長崎県島原半島と熊本県荒尾・長洲エリアを結ぶ2泊3日の旅プランをご紹介します。
島原城や原城跡といった重要文化財・世界文化遺産から、有明海干潟の水鏡写真、炭鉱遺構、
古代前方後円墳まで、映えるスポットを厳選。歴史・自然・文化をBGMに、カメラ片手に
散策しましょう。
Day 1|島原半島エリア・長崎県
島原城(長崎県島原市)【重要文化財】
説明文
島原城は元和4年(1618年)に松倉豊後守重政が築城を開始し、寛永年間に完成した五層五階の
連郭式平城です。
幕府が原則として新規築城を禁じた江戸初期に、特例として許可された数少ない城郭で、
石垣と深い堀が今も往時の威容を伝えます。
天守は昭和39年に復興され、現在は郷土史料館としてキリシタン関連資料や雲仙普賢岳噴火災害の展示、彫刻家・北村西望の作品などを公開。島原藩250年の歴史と地域文化を一度に学べる
貴重なスポットです。
公式リンク
https://shimabarajou.com/
Googleマップ
インスタ映えポイント
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天守閣5階展望所からは島原市街地・有明海・眉山・雲仙普賢岳を一望でき、
広角レンズで撮る夕景が絶景。 -
外堀越しに天守を水鏡で捉える早朝ショットは、静かな水面に白壁が映り込み幻想的。
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夜間ライトアップは金曜・土曜を中心に実施(季節変動あり)。
青白いライトが石垣を浮かび上がらせ、長時間露光でドラマチックに。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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無料甲冑&忍者装束体験:
天守1階で本格的な甲冑や忍者衣装を無料で試着可能。
撮影ブースもあり、SNS映え必至と高評価。 -
城キャン(車中泊):
事前予約で本丸内駐車場にキャンピングカー泊ができ、ライトアップを間近に独占。
旅行好きカップルから「忘れられない夜」と口コミ多数。 -
学べる展示が充実:
キリシタン迫害や島原の乱関連の史料が豊富で「想像以上に深い内容」との声。
展示は日本語・英語併記で海外ゲストにも好評。
城内はバリアフリー対応エレベーター完備で、ご年配の方でも安心。所要時間の
目安は60〜90分ですが、甲冑体験と展望撮影を楽しむなら120分ほど確保すると
ゆったり回れます。
原城跡(はらじょうあと)【世界文化遺産構成資産】
戦国期に有馬氏が築き、1637–38年の島原・天草一揆で天草四郎ら3万余の籠城軍が最後の
抵抗を試みた舞台です。
幕府軍は徹底的に破壊し、現在は石垣・土塁・空堀などが草地に残りますが、出土した
ロザリオや十字架がキリシタン迫害の歴史を物語ります。
2018年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として
世界文化遺産に登録されました。
公式リンク
南島原市 世界遺産のまちページ(原城跡案内)
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/sekaiisan/
Googleマップ
https://www.google.com/maps?q=32.628964,130.25414 (原城跡 本丸跡)
インスタ映えポイント
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海と石垣のリフレクション
外堀脇から有明海越しに天守台跡と青い海を一枚に収めると、水平線が映える
ドラマチックな構図に。早朝は海面が鏡のように静かです。 -
春限定・桜のコラボ
3月下旬〜4月上旬は本丸跡周辺にソメイヨシノが咲き、新緑の土塁と淡い
ピンクのコントラストが映えます。夜は雪洞(ぼんぼり)点灯もあり幻想的。 -
黄金色のサンセット
本丸西側の展望所から、夕陽が海に沈む瞬間を広角で。オレンジに染まる芝生が
天然レフ板”になり被写体を柔らかく照らします。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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VRで再現天守体験(無料)
来場者センターで VR ゴーグルを借りると、往時の五層天守や籠城戦の様子を360°
再現映像で見学可能。「遺構だけでは想像しづらい歴史が立体的にわかる」と高評価。 -
ワンコインガイド(500円)
