南のスコットランドダニーディンへようこそ
ニュージーランド南島の南東部に位置する ダニーディン(Dunedin) は、
「南のスコットランド」と呼ばれるほど、歴史的建築とヨーロッパ文化が濃く残る街です。
街の中心にはゴシック様式の美しい建物が並び、
車で30分の オタゴ半島 には、世界的にも珍しい野生動物の楽園が広がります。
・ペンギン
・ロイヤル・アルバトロス
・アシカ
・海岸の断崖絶壁
・唯一の「ニュージーランドのお城」
など、ここでしか出会えない魅力が満載。
本記事では、あなたの旅をより完璧にするために、
永久保存版ダニーディンガイド をお届けします。
① ダニーディン駅
Dunedin Railway Station
■ 公式リンク

■ MAP
■ 説明文
1906年に完成した、世界でも有数の美しさを誇る歴史的駅舎。
エドワード朝バロック様式 × オアマルストーン(白い石灰岩)の組み合わせは、
まるで「大聖堂」のような優雅さです。
・駅ホール床のモザイク画
・豪華なステンドグラス
・外観・内観とも写真映え抜群
・週末はマーケットが開催されることも
料金:無料
アクセス:市内中心部から徒歩圏内
☆ インスタ映えPOINT
外観を低めのアングルから撮ると、
ゴシック建築がダイナミックに写り「映画のワンシーン」のように仕上がります。
駅舎横の花壇も鮮やかで写真映え◎。
☆ 裏ワザ
・朝の9〜10時は人が少なく撮影に最適
・晴れの日は建物の白い石が光を反射して美しく写る
・鉄道が動く時間帯を狙うと、ホームの雰囲気も良い
☆ 豆知識
かつて「世界で最も忙しい駅」の一つだった時代もあり、
当時の栄華を象徴する贅沢な設計となっています。
💬 口コミ
(日本語)
「建築の美しさに圧倒されます。駅とは思えない格式の高さ!」
(English)
One of the most photographed buildings in NZ. Truly stunning architecture.
(NZで最も撮影される建物の一つ。本当に美しい。)
(日本語)
「駅前の芝生も綺麗で、お散歩に最高。写真が何枚あっても足りない!」
🍽 昼食:The Perc Cafe(徒歩5分)
MAP:https://maps.app.goo.gl/2NJBJp4QXEMrd54C7
名物:ブランチ、エッグベネディクト
口コミ:「駅観光のついでに入りやすく、味も雰囲気も◎」
🚗 周辺交通手段(Dunedin Transport)


② オタゴ半島
Otago Peninsula
■ 公式リンク

■ MAP
■ 説明文
ダニーディンの東に広がる大自然の半島。
世界中の自然写真家が訪れるほどの野生動物の天国です。
・ロイヤル・アルバトロス(アホウドリ)
・イエローアイド・ペンギン
・オットセイ・アシカ
・波が削った断崖絶壁
・映画のような海岸線
料金:エリアは無料(一部施設は有料)
アクセス:市内から車で30〜40分
☆ インスタ映えPOINT
ロイヤル・アルバトロス・センター裏の展望台は
海×崖×空 の立体的な構図が撮れる最強スポット。
特に夕暮れの黄金色に染まる海は圧巻。
☆ 裏ワザ
・アルバトロスは風の強い日に飛行率が高い
・ペンギンは夕方〜日没に帰ってくる
・動物たちに近づきすぎると罰金の可能性 → 望遠レンズ推奨
☆ 豆知識
ロイヤル・アルバトロスは 翼長3メートル超。
世界最大級の海鳥で、地上で営巣を見られる場所は地球上でも極めて限られています。
💬 口コミ
(日本語)
「自然の迫力がすごい。ペンギンも見られて感動!」
(English)
Absolutely breathtaking views. Wildlife everywhere!
(息をのむ景色。どこにでも野生動物がいる。)
(日本語)
「運が良ければアルバトロスが頭上を飛びます。人生で一度は来たい場所。」
🍽 昼食:Glenfalloch Garden Café
MAP:https://maps.app.goo.gl/7mY9bAVNZ1Gb4QxW9
名物:ガーデンランチ、スイーツ
口コミ:「庭園のような空間で食事ができて最高!」
🚗 周辺交通(Otago Peninsula tours)

