世界遺産アユタヤは、かつて東南アジア屈指の王都として栄えた古都。
400年以上の歴史を刻む寺院遺跡群が点在し、仏教建築の美と時の
流れが織り成す幻想的な景観が訪れる人々を魅了します。
木の根に抱かれた仏頭、夕陽に染まる黄金の塔、そして静けさの中に響く鐘の音。
本記事では、SNSで話題の“インスタ映え”撮影ポイントと裏ワザ、
さらにホテル・物価・ラウンジ情報まで完全網羅。
アユタヤの本当の魅力を余すことなく紹介します。
ワット・マハタート(Ayutthaya Historical Park内)
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説明分:
タイ・アユタヤ王朝の都の中心部に位置する寺院遺跡。
14世紀に建立され、かつて王室・僧侶の宗教儀式の場として機能していました。
現在は壮大な石造りの祠堂(プラーン)や仏像の頭部が木の根に埋もれている
「木の根仏頭」が象徴的。
☆インスタ映えPOINT:
木の根に埋まった仏頭を背景に静かな構図をとるショット。
夕方の柔らかな光で石の色と根の陰影が映えます。
☆裏ワザ:
朝8時開館直後がおすすめ。
観光客が少なく、仏頭前の撮影スペースがゆったり。
靴を脱がず、仏像に近づきすぎないマナーを守ると安心。
☆豆知識:
この寺院は、アユタヤ王朝時代、仏舎利(仏の遺骨)を祀るために建てられたとされ、
王宮の東隣に配置されていました。
プラーンの高さはかつて46mにも達していたとの記録もあり、
現在の遺構から往時の壮麗さを偲ぶことができます。
☆口コミ3選:
- 
「木の根に仏頭が絡まっている光景には言葉を失いました。 
 歴史の重みを感じる場所です。」
- 
The site is hauntingly beautiful — the Buddha head in tree roots is a must-see. 
- 
「朝イチで訪れて人が少なく、静かに遺跡を巡ることができました。」 
 
 周辺交通手段リンク+観光地料金情報:
 ・入場料:約80バーツ(外国人料金)とされています。
 
 ・バンコク市内から電車・バス利用で約1-1.5時間。
 旧市街エリアは自転車レンタルも人気。
ワット・ラチャブラナ(Wat Ratchaburana)
リンク:
- 
Ayutthaya-History.com 「Wat Racha Burana」 
 → リンク (ayutthaya-history.com)
- 
Tourism Authority of Thailand サイト(※バンコクの同名寺院扱いですが参考に) 
 → リンク (タイ国 Tourism Authority)
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説明分:
アユタヤ王朝の王族によって建立された寺院。破壊と修復を経て現在では鮮やかな壁画のある礼拝堂や細かい石彫りなどが残り、仏教建築の精華を感じられます。
☆インスタ映えPOINT:
中央の塔(プラーン)を背景に、入り口階段から真上を見上げるショット。
ライトアップ時も幻想的。
☆裏ワザ:
チケット共通券を購入すると、近隣の複数寺院も割安で訪問可能。
午前中の午前10時以前が比較的空いています。
☆豆知識:
この寺院は王位を巡る内紛の舞台ともなった歴史を持ち、その後の再建時に
仏舎利を祀るため高度な礼拝堂が整えられたといわれています。
☆口コミ3選:
- 
「細部まで丁寧に作られた礼拝堂で、仏教芸術に引き込まれました。」 
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A lesser-visited gem in Ayutthaya — quiet and rich in detail. 
- 
「案内板が少ないのでガイドと巡るとより楽しめました。」 
 
 交通/料金情報:
 ・ワット・マハタート等と同じ旧市街エリアに位置。共通チケット利用で入場可能。
ワット・プラシーサンペット(Wat Phra Si Sanphet)
公式リンク(日本語)
アユタヤ|タイ国政府観光庁〈ワット・プラシーサンペット〉