土日祝は地元ボランティアが史跡を30分で案内。島原・天草一揆の戦術や潜伏キリシタンの暮らしをユーモラスに解説してくれ「コスパ最強」と口コミ多数。 -
世界遺産センター活用術
2024 年にリニューアルしたガイダンス施設(駐車場から徒歩3分)は、展示を見てから
現地を歩くと理解度が段違い。館内カフェの「具雑煮ホットサンド」は軽食に◎ -
季節限定ライトアップ
桜まつり期間(3月下旬~4月上旬)は桜並木に雪洞、8月は「サマーキャンドルナイト」でキャンドル×石垣のコラボが幻想的。SNSで「映え確実」と話題です。
アクセスは島鉄バス「原城前」下車徒歩15分。駐車場・トイレ完備で入場無料、
所要はゆっくり歩いて 60–90 分が目安です。石段が多いので滑りにくい靴がおすすめ。
雲仙地獄(雲仙温泉街)
雲仙温泉の中心に広がる約30 の噴気孔群で、白い硫黄の湯けむりが
地表を覆う荒涼とした景観が「地獄」の名の由来です。
江戸期にはキリシタン殉教の拷問場でもあり、現在は国立公園内の
ジオスポットとして遊歩道(約1 km/30〜40 分)で周回できます。
最高泉温は120 ℃と国内屈指、地下のマグマ溜まりから生じたガスと
地表水が混ざり合って生成された強酸性硫黄泉は湯治にも人気です。
公式リンク
https://unzenonsen.unzen.org/watch/jigoku/
Googleマップ
https://www.google.com/maps?q=32.740454,130.2635351
インスタ映えポイント
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湯けむりと木道がS字を描く大叫喚地獄は、早朝の逆光で霞む蒸気を
シルエット撮影すると迫力満点。 -
「足蒸し小屋」の格子床にカメラを置き、立ち上る蒸気越しに被写体を
ローアングルで狙うと幻想的。 -
夕方、遊歩道北端の見晴台からは温泉街の灯りと湯けむりが重なる
夜景×地獄”コントラストが撮れるとSNSで話題。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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温泉たまごはセルフ蒸し体験:
「雲仙地獄工房」で地熱蒸気を利用し自分で5分蒸す卵が200円と好評。
「熱々を割る瞬間がエモい」とクチコミ多数。 -
無料 VR ビューワ貸出:
ビジターセンターで配布する VR ゴーグル(数量限定)を装着すると噴気の
真上から360°映像で空中遊覧体験。待ち時間ゼロが穴場。 -
湯けむりリフレッシュ術:
噴気帯は硫黄臭が強いが、遊歩道出口の「地獄蒸し足湯」は脱臭効果のある
ミョウバン泉で靴下までリセットできるとリピーター評価。
長崎県雲仙市の多比良港~熊本県長洲町の長洲港へ
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有明フェリー
有明フェリーは、長崎県雲仙市の多比良港(島原半島)と
熊本県長洲町の長洲港を結ぶフェリーです。-
公式サイト: http://www.ariake-ferry.com/
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リアル口コミ
評価 体験者の声 補足ポイント | ||
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★★★★★ | 「長洲港〜多比良港を45分で結び、熊本北部や福岡南部から島原入りがぐっと時短。家族連れでも船内ボックス席でのんびり出来ました」 | 時刻表は概ね1時間毎、天候が穏やかな有明海なので揺れは少なめ |
★★★★☆ | 「デッキから雲仙岳を望む景色が抜群。快晴の日は写真映えする“ミニクルーズ”気分。ターミナル工事中でも順路表示がわかりやすかった」 | 片道約1時間の船旅。好天時は甲板がおすすめ |
★★★★☆ | 「車でそのまま乗り降りできるので子ども連れ旅行がラク。船内は清潔で、売店に最低限のお菓子・飲み物あり」 | フェリーターミナル横に無料駐車場あり |
★★★★☆ | 「運賃が安く、徒歩客は券売機でラクラク乗船。売店が閉まっていたので乗船前に軽食を買う方が良いかも」 | 徒歩大人450円(2025年6月現在) |
★★★★☆ | 「長洲側はドライブスルー形式で料金支払いと乗船がスムーズ。予約不要でも回転が早いので待ち時間が短かった」 | 車両は先着順、繁忙期は出港30分前到着が安心 |
総合メモ
乗船中は景色を楽しむ派と車内休憩派に分かれる傾昂
船内軽食は縮小気味なので、港の売店・自販機で事前調達が◎。
