中国・山東省の港町青島(チンタオ)は、ドイツ統治時代の街並みと
中国の伝統が融合する異国情緒漂う都市。
世界的に有名な青島ビールの発祥地として知られ、夏には国際ビール祭りで大盛り上がり。
さらに、世界遺産級の崂山や赤瓦屋根が美しい八大関など、フォトジェニックな
スポットも満載です。
海と山に抱かれた絶景、歴史ある建築、グルメが揃う青島は、
まさにインスタ映え旅の宝庫です。
🍺 青島(チンタオ)おすすめスポットまとめ
1. 青島ビール博物館 (Qingdao Beer Museum / Tsingtao Beer Museum)
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公式リンク:https://www.tsingtao.com.cn/EN/product/FashionMuseum.html
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MAPリンク:Googleマップ
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説明分:
1903年創業、ドイツ系の設備を残す青島ビールの発祥施設を博物館として保存。
醸造工程展示、歴史展示、試飲体験など、ビール文化を学びながら楽しめる。 -
☆インスタ映えPOINT:
赤煉瓦の旧工場建築+屋根の巨大ビール缶オブジェ。
夜間ライトアップもフォトジェニック。 -
☆裏ワザ:
入場チケットには試飲が含まれることが多いので、昼食前に訪れて
ビールで喉を潤してから街歩きへ。予約なしでも比較的入りやすい。
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☆豆知識:
かつての醸造タンクや古い発酵器など、ドイツ製の銅製大型装置が
そのまま展示されており、産業遺産的価値が高い。 -
口コミ(3選):
・「展示が充実していてビール好きにはたまらない」
・The history is fascinating and the beers are surprisingly interesting.
・「館内は雰囲気が良く、ゆったり見られた」 -
周辺交通・料金:
入館料 約 ¥60(時期により 60元/50元など) -
昼食は人気店リンク+口コミ:
Beer Street(登州路啤酒街):
博物館近くの通り一帯で地ビールと屋台料理を楽しめる。
博物館観光後のビールと地元料理タイムに最適。
2. 棧橋(Zhanqiao Pier)
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公式リンク:
観光ポータル That’s Qingdaoに情報掲載(公式の個別サイトは限定) (thatsqingdao.com) -
MAPリンク:
Googleマップ -
説明分:
青島のシンボル的桟橋。
市南区の海岸から湾内に伸び、先端には「回澜閣」が建つ。
海風と灯台、海鳥との共演が美しい。 -
☆インスタ映えPOINT:
桟橋から海へ伸びる線と海鳥飛翔のシルエット。
朝焼け・夕暮れのタイミングが最高。 -
☆裏ワザ:
早朝や夜に訪れると人が少なく、灯りと海の雰囲気を独占できる。 -
☆豆知識:
1898年にドイツ租借期に建設され、当時は外国人の海浜散策用桟橋として
使われた歴史あり。 -
口コミ(3選):
・「海と街が一体となる美しい風景」
・Lovely place to stroll, iconic view of Qingdao.
・「風が気持ちよくてつい長居してしまった」 -
周辺交通・料金:
市中心部に近く、公共交通でアクセス容易。入場無料。 -
昼食おすすめ:
桟橋近辺に海鮮レストラン多数。
「海鮮煲」「貝類料理」が定番。
3. 八大関(Badaguan / 八大関風景区)
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公式リンク:
青島観光案内 That’s Qingdao に紹介あり (thatsqingdao.com) -
MAPリンク:
Googleマップ -
説明分:
20世紀初頭、各国の別荘地として外国人建築が集まる高級住宅街。
環境良好で、20国以上の別荘風建築が美しい。 -
☆インスタ映えPOINT:
欧風別荘×緑道×海の組み合わせ。
通り沿いの並木や建築ファサードを背景に。 -
☆裏ワザ:
徒歩散策が楽しいので、レンタサイクルで通り抜けしながら撮影に回るのがおすすめ。 -
☆豆知識:
景観維持のため、建物の屋根は赤瓦で統一され、景観保存規制が厳しい。 -
口コミ(3選):
・「異国情緒あふれる街並みに心躍る」
・Walking through Badaguan feels like a European postcard.
・「通りごとに雰囲気が違って飽きない」 -
交通アクセス・料金:
市中心部からバスまたはタクシー10〜20分。
入場・通り散策は無料。 -
昼食おすすめ:
別荘街近くのカフェやレストランで軽食を。欧風メニューやコーヒーが人気。
4. 小魚山公園(Xiaoyushan Hill / 小鱼山公园)
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公式リンク:旅行ガイドサイト紹介が中心(公式サイトなし)
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MAPリンク:Googleマップ
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説明分:
標高約60m、小さな丘公園。観光旧市街、海岸線、桟橋などを見下ろす絶景展望地。
散策しながらゆったり眺めて楽しめる。 -
☆インスタ映えPOINT:
展望台からの旧市街と海のパノラマ。
午前光〜夕暮れ光が映える。 -
☆裏ワザ:
坂道は急な箇所もあるので、展望台めぐりルートはゆとりを持って。
朝早くなら人が少ない。 -
☆豆知識:
この丘から見る八大関建築群の赤瓦林立風景が、青島を象徴する
景観のひとつとされている。 -
口コミ(3選):
・「小さいけれど眺めが素晴らしい」
・Great viewpoint over the city and sea.