MAPリンク
Google マップ → ワット・プラシーサンペット
説明分:
かつてアユタヤ王朝の王宮敷地内にあった寺院で、王室専用の礼拝堂として機能しました。
王位継承儀式などが行われ、王朝の象徴的な寺院です。
☆インスタ映えPOINT:
3基の黄金の仏塔が直線に並ぶ構図。
朝の逆光や夕暮れ時のシルエットが映えます。
☆裏ワザ:
敷地が広いため、入口近くに自転車レンタルスタンドがあります。
午前中に訪れると涼しく快適。
☆豆知識:
ワット・プラシーサンペットは「聖なる仏の寺院」を意味し、
バンコクのワット・プラケオにも影響を与えたとされます。
1767年のビルマ軍侵攻で一部焼失しましたが、現在は復元・保存されています。
☆口コミ3選:
- 
「歴史の厚みを感じる場所。王室の寺院という威厳がありました。」 
- 
Impressive royal temple ruins — very majestic. 
- 
「雨上がりに訪れたら塔に光が反射して幻想的でした。」 
 交通/料金情報: 
 ・他の旧市街寺院とセット券で入場可能。
ワット・ヤイチャイモンコン

公式リンク(日本語)
ワット・ヤイチャイモンコン|タイ国政府観光庁

MAPリンク: Googleマップ
説明分:
1357年建立、長大な涅槃仏と裏面の仏塔群が特徴。
ナレーイ王の時代にビルマ軍を撃退して記念されたと言われます。
☆インスタ映えPOINT:
涅槃仏と青空/仏塔の階段から俯瞰する俯瞰ショット/夕方の逆光。
☆裏ワザ:
東側の入口から入ると涅槃仏を真正面から撮れます。
午前中の方が光が当たっておすすめ。
☆豆知識:
この寺院の仏塔群は、かつて白塗りされており、ビルマ侵攻後は損壊を受けたものの、
その後再建され、仏教復興の象徴となりました。
☆口コミ:
- 
「涅槃仏が圧巻。静かな時間を過ごせました。」 
- 
Huge reclining Buddha and peaceful grounds — a highlight in Ayutthaya. 
- 
「観光客が少ない時間帯を選べば、本当に落ち着いた時間が過ごせます。」 
 交通+料金情報: 
 旧市街外。レンタサイクルで訪問可能。入場料あり。
ワット・プーカオトーン
公式リンク
Phu Khao Thong Travel Community|Tourism Authority Of Thailand
MAPリンク: Googleマップ
説明分:
白い丘(「黄金の丘」)に建つ仏塔が目印の寺院。
1475年建立、丘の上から旧市街を一望できます。
☆インスタ映えPOINT:
丘上からの街並みビュー/夕暮れ時の黄金仏塔のシルエット/階段を昇る構図。
☆裏ワザ:
階段が急なので歩きやすい靴必須。
日陰の少ない時間帯は帽子・水分補給を。
☆豆知識:
この丘は古くから戦略的な高地とされ、寺院建設も防衛目的を兼ねたとも言われています。
☆口コミ:
- 
「丘の上から見える風景が最高。登った甲斐がありました。」 
- 
Great vantage point for views of Ayutthaya — worth the climb. 
- 
「朝早く登って、人が少ない中で静かに景色を楽しめました。」 
 
 交通+料金情報:
 旧市街北東部。入場料通常。
アユタヤ水上マーケット
公式リンク(日本語)
アユタヤ水上市場|タイ国政府観光庁

MAPリンク: Googleマップ
説明分:
川沿いに広がる観光型マーケット。
ボートレストランや屋台が並び、屋外で食を楽しみながら水辺の雰囲気を満喫できます。
☆インスタ映えPOINT:
色鮮やかな屋台舟/川面に映る夕焼け/ロングテーブルでの食事シーン。
☆裏ワザ:
夕方遅め(16:00以降)なら日差しも和らぎ、屋台のライトアップが始まります。
人気店は並ぶため早め到着を。
☆豆知識:
かつての交易路として栄えたチャオプラヤー川沿いの文化が残る形で、
現在の水上マーケットもその名残を意識した観光施設です。
☆口コミ:
- 
「屋台舟でクイッティアオを食べながら水上体験。旅の思い出になりました。」 
- 
Colorful boats, good food and water-front vibe — fun and relaxed. 
- 
「夕暮れ時に行くと雰囲気がさらに良く、また訪れたいです。」 
 