内海航路で揺れが少なく、船酔いしやすい人にも評判。
おすすめホテル
島原のおすすめホテル3選と公式サイトのリンクです。
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東洋九十九ベィホテル
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有明海を望む高台に位置し、源泉かけ流しの露天風呂が自慢のホテルです。
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HOTELシーサイド島原
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有明海を望む雄大な眺望と、島原半島の食材を使用した料理が楽しめる
温泉リゾートホテルです。
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島原東洋シティホテル
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島原鉄道島原駅から徒歩圏内にあり、ビジネスや観光に便利なホテルです。
Day 2|熊本県荒尾エリア
三井グリーンランド(熊本県荒尾市)
熊本・荒尾の丘陵地に広がる敷地約55 万㎡は、西日本最大級の規模を誇ります。
園内にはジェットコースター9機種を含むアトラクション70 以上がひしめき、2025年3月には
大型ブランコ型「ウェーブスインガー GURUGURU」とウォークスルー型「黄金ハンター~7つの挑戦~」が同時オープン。
夏は1万発を30分で打ち上げる「さのよいファイヤーカーニバル2025」、秋は絶叫+お化け屋敷がコラボする「HORROR SUMMER」など、季節ごとに大型イベントが途切れません。
家族連れから絶叫マニア、コラボ狙いのオタ活勢まで幅広くリピーターを呼び込む
総合レジャーリゾートです。
公式リンク
MAPリンク
インスタ映え POINT
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大観覧車「レインボー」最頂部(105 m)
夕暮れどきに360°パノラマで金峰山と有明海を一望。
ゴンドラの窓枠をフレームにして“空飛ぶカット”が撮れると話題。 -
新アトラクション「ウェーブスインガー GURUGURU」
日没後はイルミネーションがチェアを縁取り、スローシャッターで円光の軌跡を
描く幻想写真が量産可能。 -
花火×観覧車コラボ(7 月12 日)
「さのよいファイヤーカーニバル2025」当日は観覧車前広場が定番撮影スポット。
長時間露光で花火の放射線と観覧車ライトが重なる迫力構図に。
口コミ
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「絶叫系が日本最多クラス、1日で回り切れず嬉しい悲鳴!」
アトラクション重視派がリピ確定と高評価。 -
「1歳でも乗れる乗り物が多く、家族でフリーパス大満足」
幼児連れファミリーが安心感を評価。 -
「平日は待ち時間ゼロ、でも真夏は日陰が少なく暑さ対策必須」
混雑の少なさと猛暑対策をセットで助言。 -
「荒尾駅から遠くバス本数が少ないので車推奨」
公共交通ユーザーがアクセス面で辛口コメント。 -
「GWは駐車場渋滞+幼児用コースター2時間待ちでヘトヘト」
連休の大混雑を体験した来園者のリアルな声。
ひとことメモ
夏は強烈に暑い園内で給水ポイントを把握すること、繁忙期は
開園30 分前到着で駐車場渋滞を回避することが快適攻略の鍵です。
荒尾干潟(九州最大級の干潟)
九州最大級の干潟・ラムサール条約登録湿地
有明海の東岸、南北約9.1 km・最大幅約3.2 km、干潟面積1,656 haという
国内屈指のスケールを誇る泥干潟です。
ムツゴロウやシオマネキなど干潟特有の生物が生息し、シギ・チドリ類やズグロカモメなど
希少水鳥の中継地として国際的に重要視され、2012 年ラムサール条約湿地に登録されました。
隣接する「荒尾干潟水鳥・湿地センター」では双眼鏡レンタルや潮見情報提供があり、
初心者でもバードウオッチングを満喫できます。
公式リンク
荒尾干潟水鳥・湿地センター
https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/shisetsu/higata/
MAPリンク
https://www.google.com/maps?q=32.9766,130.4450 (干潟観察デッキ周辺)
インスタ映え POINT
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黄金色の鏡面サンセット