・「夜景も綺麗。観光の合間にちょうどいい散歩」 -
交通アクセス・料金:
旧市街から徒歩またはバスで少し登る。
入場無料。 -
昼食おすすめ:
公園麓の街中食堂やカフェで中国北方料理を。
5. 天主教堂 (聖ミカエル教会 / St. Michael’s Cathedral, Qingdao)
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公式リンク:
ウィキペディア紹介ページ (ウィキペディア) -
MAPリンク:
Googleマップ -
説明分:
1934年完成のネオ・ロマネスク様式を採用した大聖堂。
かつてドイツ租借地だった青島におけるキリスト教文化の象徴。 -
☆インスタ映えPOINT:
双塔と赤瓦屋根、青空の構図が映える正面撮影。 -
☆裏ワザ:
礼拝時間を確認してから訪れると内部見学できる。
午後や週末のミサ時は混むことも。 -
☆豆知識:
建築にはドイツ人宣教師と設計者による設計が反映され、
当地で最大規模のローマンスタイル教会の一つ。 -
口コミ(3選):
・「荘厳な建築に圧倒された」
・Beautiful church with European architectural style.
・「周囲の街並みとのコントラストが素晴らしい」 -
交通アクセス・料金:
市中心部に立地、徒歩またはバスでアクセス。無料または寄付制。
6. 崂山・道教遺跡巡り(Mount Laoshan / Taoist Sites)
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公式リンク:
「青島市 & 崂山観光」紹介ページ (China Viki) -
MAPリンク:
Googleマップ -
説明分:
海に面する名山として知られ、道教文化の聖地。
太清宮や仰口、巨峰など、名所・遺跡が点在。
海と山と宗教風景が融合する壮観。 -
☆インスタ映えPOINT:
断崖と海のコントラスト、道教寺院の趣ある建築。 -
☆裏ワザ:
複数のルートがあるため、道教寺院巡りを早朝始動すると混雑回避&写真光線もきれい。 -
☆豆知識:
崂山は中国道教の発祥地の一つであり、道教の著名な祖師・王重陽や
張三豊とゆかりある伝説が残る。 -
口コミ(3選):
・「山と海が一体化した風景が神秘的」
・Taoist temples on the cliff sides are breathtaking.
・「登山と寺院巡りの組合せが絶妙」 -
交通アクセス・料金:
市中心部からバスまたは車で1時間ほど。
入場料は複数区画で変動。
予約制度あり。
🏮 八大関啤酒街 & 小魚山路屋台 & 中山路老街&海鮮市場
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八大関啤酒街(Badaguan Beer Street):
八大関通り沿いにあるビールテーマ飲食街。
夕暮れ後にライトアップされた建物とビールの組み合わせが雰囲気よし。 -
小魚山路屋台(Xiaoyushan Road Street Food):
小魚山周辺の屋台道。
夜になると地元料理やスナックを売る屋台が並び、ストリートグルメ体験に最適。 -
中山路老街 & 海鮮市場(Zhongshan Road Old Street & Seafood Market):
青島の古い商店街と海鮮卸売市場が融合したエリア。
地元海鮮料理を食べ歩きしながら市場の活気を感じられる。
これらの街区を巡る際は、昼食または夕食に海鮮料理(焼烤、蒸貝、鮮魚料理)を
楽しむのが王道です。

✈️ 空港・ラウンジ情報
青島膠東国際空港(Qingdao Jiaodong International Airport / TAO)
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公式リンク:青島膠東国際空港公式サイト
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アクセス:
市中心部まで約60km、空港高速道路で約1時間。
地下鉄8号線で市街地へ直結。 -
ラウンジ:
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国際線VIPラウンジ
(航空会社・カード会員対象) -
プライオリティパス対応:First Class Lounge No.2
(軽食・アルコール・Wi-Fi完備)
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口コミ:
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「新しい空港で清潔感があり、案内もわかりやすい」
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Spacious, modern, very efficient check-in.
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「ラウンジは静かで食事も種類豊富」
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🏨 青島・おすすめホテル3選
1. 青島海景花園大酒店(Qingdao Seaview Garden Hotel)
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公式リンク:Seaview Garden Hotel
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特徴レビュー:
海岸沿いに立地する5つ星ホテル。
中国庭園と現代的な客室を融合、屋内プールやスパも完備。観光にもビジネスにも人気。 -
口コミ:
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「海景色を眺めながらの滞在は格別」
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Great staff, comfortable rooms, fantastic breakfast.