 交通+料金情報:
 旧市街西端部。入場無料。食事・ボートは別料金。
象乗り体験@エレファントキャンプ
公式リンク(日本語)
アユタヤ象パレス&ロイヤル・エレファント・クラー|タイ国政府観光庁
MAPリンク: Googleマップ
説明分:
観光用の象乗り体験施設。
古都アユタヤの遺跡風景の中を象に乗って巡る、ユニークなアトラクション。
☆インスタ映えPOINT:
象に乗って遺跡をバックに撮るショット/象とスタッフのやり取りを含めた動画風に。
☆裏ワザ:
安全対策・動物福祉を確認したうえで選ぶこと。
午前中の涼しい時間帯の体験がおすすめ。
☆豆知識:
アユタヤ王朝期、象は戦象として用いられ、王権・戦争・儀式と深く関わっていました。
☆口コミ:
- 
「象の背に乗るなんて初めてで、子どもも大喜びでした。」 
- 
Riding an elephant through the ruins was a highlight of our trip. 
- 
「もう少し長く乗れたら嬉しいなと思いましたが、体験自体は忘れられません。」 
 
 交通+料金情報:
 施設により料金変動。予約推奨。
ワット・パナンクーン(Wat Phanan Choeng)
リンク:
- 
Wikipedia: 
 Wat Phanan Choeng (ウィキペディア)
- 
Ayutthaya-History.com: 
 Wat Phanan Choeng – Temples & Ruins (ayutthaya-history.com)
- 
ThailandEE.com: 
 Visit Wat Phanan Choeng (Ayutthaya) (Thailandee.com)
MAPリンク: Googleマップ
説明分:
1324年建立、チャオプラヤー川とパーサック川の合流点に位置。
2900年以上の歴史を持つ巨大な立仏(大坐仏)が有名です。
☆インスタ映えPOINT:
大坐仏を上下から撮る構図/川脇の静かな参道/朝日・夕日の時間帯が特に映え。
☆裏ワザ:
川対岸から望む寺院全景も撮影可能。
朝一番に訪れると地元の礼拝風景も見られます。
☆豆知識:
外国人交易港としても栄えたこの地に建てられた寺で、
商人・船員たちの信仰の場でもあったとされます。
☆口コミ:
- 
「巨大仏の迫力に圧倒されました。静けさの中で訪れて良かったです。」 
- 
Such an impressive seated Buddha — very peaceful temple by the river. 
- 
「夕方に再訪して、仏像がライトアップされていて感動しました。」 
 