干潮時に現れる泥の光沢が夕陽を完璧に映し込み、「九州のウユニ塩湖」と呼ばれるほど
ドラマチック。干潮+快晴の日没30 分前が狙い目です。 -
竹竿漁具竹ん棒のシルエット
潮が引いた干潟に規則正しく並ぶ竹竿は、ローアングルで撮ると無数の
黒いリズムが生まれ、映画のワンシーン風に。 -
渡り鳥の大群飛
春と秋の干潟上空を埋め尽くすシギ・チドリの一斉飛翔は、ハイスピード連写で
白い波のような模様が写り込むとフォトグラファーに人気。
口コミ
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「満潮だったけどセンター屋上から見る夕陽が絶景で感動」
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「ムツゴロウの姿を初めて見て子どもが大興奮、無料望遠鏡が便利」
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「干潟の泥質が柔らかく足が取られるので長靴必須、でも滑らかな反射写真は唯一無二」
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「JR南荒尾駅から徒歩圏でアクセス良好、干潟前の駐車場も無料で助かった」
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「潮汐表をチェックせず行ったら水面しか見えず…次回は干潮時リベンジ!」
ワンポイント
荒尾干潟で黄金サンセットを撮った後、車で約15 分走れば三井グリーンランドに到着。
自然とアミューズメントを1日でハシゴできる“映え×絶叫”コースは、
SNS好きを中心にじわじわ人気が高まっています。
万田坑(世界文化遺産構成資産)
1897〜1902年に竪坑(第一・第二)と巻揚機室が整備され、当時国内最大級の出炭量を誇った
三池炭鉱の主力坑口です。
煉瓦造りの巻揚機室と高さ約20 mの鋼製櫓が往時のまま残り、日本の近代化を支えた
石炭産業技術を今に伝えます。
閉坑後も排水拠点として維持され、1998年に重要文化財、2015年に「明治日本の産業革命遺産」の一部として世界文化遺産に登録されました。
敷地内の展示施設「万田坑ステーション」ではジオラマやVRで坑内を疑似体験でき、
近代産業史を体感的に学べます。
公式リンク
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荒尾市公式サイト「万田坑」
https://www.city.arao.lg.jp/kurashi/shisetsu/mandakou/
Googleマップ
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https://www.google.com/maps?q=熊本県荒尾市原万田200-2
(万田坑ステーション前)
インスタ映え POINT
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二本の竪坑櫓と巻揚機室を一望できる芝生広場
超広角で煉瓦の赤と鉄骨の黒を対比させると、産業遺産らしい
重厚感が際立つ定番アングル。 -
選炭場跡のトラス構造×逆光シルエット
午後遅めの斜光で鉄骨がレースのように浮かび上がり、モノクロ加工と相性抜群。 -
世界遺産10周年記念フォトパネル(2025年新設)
パネル越しに櫓をフレームインできる額縁ショットが人気急上昇中。 -
夜間ライトアップ(夏期イベント日限定)
オレンジ照明で浮かぶ鉄骨と星空を長時間露光で撮れば、スチームパンクな世界観に。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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VR坑内体験は必見
ステーション内の無料VRでは閉鎖済み坑道を360°探索でき、
「実際に降りた気分」と高評価。 -
定時ガイドが“コスパ最強”
45分間300円のガイドツアーは質問し放題。「歴史が3倍わかる」とTripadvisorで絶賛。 -
第2・第4日曜限定“炭鉱電車”公開
選炭場下段のレールに保存された電車を間近で撮影できるのはこの日だけ。
鉄道ファン必見。 -
多言語ガイドシステム導入(2025年4月〜)
スマホでQRを読み込むと英・中・韓音声解説が再生可能。
海外ゲストから「親切すぎる」と好評。 -
口コミでの注意点
「公共交通は荒尾駅から徒歩25分、夏は日陰が少なく熱中症に注意」
「撮影許可が必要な商業利用は事前申請を」との声あり。