③ ラーナック城
Larnach Castle
■ 公式リンク
■ MAP
■ 説明文
「ニュージーランド唯一のお城」。
1871年に建てられた豪邸で、オタゴ半島を一望する絶景が魅力。
・塔からの全景眺望
・美しい庭園(国際的に評価)
・悲劇的なラーナック家の歴史も興味深い
料金:城+庭園 $39
アクセス:市内から車で20分
☆ インスタ映えPOINT
城の前の芝生広場から、城を正面に入れた写真は絶対外せない。
快晴なら南島らしい鮮明な青空が広がる。
☆ 裏ワザ
・午前中は逆光になりにくい
・庭園は季節によって花の種類が異なる
・城内ツアーは混雑前の朝一が◎
☆ 豆知識
ラーナック家の悲劇的な物語は実際に映画化されており、
城にまつわる幽霊話も地元で語り継がれている。
💬 口コミ
(日本語)
「景色と庭園が美しい!お城に登ると全方向絶景です。」
(English)
Beautiful castle with rich history. Worth every minute.
(歴史が深い美しい城。時間をかけて見る価値あり。)
(日本語)
「庭園も広く、写真スポットが多い。朝早い時間が穴場。」
🍽 昼食:Larnach Castle Ballroom Café
MAP:https://maps.app.goo.gl/cJEDtbSEt8Pu6q7Q7
名物:スープ・ケーキ・城カフェ限定メニュー
口コミ:「お城の中で食事できる特別感が最高!」
🚗 周辺交通(Castle transport)

④ ボールドウィン・ストリート
Baldwin Street(世界一急な坂)
■ 公式リンク

■ MAP
■ 説明文
ギネス世界記録に認定された 世界で最も急な坂道。
最大勾配はなんと 35%!
100m進む間に35m登るという驚異の角度で、観光客が必ずチャレンジする人気スポットです。
・徒歩で登ると息が切れるほどの急勾配
・途中や頂上からの眺望は絶景
・毎年開催される「ジャファ・レース」は街の名物イベント
料金:無料
アクセス:市内中心部から車で約10分
☆ インスタ映えPOINT
坂の下から 望遠気味に坂を撮ると、壁のように垂直に見えるおもしろ写真に。
旅行者に人気の構図。
☆ 裏ワザ
・朝は比較的人が少なく撮影しやすい
・雨の日は滑るため注意
・坂の途中にある「ベンチ」で休憩しながら撮影するのも◎
☆ 豆知識
この坂は、19世紀の都市計画で土地の勾配を考慮せずに直線道路を敷いた結果、
偶然生まれたもの。
💬 口コミ
日本語
「登り切ると達成感がすごい!写真も面白く撮れます。」
English
Steepest street I’ve ever seen! Fun but exhausting!
(今までで一番急な坂!楽しいけど疲れる!)
日本語
「短いけど超急坂。ダニーディンに来たら絶対立ち寄るべき。」
🍽 昼食:The Good Earth Cafe
MAP:https://maps.app.goo.gl/pvMeVj8XFQeA5gH16
名物:オーガニックランチ、スープ
口コミ:「健康的で美味しい。店内も落ち着いていて居心地が良い。」
🚗 周辺交通手段(Dunedin Bus)


