東ドイツとはまた違った魅力を持つ北ドイツ地方。
ブレーメン、ハンブルク、リューベックなどの都市は、
かつてのハンザ同盟の名残を色濃く残し、赤レンガの
街並みや歴史的建築物が点在するエリアです。
海沿いの景色や港町の風情も楽しめる一方で、
近代的な都市景観やリゾート地も魅力的。
今回は、世界遺産を巡りながら、インスタ映えする
スポットやおすすめのホテル、現地での移動手段などを
詳しくご紹介します。
【北ドイツ】主要スポットの見どころ✈️✈️✈️
1. ハンザ都市リューベック(1987年登録)🌍
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特徴:リューベックの旧市街は、中世の雰囲気が色濃く
残る赤レンガのゴシック建築が美しいエリアです。14世紀から続くハンザ同盟の中心都市として栄え、
現在も歴史的建築が多く残っています。
街の中心には美しい教会や市庁舎があり、
歴史好きにはたまらないスポットです。また、リューベックはマジパンの発祥地としても知られ、
世界的に有名な Niederegger(ニーダーエッガー)
本店もここにあります。 -
インスタ映えポイント:旧市街のシンボルであるホルステン門は、
赤レンガの美しい門であり、中世の城門を思わせる荘厳な雰囲気が
漂います。特に夕暮れ時にはライトアップされ、幻想的な
写真を撮影することができます。また、リューベックのマルクト広場にある市庁舎も、
繊細な装飾が施された歴史的建築物としてフォトジェニックな
スポットです。 -
プチ情報:旧市街を歩きながら、マジパンのスイーツを
楽しむのもおすすめです。Niederegger本店では、マジパンの歴史を学べるミュージアムも
併設されており、マジパンを使ったケーキやチョコレートを
味わうことができます。また、リューベックには「七つの塔の街」として知られる
多くの教会があり、聖マリエン教会や聖ペトリ教会の展望台からの
景色も見逃せません。
📝 豆知識:
リューベックは、バルト海交易で栄えた「ハンザ同盟」の
盟主都市として、12世紀から繁栄。
赤レンガのゴシック建築や狭い運河、教会群が今も美しく残っており、1987年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
「北のヴェネツィア」とも称され、中世の商人都市の面影を
そのまま体験できる場所です。
2. ブレーメンのマルクト広場とローラント像 (2004年登録)🌍
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特徴:グリム童話『ブレーメンの音楽隊』で有名なブレーメンは、
歴史と文化が融合した魅力的な都市です。マルクト広場には、勇敢な市民の象徴として建立された
ローラント像が鎮座しており、
ユネスコの世界遺産にも登録されています。この広場を囲む建築物は、ゴシック様式やルネサンス様式が
入り混じり、訪れる人々を中世ヨーロッパの世界へと誘います。また、市庁舎の豪華な装飾や内部の見学ツアーも人気です。
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インスタ映えポイント:ブレーメンのシンボルといえば
『ブレーメンの音楽隊』の像。ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが
縦に重なったユニークな像の前で記念撮影すれば、SNS映え
間違いなし!さらに、ローラント像のそばで写真を撮れば、
ブレーメンの歴史と文化が感じられる一枚に。また、マルクト広場周辺のカフェやレストランの
テラス席からは、美しい歴史的建築を背景に
おしゃれな写真が撮れます。 -
プチ情報:『ブレーメンの音楽隊』の像にはちょっとした
ジンクスがあります。ロバの前足を両手で触ると幸運が訪れると言われており、
多くの観光客が願掛けをしています。また、像は正面だけでなく横や背面から見ても魅力的なので、
いろいろな角度から写真を撮ってみましょう。さらに、市庁舎の地下には有名な「ラーツケラー(Ratskeller)」
という老舗ワインレストランがあり、地元のワインを
楽しむことができます。📍 ブレーメン旧市街・マルクト広場(Marktplatz Bremen)
📝 豆知識:
ブレーメンはドイツ北部の古都で、ハンザ同盟時代からの
自由都市として栄えた歴史ある街。
マルクト広場には壮麗な市庁舎(Rathaus)と
ローラント像が立ち、「市民の自由」を象徴する中世都市の
象徴として、2004年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
🗿 ローラント像(Rolandstatue)
📝 豆知識:
ローラントはカール大帝に仕えた騎士で、正義と都市の
自由の守護者としてヨーロッパ各地に像が建てられていますが、ブレーメンの像(1404年建立)は最も有名。
高さは10.2mで、剣と盾を持つ勇ましい姿は、市民の誇りの象徴です。
🏛 市庁舎(Bremer Rathaus)
📝 豆知識:
市庁舎は15世紀のゴシック様式にルネサンス装飾が
加わった重厚な建築。
中にはハンザ時代の会議室や豪華なバンケットホールが保存され、
ガイドツアーで内部見学可能(要予約)。
外観の彫刻も細部まで美しく、歴史ファン&建築好き必見!🚆 アクセス
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🚄 ブレーメン中央駅(Hauptbahnhof)から徒歩約10分
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ハンブルクやハノーファーからICEで直通あり(日帰り可)
📝 旅行のヒント
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🎄 冬はクリスマスマーケット開催で広場が幻想的に!