見学所要は約60〜90分。産業遺産とフォトスポットをゆっくり巡るなら、日没前に到着して
夕景撮影→ライトアップ鑑賞までの“金色→漆黒”グラデーションを狙うのがおすすめです。
Day 3|熊本県長洲エリア&帰路
長洲港みなと憩い広場(熊本県長洲町)
有明海に沈む水鏡サンセットが撮れる海辺の公園
長洲町の玄関・長洲港に隣接する緑地公園で、視界を遮るものがない有明海の水平線と、
対岸の雲仙普賢岳を一望できます。
干満差6 m超の遠浅海域ゆえ干潮時は干潟が一面の鏡面となり、夕陽を真紅に映す
九州のウユニ塩湖のような景観に。
園内にはウォーキングコースや海を望むベンチ、「喜望の鐘」モニュメントが設置され、
日没前後は鐘と夕陽を重ねたシルエット写真を狙うカメラマンが集まります。
駐車場・トイレ・自販機完備、24 h 入場無料。
公式リンク
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長洲町公式 「喜望の鐘(みなと憩い広場)」
https://www.town.nagasu.lg.jp/kiji0036260/index.html
Googleマップ
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https://www.google.com/maps?q=32.9280,130.4433
(「長洲港みなと憩い広場」付近)
インスタ映え POINT
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喜望の鐘 × サンセット
日没15 分前、鐘のフレームに夕陽を挟むと雲仙岳の稜線まで黄金に染まる
額縁ショット”が完成。 -
干潟リフレクション
干潮と快晴が重なる夕刻は、干潟が鏡面となり人物や鐘が完全反射。
ローアングルで空と海を50:50に切るのが鉄板構図。 -
フェリー・シルエット
有明フェリーが雲仙へ向け出港するタイミングでシャッターを切れば、
赤い海を航行する黒い船影がドラマチック。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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「鐘を鳴らすのは17:30 前後がベスト」
─ 夕陽が雲仙の稜線にかかる瞬間に合わせるとゴールデンシルエットが撮れた、と
SNS で拡散。 -
「フェリー待ちに子どもを遊ばせるのに最適」
─ 広い芝生とベンチ、清潔なトイレで家族連れに高評価。 -
「干潮時は長靴必須。泥に足を取られるが、反射写真は唯一無二」
─ リフレクション狙いのカメラマンからのリアルなアドバイス。 -
「カモメがフェンスに一列でとまる“映え”瞬間あり」
─ 風の弱い夕方は鳥影と夕陽の二重シルエットが撮れるとのクチコミ。 -
「夜景も穴場。港灯が水面に光の筋を落とし、三脚不要でも十分キレイ」
─ 夜間も適度に照明があり、手持ち撮影派に嬉しいとの声。
ひとこと
満潮と干潮でまったく違う表情を見せるスポットです。干潟リフレクションを狙うなら
潮位20 cm以下、黄金色の水面を撮りたいなら満潮前後を。
潮汐表をチェックしてから訪れると「外さない」サンセットになります。
岩本橋(いわもとはし) 熊本県荒尾市・国指定重要文化財の石造二連眼鏡橋
文久3年(1863)に着工し、明治2年(1869)ごろ完成した長さ約32 m・幅約4 m・
高さ約7 mの二連アーチ橋です。
阿蘇溶結凝灰岩(櫟野石)を切石で二重に積み上げた構造は学術的にも希少で、欄干に施された
菊花紋の陽刻が優美なアクセント。
肥後(熊本)と筑後(福岡)の藩境に架かり、通行監視の岩本番所が置かれていた歴史から
「国境の眼鏡橋」とも呼ばれます。
架橋を請願してから完成まで30年以上を要した背景には、当時の政治変動と軍事的制限があり、
近代化期の土木技術と時代ドラマを同時に物語る遺構です。
公式リンク
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熊本県観光サイト「岩本橋」
https://kumamoto.guide/spots/detail/12132
Googleマップ
インスタ映え POINT
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水鏡アーチ
風のない朝夕、川面が鏡となり二連アーチが完全円を描く瞬間は
天然リフレクションのベストショット。三脚不要でも撮れると評判です。 -
菜の花フレーム(3月中旬)
河畔に咲く一面の菜の花越しに橋を望む黄×緑×石灰色のコントラストが、
春限定の人気カット。 -