⑤ トンネルビーチ
Tunnel Beach(トゥイ・ビーチ)
■ 公式リンク

■ MAP
■ 説明文
断崖絶壁と、海へ続く 手彫りのトンネル が特徴の dramatic な海岸。
砂岩のアーチや波で削れた岩肌は、まるで自然のアート作品。
・駐車場から海岸へは歩いて約15分
・道中急な坂道あり
・夕日の時間帯は特に人気
料金:無料
アクセス:ダニーディン市内から車で10〜15分
☆ インスタ映えPOINT
トンネル出口の海岸から撮る「断崖と海の構図」が圧倒的映え。
南島らしい力強い海景を狙えるスポット。
☆ 裏ワザ
・潮位が低いほど歩ける範囲が広くなる
・濡れた岩は滑りやすいので注意
・風が強い日は波しぶきが写真効果に◎
☆ 豆知識
トンネルは地元の政治家 John Cargill が家族のために、
専用の海岸アクセスとして掘らせたという贅沢な歴史を持つ。
💬 口コミ
日本語
「海と岩の迫力がすごい!歩く価値があります。」
English
One of the most scenic coastal walks in NZ.
(NZで最も美しい海岸ウォークの一つ。)
日本語
「夕日のオレンジが絶景。写真が止まりません。」
🍽 昼食:Emerson’s Brewery(地元人気)
MAP:https://maps.app.goo.gl/9GKP9RpAe3WGUY1X8
名物:クラフトビール、バーニャカウダ
口コミ:「料理も美味しいブリュワリー。明るい雰囲気で入りやすい。」
🚗 周辺交通


⑥ トイトゥ・オタゴ入植者博物館
Toitū Otago Settlers Museum
■ 公式リンク

■ MAP
■ 説明文
オタゴ地方の歴史と文化を学べる最大級の博物館。
スコットランド移民の生活用品、蒸気機関車、初期道路の模型など展示が豊富。
・入植者の物語
・実物資料の多さ
・無料で楽しめる
料金:無料
アクセス:ダニーディン駅から徒歩圏内
☆ インスタ映えPOINT
博物館入口の モダンなガラスファサード が人気背景に。
内部でも「スチームエンジン前」が写真スポット。
☆ 裏ワザ
・無料Wi-Fiありで滞在しやすい
・雨の日の観光にも最適
・展示は広いので1時間以上見て回ると満足度UP
☆ 豆知識
館名「Toitū」はマオリ語で「持続・永続」を意味し、
オタゴの文化を永久に残すという思いが込められている。
💬 口コミ
日本語
「無料とは思えない展示量!歴史が深く学べました。」
English
Fantastic museum with rich history. Great for families.
(素晴らしい博物館。家族にもおすすめ。)
日本語
「ダニーディン駅とセットで行くと理解が深まる!」
🍽 昼食:Vogel St Kitchen
MAP:https://maps.app.goo.gl/LyC98gJQnyxZRLtC9
名物:薪焼きピザ・ブランチ
口コミ:「おしゃれで美味しい。ダニーディンで一番好きという声も。」
🚗 周辺交通