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🐴 「ブレーメンの音楽隊」像もすぐそば
(前足に触れると幸運が訪れる伝説あり) -
☕ 広場周辺にカフェ・ベーカリー・ビールホールも充実!
中世風インテリアの店多数
📌 ブレーメンのマルクト広場は“中世の自由都市の精神と
伝説が今も息づく”フォトジェニックな世界遺産✨
のんびり街歩きしながら、歴史と文化、グルメまで満喫できる穴場的都市です。 -
3. シュパイヒャーシュタット(倉庫街) (2015年登録🌍)
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特徴:ハンブルクを代表するエリアの一つであり、
19世紀末から20世紀初頭にかけて建設されたレンガ造りの
倉庫群が運河沿いに並ぶ壮大な景観を誇ります。シュパイヒャーシュタットは、世界最大の倉庫街として
ユネスコの世界遺産に登録されており、かつてはコーヒー、
紅茶、カカオ、香辛料の貯蔵・取引の拠点でした。現在では、倉庫が改装され、博物館やオフィス、カフェ、
ホテルなどに活用されており、観光地としても人気があります。特に夜間のライトアップされた倉庫街は幻想的な雰囲気を
醸し出し、運河の水面に映る光の反射が美しいです。 -
インスタ映えポイント:シュパイヒャーシュタットの象徴的な
撮影スポットといえば、運河に架かる橋の上から倉庫群を
背景にした構図。特にワンダーブリュッケ(Wandrahmsfleet Bridge)や
ポッゲンミューレン橋(Poggenmühlenbrücke)からの
眺めが絶景で、倉庫街の赤レンガの建築と運河のコントラストが
美しく映えます。夕暮れ時や夜のライトアップされた時間帯には、
よりロマンチックな雰囲気に包まれます。 -
プチ情報:倉庫街には観光名所が点在しており、特に人気なのが
「ミニチュアワンダーランド(Miniatur Wunderland)」という
世界最大級の鉄道模型博物館。精巧に作られたジオラマで、ドイツ各地や世界の都市が
再現されており、大人も子どもも楽しめるスポットです。また、「ドイツ税関博物館(Deutsches Zollmuseum)」では、
ハンブルク港の税関の歴史や密輸品の展示などがあり、倉庫街の
歴史をより深く学ぶことができます。他にも、香辛料博物館(Spicy’s Gewürzmuseum)では、
世界各国のスパイスの歴史や香りを体験することができるので、
食文化に興味のある方におすすめです。
📝 豆知識:
ドイツ・ハンブルク港の中心部に広がる、世界最大級の倉庫街エリア。
1885年から1927年にかけて建設されたこの街区は、レンガ造りの
ゴシック様式の倉庫が運河に面して並ぶ独特の景観が特徴。
かつてはコーヒー・紅茶・スパイス・絨毯などを貯蔵・
取引する物流拠点として機能していました。
2015年、近代的なハーフェンシティとともに
ユネスコ世界文化遺産に登録。
📸 映えポイント
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運河越しに赤レンガの倉庫群を望む
「ワンダーランド橋(Poggenmühlen-Brücke)」 -
夜間のライトアップされた倉庫街と水面のリフレクション
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倉庫と倉庫の間の小さな橋や階段からの構図も穴場!
🔍 見どころスポット(クリックでGoogleマップへ)
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🧭 ミニチュア・ワンダーランド(Miniatur Wunderland)
→ 世界最大の鉄道模型博物館で、子どもから大人まで夢中! -
☕ コーヒー博物館(Kaffeemuseum Burg)
→ 歴史ある倉庫内にある、コーヒーの試飲もできる博物館。 -
🥾 [シュパイヒャーシュタット散策ツアー(現地ガイド多数)]
→ 倉庫の裏話や運河の歴史を聞きながら巡るのもおすすめ。
🚆 アクセス
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🚇 U3線「Baumwall」駅 または U4線「Überseequartier」駅から徒歩約5分
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ハンブルク中央駅(Hauptbahnhof)から徒歩15〜20分圏内
📝 旅行のヒント
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📸 撮影のベストタイム:朝の静けさ or 夜のライトアップ時
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🌧 雨の日も運河+赤レンガの濡れ感が映えるので逆におすすめ
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☕ カフェ&ミュージアムで雨でも楽しめる屋内スポット多数
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🚤 夏場は運河クルーズも運行中。水上からの写真も絶景!