鯉のぼりスカイ(4月上旬〜5月下旬)
地元住民が掲げる60匹超の鯉のぼりが橋上を泳ぎ、青空とアーチがカラフルに融合。
望遠で圧縮すると鯉が橋を渡るような演出に。 -
欄干の菊花紋ディテール
西側外面の浮彫り菊花紋を背景ぼかしで切り取ると、石橋のクラフトマンシップが
際立つ渋かわ”写真に。
裏ワザ・豆知識・口コミ
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無料駐車場と河川敷遊歩道:
橋の北詰に約30台の無料駐車場があり、そのまま芝生の遊歩道へ下りて真横から
アーチを撮影可能。「見上げ構図が迫力」とカメラ愛好家に好評。 -
石人モチーフの案内板:
2024年に更新された案内板には筑後・肥後両国の歴史解説と英語併記があり、
海外ゲストにも理解しやすいと口コミで高評価。 -
水位チェックが肝心:
前日まで大雨だと水量が増えリフレクションが出にくい。撮影目安は
川底の小石が見えるほどの渇水”がベストと地元フォトグラファーが指南。 -
夜間星景はライト不要:
周辺に街灯が少なく、天の川とアーチのシルエットを絡めた長時間露光が人気。
橋自体に照明がないためライトペインティングも楽しめます。 -
立ち寄りグルメ:
徒歩5分の産直「荒尾ときめき市」はソフトクリームと旬果スムージーが名物。
春は橋と菜の花を眺めながらテイクアウトがおすすめとの声。
ひとこと
荒尾干潟の夕景や万田坑と合わせた“産業遺産&絶景ドライブで立ち寄る人も増加中。
歴史・土木・フォトジェニックが揃う岩本橋は、荒尾観光のハイライトにぜひ加えてください。
帰路立ち寄りたい場所
肥後民家村(ひごみんかむら)
説明文
江田船山古墳公園の一角にある屋外ミュージアムで、熊本・新潟・長崎など全国各地から移築した藁葺き・石屋根など7棟の古民家を公開しています。
旧境家住宅(1830 年築・国重文)をはじめ、藩政期の生活用具や農具が並ぶ資料館、古民家を
改装したカフェ&クラフト工房も併設。無料で散策でき、陶芸や木工の体験教室(要予約)も
人気です。
公式リンク
https://www.town.nagomi.lg.jp/kankou/hpkiji/pub/List.aspx?c_id=3&class_set_id=6&class_id=584
MAPリンク
口コミ
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入場無料なのに古民家と古墳・工芸ショップまで楽しめ「穴場すぎる」と高評価。
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カレー店やカフェが古民家の雰囲気に溶け込み「散策途中の休憩に最高」。
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月1回のマルシェ開催日は各家屋がギャラリー化し「写真映え◎」。
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陶芸・木工体験が充実し「1日過ごしても飽きない」という家族連れの声。
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夏は蚊が多いので「虫除け必携」との実体験アドバイスも。
御船町恐竜博物館(みふねまちきょうりゅうはくぶつかん)
※地層・火山活動と恐竜化石を一体的に紹介しており、地方では
珍しい火山×恐竜のハイブリッド博物館です。
説明文
1998 年開館。御船層群(白亜紀後期)の発掘で見つかった日本初の肉食恐竜「ミフネリュウ」の化石をはじめ、約 19 体の全身骨格と1万5千点の標本を展示します。
2階オープンラボでは化石クリーニング作業を公開。隣接の観光交流センターでは
貝化石採集体験もでき、子どもから研究者まで幅広く支持されています。
公式リンク
https://mifunemuseum.jp/
MAPリンク
https://www.google.com/maps?q=32.7146,130.8012
(〒861-3207 熊本県上益城郡御船町御船995-6)
インスタ映え POINT
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エントランス前の実物大ティラノサウルス像は、広角レンズで見上げると迫力満点。
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1階中央ホールのアパトサウルス(全長 23 m)を2階回廊から俯瞰すると、
骨格群の並びが “恐竜大行進” のように撮れる。 -
発掘体験場「みふね化石ひろば」の赤土バックに小型ハンマーと標本を置けば、