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「静かな環境でリゾート気分を味わえた」
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2. インターコンチネンタル青島(InterContinental Qingdao)
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特徴レビュー:
五四広場近くのウォーターフロントに位置。
高級感ある客室と眺望、国際水準のレストランを併設。 -
口コミ:
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「窓からの海景色と市街地夜景が圧巻」
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Location is perfect, near the Olympic Sailing Center.
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「スタッフが丁寧で外国人も安心」
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3. ホリデイインエクスプレス青島市南(Holiday Inn Express Qingdao City Center)
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特徴レビュー:
市中心部・五四広場やビール博物館にも近い中級ホテル。
コスパ重視で清潔感のある客室、朝食付きプランが人気。 -
口コミ:
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「観光に便利な立地でコスパ最高」
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Clean, modern, perfect for short stays.
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「スタッフの対応が迅速で安心」
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💵 青島の物価情報(2025年目安)
| 項目 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 宿泊費 | 300〜600元/泊(約6,000〜12,000円) | 中級ホテル基準。高級ホテルは1,000元超える場合あり。 |
| 食費(昼食) | 30〜60元(約600〜1,200円) | 屋台・ローカル食堂ならさらに安価(15〜30元)。 |
| 食費(夕食) | 80〜200元(約1,600〜4,000円) | 海鮮+ビール込みの価格帯。観光地は高め。 |
| 青島ビール博物館 入場料 | 約60元(約1,200円) | 試飲付き。英語解説あり。 |
| 崂山景区 入場料 | 約90元(約1,800円) | ロープウェイ別途料金あり。 |
| 交通(地下鉄・バス) | 2〜6元(約40〜120円) | 距離によって変動。ICカード利用で割引あり。 |
| タクシー初乗り | 10元(約200円) | 市内移動は20〜40元程度が目安。 |
| レンタカー | 300〜500元/日(約6,000〜10,000円) | 国際免許証が必要。中国は左ハンドル右側通行。 |
| ビール(青島市内の店) | 5〜15元(約100〜300円) | コンビニやスーパーで格安、観光地は高め。 |
👉 ポイント:
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食事は屋台・ローカル食堂を利用すればかなり安く済ませられます。
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観光施設は日本と同等かやや安めですが、海鮮料理は観光地価格に
なりやすいので要注意。 -
地下鉄・バスはとても安価で観光に便利。
💡 おすすめの節約術(裏ワザ集)
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空港から市内は地下鉄利用が断然お得
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膠東国際空港から青島市中心部まで、地下鉄8号線で直結。
タクシーだと150〜200元かかるところを、地下鉄なら10元前後で移動可能。
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青島ビール博物館は午後遅めに訪問
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午後16時以降は団体客が少なくなり、試飲スペースも空いて快適。
混雑回避で試飲時間もゆっくり楽しめます。
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呼び込みの多い海鮮市場は地元客が行く時間帯に
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夜遅くよりも昼食時(11〜13時)に行くと、価格交渉もスムーズ。
まとめ買いで値引きも期待できます。
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観光地近くのホテルは週末料金が高騰
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平日は半額近く安い場合も。予定が合えば平日宿泊+週末日帰り利用がおすすめ。
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交通系ICカードを活用
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青島の地下鉄・バスはICカード(琴島通カード)を利用すると割引あり。
乗換も便利。
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❓ Q&A よくある質問
Q1. 青島観光は何日間あれば楽しめますか?
A1. コンパクトに巡るなら2泊3日、余裕を持って世界遺産の崂山や
周辺観光まで含めるなら4泊がおすすめです。
Q2. 青島ビール博物館は英語対応ありますか?
A2. はい、一部展示は英語解説あり。ガイドツアーも英語対応が可能です。
Q3. 青島でおすすめのグルメは?
A3. 定番は「青島ビール+海鮮料理」。
特に烤鱿鱼(イカ焼き)や小魚山路屋台の串焼きは地元感を味わえます。
Q4. 交通はタクシーと地下鉄どちらが便利?
A4. 市内中心部は地下鉄が便利で安価。観光地によってはタクシー併用がおすすめです。
Q5. 青島の観光ベストシーズンはいつですか?
A5. 夏(7〜8月)はビーチリゾート、秋(9〜10月)は気候が快適で観光+グルメに最適。
ビール祭り(8月初旬〜)も人気イベントです。
✨まとめ文
青島は、世界遺産級の自然と歴史、そしてインスタ映えする絶景スポットが凝縮された街。
棧橋や八大関の欧風街並み、小魚山からのパノラマビューは必見です。
さらに、青島ビール博物館で味わう出来立ての生ビールや、港町ならではの
海鮮グルメも旅の楽しみ。
アクセスは新空港TAOから地下鉄で市内直通と便利で、宿泊も高級ホテルから
コスパ宿まで充実。
異国情緒と絶景、グルメが融合する青島は、歴史好き・写真好き・
ビール好きすべてにおすすめの旅先です。


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