📌 シュパイヒャーシュタットは、歴史と現代デザインが
交差する港湾都市ハンブルクの顔”✨
写真映えだけでなく、文化・アート・グルメも
楽しめる大人の街歩きスポットです。 -
4. ヴァッデン海(2009年登録)🌍🌍🌍
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特徴:ヴァッデン海は、北海沿岸に広がる広大な干潟で、
干潮時には数十キロメートルにわたる砂州が姿を現します。ドイツ、デンマーク、オランダにまたがる世界最大の干潟で、
ユネスコ世界遺産にも登録されています。この地域は、多様な生態系が息づく場所として知られ、
渡り鳥の重要な中継地でもあります。年間を通じて多くの野生動物が観察でき、特にアザラシの
コロニーが点在していることでも有名です。
📝 豆知識:
ヴァッデン海は、オランダ・ドイツ・デンマークの
3か国にまたがる世界最大級の干潟エリア。
満潮と干潮の差が非常に大きく、干潮時には海の底を“
歩いて渡る”ことができるユニークな海域として有名です。 -
2009年にユネスコ世界自然遺産に登録(オランダ・ドイツ)、
2014年にデンマーク部分も追加登録。
🐚 特徴と魅力
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🌊 潮が引いたときに現れる“海の道”を歩ける
「ワットワンデルング(干潟歩き)」が名物 -
🐦 年間1200万羽以上の渡り鳥が立ち寄る、生物多様性の宝庫
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🦀 アザラシ・カニ・貝・ムール貝などの観察も楽しめる
エコツーリズムの聖地
🔍 人気の観察・観光スポット
(クリックでGoogleマップへ)-
🚶♂️ ジュルト島(Sylt)
→ 高級リゾート地としても人気の北フリジア諸島最大の島。
干潟観察+おしゃれカフェも充実。 -
🐦 クックスハーフェン(Cuxhaven)
→ ワットワンデルングツアーの拠点。
アザラシ観察や灯台巡りもおすすめ。 -
🌿 ヴァッデン海国立公園センター(Nationalpark-Zentrum Multimar Wattforum)
→ 干潟の生態系を学べる展示・水槽・VR体験もできる博物館。
📸 映えポイント
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干潮時に現れる**“海の道”を歩く姿**
(空と海の間を歩いているような構図) -
潮だまりに映る空と雲のリフレクション
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渡り鳥やアザラシの自然な姿を望遠でキャッチ
🚆 アクセス方法(ドイツ側)
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🚄 ハンブルク → ジュルト島:ICEで「Westerland(Sylt)」
駅まで約3時間 -
🚗 クックスハーフェンへは車 or 列車で約2時間半
(ハンブルクから) -
⛴ 干潟歩きは現地ガイド付きツアーでの参加が基本&安全◎
📝 旅行のヒント
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🕒 干潮・満潮の時間は日によって異なるため、
必ず事前チェックが必要 -
👟 長靴 or 裸足&濡れてもいい服装で
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☀️ 夏〜秋がベストシーズン/冬季は寒く風も強いので注意
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📱 各国のヴァッデン海エリアに専用アプリ・
ガイド付きツアーあり
📌 ヴァッデン海は“歩ける海”という他にない自然体験と、
地球のダイナミズムを感じるユニークな世界自然遺産✨
自然好き・カメラ好き・親子旅にもぴったりなスポットです! -
5. ハンブルクの聖ミヒャエル教会🌍🌍🌍
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特徴:バロック様式が美しいハンブルク随一の教会で、
地元では”ミヒャエリス教会”の愛称で親しまれています。現在の建物は18世紀に再建されたもので、高さ132mの
鐘楼が特徴です。この鐘楼はハンブルクのランドマークの一つで、
遠くからでもその姿を確認できます。教会内部には
壮麗な祭壇や、美しく装飾された天井画があり、訪れる
人々を魅了します。また、ここはブラームスの洗礼が行われた
教会としても知られています。
📝 豆知識:
通称「ミヒャエリス(Michel/ミヒェル)」と呼ばれ、
ハンブルクで最も有名な教会のひとつ。
現存する教会は18世紀後半に完成したバロック様式で、かつての
火災や落雷を乗り越えて今も堂々と街を見守っています。
高さ132mの塔は街のランドマークとして愛され、展望台からは
エルベ川やハンブルク港の絶景が楽しめます。
📸 映えポイント
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教会前の広場から仰ぎ見る「黒い尖塔と白のファサード」構図
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展望台(エレベーター or 階段)からのパノラマ風景&日没ビュー
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内部の白×金×青を基調とした優美な礼拝堂とパイプオルガン
🔍 見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🎺 展望台・鐘楼見学(公式サイト)
→ エレベーターで約2分。360度ビュー+フォトスポット多数。 -
🎼 オルガンコンサート・特別礼拝も定期開催(予約推奨)
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⚰️ 地下墓地ツアー(ドイツ語対応が多いですが雰囲気◎)