 交通+料金情報:
 旧市街の南端。入場料少額。
バーン・パイン宮殿(Bang Pa-In Royal Palace)
公式リンク: 公式リンク(日本語)
バーン・パイン宮殿|タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/attraction/bang-pa-in-royal-palace/
MAPリンク: Googleマップ
説明分:
17世紀に建てられた王宮の別邸。
タイ・中国・ヨーロッパ様式が混ざる建築群と庭園が広がり、
旧都アユタヤの王族の避暑地として使われました。
☆インスタ映えPOINT:
湖畔に映る宮殿建築/花壇・池・ヨーロピアン建築の構図/王室用馬車を模した展示前。
☆裏ワザ:
午前中の早めの到着がベスト。
午後になると団体客が増え、撮影スペースが限られます。
☆豆知識:
王族が夏に滞在したため「サマー・パレス」とも呼ばれ、当時はタイ
河川交通の要所としても機能しました。
☆口コミ:
- 
「異なる建築様式が混ざった宮殿群がとても印象的でした。」 
- 
Lovely palace and gardens — a quiet escape from the temples. 
- 
「朝の光が水面に反射して本当に綺麗でした。」 
 交通+料金情報: 
 バンコク方面から車・ツアーバスで約1時間。入場料金あり。
自転車で歴史公園散策@アユタヤ
公式リンク: 公式リンク(日本語)
アユタヤ歴史公園サイクリング|タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/articles/ayutthaya-cycling/
MAPリンク: Googleマップ
説明分:
市内の遺跡群を自転車で巡る人気アクティビティ。
渋滞も少なく、ゆったりと古都の雰囲気を感じながら移動できます。
☆インスタ映えPOINT:
レンタサイクルとレンガ遺跡/自転車を停めて塔をバックにポーズ/
朝霧の中を走るシルエット。
☆裏ワザ:
午前中8〜10時が車も少なく自転車向き。
レンタル料金は1時間~3時間タイプがお得。
☆豆知識:
アユタヤ王朝時代、この島状になった旧市街は水路が張り巡らされており、
自転車で巡ることで元の都市構造を感じることができます。
☆口コミ:
- 
「自転車で風を切って遺跡を巡るのが最高でした。」 
- 
Cycling through the ruins was one of the best experiences in Ayutthaya. 
- 
「レンタル自転車で午後に訪れたら陽が傾いて写真も綺麗でした。」 
 交通+料金情報: 
 市内レンタル自転車1時間約50バーツ〜。
✈️ 空港・ラウンジ情報
公式リンク: Tourism Authority of Thailand tourismthailand.org
説明分:
バンコク発アユタヤ観光へは、スワンナプーム空港/ドンムアン空港利用が一般的。
空港内ラウンジでは出発前のひとときを快適に過ごせます。
☆インスタ映えPOINT:
ラウンジ窓越しの滑走路/搭乗ゲート前での1枚。
☆裏ワザ:
プライオリティパス対応ラウンジを事前チェック。
出国後すぐラウンジ利用で混雑を回避。
☆豆知識:
タイ国内線・国際線ともにラウンジ環境が整備されており、
旅の始まり・終わりを快適に演出できます。
☆口コミ:
- 
「空港ラウンジでゆったり出発前の時間を過ごせました。」 
- 
Great lounge with good food and wifi before the flight. 
- 
「ラウンジの電源席が満席になりやすいので早めに入って正解でした。」 
🏨 おすすめホテル3選
🥇1位 Sala Ayutthaya Historic House Hotel
公式リンク: https://www.salaresorts.com/ayutthaya/
☆口コミ:
- 
「旧市街ど真ん中で歴史を感じながら泊まれる最高のホテル。」 
- 
Stylish hotel with fantastic location right next to the ruins. 
- 
「朝の静けさが格別。次は長めに滞在したいです。」 
🥈2位 Krungsri River Hotel Ayutthaya
公式リンク: https://www.krungsririverhotelayutthaya.com/
☆口コミ:
- 
「川沿いの部屋から遺跡が見えて、まるで映画のような景色でした。」 
- 
River-front hotel with great views and friendly staff. 
- 
「子ども連れでも安心。朝食も美味しかったです。」 
🥉3位 Classic Kameo Hotel & Serviced Apts Ayutthaya
公式リンク: https://www.kameohotels.com/classic-kameo-ayutthaya/
☆口コミ:
- 
「コスパ良好で旧市街散策にも便利な拠点でした。」 
- 
Good value, clean rooms and excellent location. 
- 
「またアユタヤに来るならここを選びます。」 
💰 物価情報+節約術
| 項目 | 料金目安 | 節約ポイント | 
|---|---|---|
| 食費 | 約50〜150バーツ/食 | 路地屋台やフードコートを使うと安く済む | 
| 交通費 | 自転車レンタル50バーツ/1時間 | 電動バイク+レンタサイクル活用で移動コスト削減 | 
| 宿泊費 | 2000〜7000バーツ/泊 | 平日・オフシーズン割引を狙う | 
| 観光入場料 | 約50〜220バーツ | 寺院共通券利用で複数拝観がお得 | 
💡 Q&A
Q1. アユタヤ観光にベストな時間帯は?
👉 午前8〜10時、または15〜17時が光線・人混みともに撮影向きです。
Q2. バンコクからの日帰りは可能?
👉 可能ですが、移動時間を考慮し「1泊滞在」がゆったり楽しめておすすめです。
Q3. 裸足で寺院内を歩く必要がありますか?
👉 礼拝堂・一部内部では靴を脱ぐ必要あり。脱ぎやすい靴で訪問を。
Q4. 夏の暑さ対策は?
👉 4〜7月は気温35℃超の例もあります。帽子・日傘・水分を携帯。 
Q5. 現金/カード事情は?
👉 大多数の寺院では現金(バーツ)が必要。クレジットカードが使える場所は限られます。
🌏まとめ文
アユタヤは、過去と現在が交わる時を越えた都。
木の根の仏頭に静寂の祈りを感じ、黄金仏塔に夕陽が輝く瞬間に息をのむ。
寺院群・水上マーケット・宮殿・サイクリングまで、多彩な魅力が詰まっています。
旅の一枚が、そのままポストカードになるような街・アユタヤで、
あなたも東洋の黄金遺産を体感してください。

 
  
  
  
  




















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