイナップルケーキや台湾茶、各地の特産品など、価格帯は様々です。

  • 観光施設の入場料: 数百円〜千円程度

    • 野柳地質公園や林本源園邸など、多くの観光スポットは比較的安価に入場できます。

全体的な傾向:
新北市は、台北市に比べて日常的な生活費やローカルな食事の費用はやや抑えられますが、
観光客向けの施設や、ブランド品などの物価は日本と大きく変わらないか、品目によっては高くなる場合もあります。

公共交通機関やローカルフードを積極的に利用することで、費用を抑えることが可能です。

(まとめ)

世界遺産候補の水金九鉱業遺跡、淡水歴史建築群、林本源園邸を軸に、九份の提灯夜景や淡水河
夕日、野柳の奇岩などインスタ映えスポットを2泊3日で満喫。食・歴史・自然・アートが交錯する新北市は、初心者からリピーターまで楽しめる多彩な旅先です。


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