→ 歴史的人物の墓所が見られる静寂スポット。
🕒 開館時間(2024年時点)
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教会本体:毎日 10:00〜18:00(夏季は延長あり)
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展望台:10:00〜20:00(最終入場は30分前)
※日曜午前は礼拝のため見学制限あり。
最新情報は公式サイトで確認を。
🚇 アクセス
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🚉 ハンブルク中央駅から地下鉄U3線「St. Pauli」駅または「Rödingsmarkt」駅下車、徒歩約10分
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🚶♂️ シュパイヒャーシュタットやエルプフィルハーモニーからも
徒歩圏内
📝 旅行ヒント
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📷 展望台は晴天・夕暮れ時がベストショットタイム!
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🎧 オーディオガイド(英語・ドイツ語)あり/見学ルートは
スムーズに回れる構成 -
🧁 教会そばのカフェ&ベーカリーで朝活+絶景撮影ルートも
おすすめ -
🎄 冬はライトアップとクリスマスマーケットの装飾が美しい!
📌 聖ミヒャエル教会は、歴史×眺望×建築美”がそろった
ハンブルク観光のマストスポット✨
フォトジェニックで心落ち着く時間を過ごせる、
街歩きのハイライトです! -
6. エルプフィルハーモニー・ハンブルク🌍🌍🌍
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特徴:エルプフィルハーモニー・ハンブルクは、
ハンブルク港のウォーターフロントにそびえる近代建築の
代表例であり、ドイツで最も革新的なコンサートホールの一つです。建物は、かつてのレンガ造りの倉庫(カイシュピーカーA)の上に、
波を模したガラス構造を重ねたユニークなデザインが特徴。2017年にオープンし、音響設計は世界的な音響コンサルタントで
ある豊田泰久氏(Yasuhisa Toyota)が手掛け、
世界でも屈指の音響品質を誇ります。
📝 豆知識:
通称「エルプフィル(Elphi)」は、2017年に完成した世界屈指の
音響を誇るコンサートホール。
旧カカオ倉庫を基礎に、その上にガラス張りの波形屋根が輝く
未来的なデザインが融合。
シュパイヒャーシュタット(世界遺産)のすぐ隣に位置し、
ハンブルクの新しいアイコンとなっています。-
設計:スイスの建築ユニット「ヘルツォーク&ド・ムーロン」
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大ホールの音響は世界的音響設計家・豊田泰久氏が監修
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「世界で最も美しいコンサートホール」とも称賛されています
📸 映えポイント
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港越しに見る波のようなガラス屋根と赤レンガの対比構図
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エスカレーターで上る「プラザ展望台」からの港と市街のパノラマ
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夜のライトアップ&リフレクションも幻想的✨
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🏙 プラザ(Elbphilharmonie Plaza)
→ 無料(要時間指定予約)で入場可、ハンブルク市街を
一望できる展望エリア -
🎶 大ホール(Großer Saal)
→ 天井に浮かぶ「音の反響板」と美しい曲線構造が特徴。
クラシック、ジャズ、現代音楽まで上演 -
☕ レストラン&カフェ「Störtebeker」
→ プラザ階でハンブルク名物とクラフトビールが
楽しめる絶景レストラン
🎟 チケット・予約情報
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🎟 プラザ展望台:入場無料(オンラインで時間予約推奨)
→ 予約ページはこちら(英語可) -
🎫 コンサートチケット:公式サイト or 各種プレイガイドにて販売
→ 人気公演はすぐ満席になるので数ヶ月前の予約がベスト
🚇 アクセス
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🚇 U3線「Baumwall」駅 徒歩約6分
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🚶♂️ シュパイヒャーシュタットやミヒャエル教会から徒歩圏内
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⛴ 「Elbphilharmonie」フェリー乗り場もあり(水上アクセス可)
📝 旅行のヒント
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📷 展望台は晴天・夕暮れ時が超映えタイム
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🎧 ガイド付き建築ツアー(英語・ドイツ語)もあり、
内部構造の秘密が学べる -
☀️ 天候に左右されないので雨の日観光にもおすすめ
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🎄 クリスマスシーズンはライトアップ&クラシック公演も大人気!