研究者気分のフォトが完成。
口コミ
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「恐竜愛好家の楽園」「化石コレクションが想像以上に本格的」—展示の質を絶賛。
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「リニューアル後は清潔で解説も読みやすく、家族で学べる」とファミリー層から高評価。
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「入館料500円はコスパ抜群、雨の日の熊本観光に助かった」とコスパ面を称賛。
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「市街地から車30分で行ける穴場。夏休みの自由研究に最適」と学習目的の声。
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「発掘ライブも見られて“動く博物館”感が面白い」とバックヤード見学を高く評価。
ワンポイント
肥後民家村と御船町恐竜博物館は車で約1時間。古代の暮らしと白亜紀の世界をハシゴすれば、
熊本の「歴史タイムトラベル」モデルコースが完成します。
帰路:佐賀空港または熊本空港へ移動
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長洲町から車で約60分
ラウンジ情報
佐賀空港(九州佐賀国際空港)
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Premium Lounge さがのがら。
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公式サイトへのリンク: https://saga-ab.jp/furniture_service/lounge/
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リニューアルオープンした快適なラウンジで、フリードリンクや
電源USBジャックが完備されています。
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熊本空港(阿蘇くまもと空港)
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ラウンジASO
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公式サイトへのリンク: https://www.kumamoto-airport.co.jp/facilities/lounge/
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ご出発のお客様が利用できるラウンジで、お飲み物や新聞・雑誌の閲覧が可能です。
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レンタカー情報 島原・長洲エリア 公式レンタカー予約リンク
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トヨタレンタカー 島原店
https://rent.toyota.co.jp/sp/shop/detail.aspx?eCode=008&rCode=68301 -
オリックスレンタカー 島原店
https://car.orix.co.jp/shops/?shops_pk=1509 -
ニコニコレンタカー 島原外港店
https://www.2525r.com/nagasaki/shimabara/store-01115-001.html -
100円レンタカー グリーンランド通り店(荒尾市)
https://100yen-rentacar.jp/base/detail/222 -
バジェットレンタカー 長洲有明 SS(IDEX)
https://www.idex.co.jp/ss/search/detail.php?id=872
まとめ
島原半島と荒尾・長洲を2泊3日で巡る本プランは、重要文化財や世界遺産構成資産、
自然絶景スポットをバランスよく網羅。
歴史ロマンから絶景の水鏡、産業遺産の骨太な風景まで、カメラ片手に多彩な映え
体験を楽しんでください。
移動は車またはレンタカーが最も効率的です。準備を万全に、
旅の思い出を美しく切り取りましょう!
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