🏨 快適ステイ:おすすめホテル3選
① Fable Dunedin(フェーブル・ダニーディン)
【高級・ブティック】歴史×ラグジュアリーの代表格
■ ホテル公式リンク
■ MAP
■ 説明
重厚な石造りの外観と、モダンでエレガントな内装が魅力。
中心街に近く、観光も食事も抜群に便利。
■ ☆口コミ
-
「スタッフのサービスが素晴らしい」
-
「建物に歴史があり雰囲気が良い」
-
「部屋が綺麗で快適」
② Distinction Dunedin Hotel(ディスティンクション)
【中級・歴史改装ホテル】広々とした快適客室
■ ホテル公式リンク
■ MAP
■ 説明
元・郵送局の建物をリノベーション。
高い天井と重厚な柱が印象的で、客室は広く落ち着いた空間。
■ ☆口コミ
-
「駅近で便利」
-
「部屋が広く快適」
-
「朝食が美味しい」
③ Larnach Castle Lodge(ラーナック城ロッジ)
【ユニーク・体験型】城の敷地内に泊まる特別体験
■ 公式リンク
■ MAP
■ 説明
城の敷地内に泊まることができる唯一の宿。
一般開放時間外に城や庭園を散策できるのは宿泊者の特権。
■ ☆口コミ
-
「朝の庭園散歩が幻想的」
-
「静かでリラックスできる」
-
「特別感があり忘れられない滞在」
✈️ 空港・ラウンジ情報
■ ダニーディン国際空港(DUD)
■ 概要
市内から車で30〜40分。地方空港ながら使いやすい規模。
■ 主な就航地
オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ、ブリスベン(季節便)
■ ラウンジ(Air New Zealand Regional Lounge)
■ 利用条件
-
エアNZビジネスクラス利用者
-
エアNZゴールド以上(スターアライアンスゴールド含む)
■ 特徴
-
軽食・飲料
-
無料Wi-Fi
-
静かな空間で快適
🚗 レンタカー情報
-
空港内に主要レンタカー会社カウンターあり
-
走りやすいが、オタゴ半島はカーブが多いため要注意
-
夕暮れ時は野生動物の飛び出しに注意
💴 物価情報(2025年版)
| 項目 | 目安価格(NZD) | 備考 |
|---|---|---|
| カフェのランチ | 18〜25 | パスタ・サンドイッチ系 |
| ディナー | 30〜50 | 肉料理は高め |
| コーヒー(フラットホワイト) | 5〜6 | NZ名物 |
| ガソリン | 2.7〜3.0/L | 日本より高い |
| ミュージアム | 無料〜25 | Toitūは無料 |
| ホテル | 160〜280 | 2名1泊 |
| お土産(チョコ・蜂蜜) | 8〜25 | 空港は高め |
💡 節約術(裏ワザ集)
☆ ① 無料スポットが多い街を活用する
・ダニーディン駅
・ボールドウィン・ストリート
・Toitū 博物館
→ すべて 無料で満足度が高い
☆ ② 夕方のレストラン早割を狙う
NZは 17:00〜18:00 のEarly Birdが存在し、
10〜20%安くなる店が多い。
☆ ③ コーヒーはローカルベーカリーで買う
カフェより 1〜2ドル安い。
味の差も少ない。
☆ ④ 半島ドライブはガソリン満タンで
オタゴ半島はスタンドが少ないため、
市内で給油してから出発が鉄則。
❓ Q&A:よくある質問まとめ
Q1. ダニーディンのベストシーズンは?
A. 12〜3月(夏)がベスト。
気温が安定し、動物ウォッチングにも最適。
Q2. 野生動物に近づいてもいいですか?
A. 絶対ダメ。
ペンギン・アザラシ・アルバトロスは保護対象。
最低 10m以上距離 を取るルールがあります。
Q3. 車の運転は難しくない?
A. 市街地は簡単。半島はカーブが多いのでゆっくり。
夜は動物の飛び出しに注意。
Q4. ダニーディン駅は現役?
A. 観光列車専用として使用。普通列車は走っていません。
🗺️ ダニーディン満喫モデルコース(1泊2日)
Day 1:街並み&歴史を楽しむ日
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 09:00 | ダニーディン駅(撮影スポット) |
| 10:00 | Toitū 博物館(無料・歴史理解に最適) |
| 12:00 | ランチ:Vogel St Kitchen |
| 14:00 | ボールドウィン・ストリート(世界一急坂) |
| 16:00 | 市内散策(オクタゴン周辺) |
| 18:00 | ディナー(Early Bird狙い) |
| 20:00 | ホテル泊 |
Day 2:オタゴ半島+絶景ビーチ
| 時間 | 行動 |
|---|---|
| 08:30 | 出発 |
| 09:00 | ラーナック城(庭園・テラスから絶景) |
| 11:00 | ロイヤルアルバトロスセンター |
| 13:00 | ランチ:Emerson’s Brewery |
| 15:00 | トンネルビーチ(まさに絶景の宝庫) |
| 17:00 | ダニーディン市内へ戻る |
→ 2日間で スコットランド文化 × 自然 × 絶景 × 動物 のフルパッケージ。
🔗 内部リンク
👉 内部リンク:ニュージーランド南島「Te Wāhipounamu」絶景ガイド
🌿 南島の大自然については、こちらの
▶「Te Wāhipounamu(ニュージーランド南島)絶景ガイド」
も合わせてどうぞ。
📝 まとめ
ダニーディンは、スコットランドの優雅な街並み × 南島ダイナミック
自然 × 希少動物の宝庫という、ほかにはない魅力を持つ街。
・ダニーディン駅での歴史と美
・オタゴ半島での野生動物体験
・世界一急な坂の挑戦
・トンネルビーチの圧巻の景観
・城に泊まれる特別な宿
これらすべてを1つの街で味わえる場所は、世界でも非常に珍しい。
ニュージーランド南島を計画するなら、ダニーディンは絶対に外せません。
旅の参考になれば嬉しいです。
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