📌 エルプフィルハーモニー・ハンブルクは、音楽・建築・都市景観”
すべてが融合した世界レベルの文化施設✨
観光・フォト・コンサート・食事まで1か所で完結する究極の
多機能スポットです! -
7. シュヴェリーン城🌍🌍🌍
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特徴:湖に囲まれた宮殿で、”北のノイシュヴァンシュタイン城”の
異名を持つ美しさを誇ります。シュヴェリーン城は、ドイツで最も美しい宮殿のひとつとされ、
19世紀にメクレンブルク=シュヴェリーン大公フリードリヒ・フランツ2世によって建設されました。ゴシック・ルネサンス・バロックが融合した華やかな
建築様式が特徴で、現在は州議会が置かれています。
📝 豆知識:
シュヴェリーン城は、ドイツ北部・メクレンブルク=
フォアポンメルン州の州都シュヴェリーンにある湖上の宮殿。
重厚なバロック様式にロマン主義的な要素が加わり、
金色の塔と尖塔が湖に映える姿は“北のノイシュヴァンシュタイン
”とも呼ばれるほど美麗。
現在は州議会議事堂として使用されつつも、博物館や庭園も
一般公開されており、観光と文化が融合した名城です。
📸 映えポイント
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湖に架かる橋を渡る途中で撮る「城の全景+水面反射構図」
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城の正面広場から仰ぎ見る「金色ドームとファサード」
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春~秋の庭園に咲く花々と城のコラボ撮影(バロック庭園あり)
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🏛 シュヴェリーン城博物館(Schlossmuseum Schwerin)
→ 華麗な王族の居室や絵画コレクション、王冠の展示などが
見学可能。 -
🌳 シュヴェリーン城庭園(Schlossgarten Schwerin)
→ 運河・彫像・幾何学模様の庭園が広がる癒しのスポット。
ピクニックにも◎
🎟 開館情報(2024年時点)
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🕒 火〜日曜:10:00〜17:00(冬季は16:00まで)/月曜休館
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🎫 入館料:大人約8〜10ユーロ(学生割あり)
※議会開催日は見学不可エリアもあり。詳しくは公式サイトを
ご確認ください。
🚆 アクセス
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🚄 ハンブルク中央駅 → シュヴェリーン駅まで約1時間45分
(列車) -
🚶♂️ 駅から城までは徒歩15分ほど/バスやタクシーでも
アクセス可能
📝 旅行のヒント
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📷 写真は朝~午前中が順光でおすすめ(夕方は逆光気味)
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☕ 周辺に可愛いカフェや湖畔レストランも多数あり
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🎭 夏は庭園でコンサートやライトアップイベントも開催(要事前チェック)
📌 シュヴェリーン城は、湖に浮かぶロマンと歴史が融合した
ドイツの隠れた名城”✨
フォトジェニックさ、アクセスのしやすさ、ゆったりした
時間がそろったおすすめ観光スポットです! -
8. ジルト島🌍🌍🌍
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特徴:ジルト島は北海に浮かぶドイツ屈指の高級リゾート
アイランドで、長さ40km以上にも及ぶ白砂のビーチや
広大な砂丘が魅力です。特に西海岸のビーチエリアは、ヨーロッパ有数の
サーフスポットとしても知られ、多くのマリンスポーツ
愛好者が訪れます。一方、東海岸には静かな入り江が広がり、落ち着いた
雰囲気の中でのんびりとした時間を過ごすことができます。島内には高級ホテルやスパリゾートが点在し、
ドイツ国内外のセレブリティにも人気のエリアです。
📝 豆知識:
ジルト島は、ドイツ最北端・北海に浮かぶ北フリジア諸島の最大の島。
全長は約38kmにおよび、美しい砂浜、断崖、潮風に揺れる草原、
セレブ御用達のリゾートホテルやレストランが並ぶ、まさに“
大人の高級リゾート”。
その一方で、**ワッデン海の干潟(ユネスコ世界自然遺産)**にも
面しており、自然とラグジュアリーが共存する特別な場所です。
📸 映えポイント
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断崖絶壁が広がる西岸の**「レッド・クリフ(Rotes Kliff)」**
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ワッデン海の干潟に足を踏み入れる「ワットワンデルング
(干潟歩き)」体験風景 -
茅葺き屋根のかわいい家々が並ぶ「ケータイム(Keitum)」
地区の街並み -
夕暮れの「エレンブーゲン岬(ドイツ最北端)」の灯台シルエット
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🌊 ヴェスターランド(Westerland)
→ 島の中心街&交通ハブ。
海岸遊歩道や高級ショップが集結。 -
🧭 ケータイム(Keitum)
→ 茅葺き屋根と伝統文化が残る静かな村。
フォトジェニック度高し! -
🦭 ヴェニングシュテット(Wenningstedt)
→ 赤い断崖が続く風景とサーフィンスポット -
🗺 エレンブーゲン岬(Ellenbogen)
→ ドイツ最北端。灯台と海と草原が美しい絶景ルート
🚆 アクセス
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🚄 ハンブルク中央駅 → Westerland(Sylt)駅まで
直通ICEで約3時間
→ 陸路でアクセス可能
(※車はシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州から列車で積載輸送) -
✈️ 夏はドイツ主要都市からSylt空港への直行便あり
(例:フランクフルト・ミュンヘン) -
🚴 島内移動はレンタサイクル or バスが便利!
📝 旅行ヒント
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🌞 ベストシーズン:5月~9月(夏は気温25℃前後で快適)
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🧴 持ち物:風が強いため羽織るもの&UV対策必須
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🏨 ホテルは早め予約がマスト!特にケータイム・カンプン地区が人気
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🦐 グルメ:地元のシュリンプ料理、魚の燻製、シャンパン&牡蠣が名物✨
📌 ジルト島は、“ドイツの海辺の宝石箱”のような場所✨
ビーチ・自然・美食・スパがすべて揃った、
ドイツ流リラックス&ラグジュアリーの極みを体験できます! -
9. リューネブルクの旧市街🌍🌍🌍
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特徴:塩の交易で栄えたことから”塩の街”とも呼ばれ、
リューネブルクは中世から続く商業都市として発展してきました。街の中心部には、美しい木組みの建物やレンガ造りの
家々が立ち並び、歴史的な趣を色濃く残しています。特に、かつて塩の交易で莫大な富を築いた商人たちの館は、
装飾が華やかで豪華な造りとなっており、現在ではホテルや
レストランとして利用されている場所も多くあります。
📝 豆知識:
リューネブルクは中世に「塩の街」として繁栄したハンザ都市。
旧市街にはゴシック様式の赤レンガ建築がそのまま残り、
まるでタイムスリップしたかのような街並みが続きます。
戦災をほぼ受けなかったため、12〜16世紀の姿を
今に伝える貴重な都市景観が楽しめる、ドイツ北部でも
特に美しい旧市街のひとつです。
📸 映えポイント
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歪んだ屋根や壁がそのまま残る
「クレーン通り(Am Sande周辺)」 -
木骨組みの家とカフェが並ぶ
「シュタイン通り(Steinstraße)」 -
サンタマリア教会と旧市庁舎の鐘塔を見上げる構図
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塩倉庫エリアの水面リフレクション+赤レンガ群
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🧂 ドイツ塩博物館(Deutsches Salzmuseum)
→ 塩の採掘と交易で栄えた歴史を学べる、
リューネブルクならではの展示館。 -
🏛️ リューネブルク旧市庁舎(Altes Rathaus Lüneburg)
→ 複数の時代様式が混在する建物で、内部ツアーも人気。 -
⛪ 聖ニコライ教会(St. Nicolai Kirche)
→ 空へ伸びるゴシック建築の鐘楼が印象的。
中も静謐で美しい。
🚆 アクセス
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🚄 ハンブルク中央駅から列車(REまたはSバーン)で
約30〜40分 -
駅から旧市街中心までは徒歩10分以内。
コンパクトで歩きやすい街並みです。
📝 旅行ヒント
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🧭 街歩きは午前中が光がきれいで写真向き/
夕方は静かで雰囲気◎ -
🛍 小さな個人経営の雑貨店・本屋・カフェが点在。
のんびり探索にぴったり -
☕ 名物の**「塩キャラメルスイーツ」や赤レンガの建物内の
カフェ**はSNS映え抜群 -
🎄 冬は中世風のクリスマスマーケットも開催🎄
📌 リューネブルク旧市街は、ドイツの赤レンガの宝石箱”と
称される美しき歴史地区✨
ハンブルクからの小旅行にもおすすめで、建築・雑貨・歴史・
グルメまでゆっくり楽しめる穴場スポットです! -
10. メクレンブルク湖水地方🌍🌍🌍
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特徴:メクレンブルク湖水地方は、ドイツ最大の湖水地帯で、
大小合わせて1,000以上の湖が点在する自然豊かな地域です。特にミューリッツ湖(Müritz)はドイツ国内で2番目に大きな湖で、
透明度が高く、美しい景観が広がります。この地域はユネスコの生物圏保護区にも指定されており、
手つかずの自然や多様な動植物が生息するエリアとしても
知られています。カヌーやボートクルーズ、釣り、ハイキングなどの
アウトドアアクティビティが豊富で、自然愛好家に
とって楽園のような場所です。
📝 豆知識:
メクレンブルク湖水地方は、ドイツ北東部に広がる1000以上の
湖からなる巨大な湖水地帯。
その中心には**ドイツ最大の湖「ミューリッツ湖(Müritz)」**が
あり、カヌー・ヨット・サイクリング・ハイキングなど
アウトドアレジャーの聖地として知られます。
湖岸には古城や可愛い港町が点在し、自然と歴史を一緒に楽しめる
リゾート地です。
📸 映えポイント
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ミューリッツ湖畔から見る広大な水面と白いヨットの構図
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カヌーで静かな湖を進みながら撮る
「水面越しの森のリフレクション」 -
港町ヴァーレン(Waren)の石畳とカラフルなボート群
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サイクリング中の緑と湖の並走ショット
🔍 主な見どころ(クリックでGoogleマップへ)
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🌊 ミューリッツ湖(Müritz)
→ ドイツ最大の湖。セーリング・カヌー・湖水浴・
星空観察にも最適。 -
🛥️ ヴァーレン(Waren (Müritz))
→ 湖の観光拠点。港町ならではのカフェや遊覧船が人気。
水族館「Müritzeum」もおすすめ。 -
🌳 ミューリッツ国立公園(Müritz-Nationalpark)
→ 広大な森と湖が広がる自然保護区。
ハイキングや野鳥観察に最適(オジロワシが見られることも)
🚗 アクセス
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🚆 ベルリンまたはハンブルクから列車でヴァーレン駅へ
(約2〜3時間) -
🚗 車の場合はアウトバーンA19を利用してアクセスしやすく、
湖畔の町に宿泊すると便利です -
🛶 島々や湖を移動するにはレンタルカヌーや
クルーズ船も利用可能!
📝 旅行ヒント
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🌞 ベストシーズン:5月〜9月
(特に7〜8月は水遊びや星空観察が人気) -
🚲 アウトドア好きには湖沿いのサイクリングロードや
自然散策ルートが充実 -
🛶 初心者向けのカヌーツアーやSUP体験も多数
-
🏡 湖畔のペンション・ログハウス・ボートホテルなど
宿泊もバラエティ豊富!
📌 メクレンブルク湖水地方は、水・森・空”がひとつになる
北ドイツの癒しと冒険のパラダイス✨
観光地の喧騒を離れ、心も体もリフレッシュできる理想の
自然旅を叶えてくれます! -
交通手段:行き方&移動方法✈️✈️✈️
日本から北ドイツへのアクセス
- 飛行機:日本(成田・羽田・関西など)→
フランクフルトやミュンヘンを経由 → ハンブルク空港へ。 - 所要時間:日本からドイツへの直行便は約12時間。
経由便の場合、フランクフルトやミュンヘンでの乗り継ぎ時間を
含めると約14〜16時間程度。🏨おすすめホテル:地域別でゆったり滞在
🏨ハンブルク
- ザ ウェスティン ハンブルク:日本語でザ ウェスティン ハンブルクを検索
エルプフィルハーモニーに直結するラグジュアリーホテルで、
ハンブルク港や市街地の素晴らしい眺望が魅力です。館内には、スパやフィットネスセンター、インフィニティプールが
完備され、リラックスした滞在が可能。客室はモダンなデザインで、広々としたバスルームや
高級ベッドが快適な眠りを提供します。
ル メリディアン ハンブルク:日本語でル メリディアン ハンブルクを検索
アルスター湖を望む立地にあり、湖畔の景色を楽しみながら
滞在できるスタイリッシュなホテルです。
屋上には「ヘリウム・バー(Heritage Bar)」があり、
美しいパノラマビューを堪能しながらドリンクを楽しめます。
客室は洗練されたインテリアが施され、快適な設備が充実。
🏨ブレーメン
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ドリント パーク ホテル ブレーメン:日本語でドリント パーク ホテル ブレーメンを検索 自然が豊かな市立公園(Bürgerpark)に
隣接しており、緑あふれる環境が魅力のラグジュアリーホテルです。クラシックな建築とモダンな内装が調和した客室は、
広々としていて快適に過ごせます。スパエリアにはプールやサウナなどの設備が充実しており、
旅の疲れを癒やすのに最適。 -
ラディソン ブル ホテル ブレーメン:日本語でラディソン ブル ホテル ブレーメンを検索 観光の拠点にぴったりなブレーメンの
中心部に位置し、旧市街やマルクト広場までも徒歩圏内です。客室は明るく清潔感があり、機能的な設備が整っています。
フィットネスセンターや室内プールも利用できるので、
旅先でも運動を欠かしたくない方におすすめ。ビジネスセンターや会議室も備えており、ビジネスユースにも
対応可能。レストランではバラエティ豊かな朝食ビュッフェを
提供してます。
🏨リューベック
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アトランティック ホテル リューベック:日本語でアトランティック ホテル リューベックを検索 リューベック旧市街の中心部にあり、
主要な観光スポットへ徒歩圏内という便利なロケーションが魅力です。モダンかつスタイリッシュな内装の客室には、快適なベッドと
ワークスペースが完備されており、ビジネスユースにも最適。ホテル内にはフィットネスルームやサウナなどの
リラクゼーション施設が充実しており、観光で疲れた
体を癒やすことができます。レストランでは地元の食材を取り入れた創作料理を楽しめ、
朝食ビュッフェも好評です。 -
ホテル アン・デア・マリン:日本語でホテル アン・デア・マリンを検索 リューベックの象徴ともいえるホルステン門のすぐ近くに位置し、歴史と文化を肌で感じられるクラシックなホテルです。
館内はアンティーク調のインテリアで統一され、
趣のある雰囲気が漂います。客室は木の温もりを感じられるデザインが特徴で、
伝統的な装飾が施され、歴史好きにはたまりません。
🛋ラウンジ情報:空港で快適に
ハンブルク空港
-
Lufthansa Business Lounge:スターアライアンス
加盟航空会社を利用の場合に便利。- 主なサービス:
軽食、ドリンク、無料Wi-Fi、新聞・雑誌の
提供など。時間帯によっては温かい軽食も用意されています。
- 利用条件:スターアライアンス加盟航空会社の
ビジネスクラス以上の利用者や、マイレージ上級会員
(ステータス保持者)が対象。ワンタイムパスや有料での利用が可能になる
プロモーションを行う場合もあるので要チェックです。 - 設備の特徴:ラウンジ内には快適なソファ席や
ビジネススペースがあり、フライト前に仕事を
片付けたいビジネス客にもおすすめ。
- 主なサービス:
-
Airport Lounge:プライオリティ・パス利用者向けのラウンジ。
- 主なサービス:アルコールを含むドリンクバー、
スナック・軽食、無料Wi-Fi、シャワールームなど。ゆったりとしたソファスペースでリラックスできます。
- 利用条件:プライオリティ・パスを所持している方や、
当日有料での入場が認められている場合など。事前予約が必要なケースもあるので、空港の公式サイトで
確認しましょう。 - 設備の特徴:静かな空間でフライト前の休息に最適。
ビジネスエリアや充電スペースがあり、乗り継ぎ
時間などにも便利です。
- 主なサービス:アルコールを含むドリンクバー、
✈ブレーメン空港
- Hanza Lounge:日本語でHanza Loungeを検索
ブレーメン空港にある唯一のラウンジで、落ち着いた
雰囲気の中でリラックスできる空間を提供しています。 - 主なサービス:アルコールを含むドリンクバー、軽食・スナック、無料Wi-Fi、新聞・雑誌の提供、フライト情報モニター。
- 利用条件:プライオリティ・パス、ダイナースクラブなどの
会員プログラムを利用するか、有料での入場が可能。航空会社のビジネスクラス利用者も対象となる場合があります。
- 設備の特徴:快適なソファ席があり、出発前にリラックスするのに
最適。電源コンセントが完備されているため、スマートフォンや
ノートPCの充電にも便利。
🌸⛄🏝季節ごとの楽しみ方
- 春(3月~5月):歴史的な街並みが花に彩られ、庭園巡りや
イースターマーケットが楽しめる。リューネブルクの旧市街やシュヴェリーン城の庭園散策が最適。
- 夏(6月~8月):
ヴァッデン海やジルト島でのビーチアクティビティが人気。
ハンブルク港でのクルーズや屋外イベントもおすすめ。 - 秋(9月~11月):
紅葉が美しい季節。メクレンブルク湖水地方での
ボートクルーズやブレーメンのビールフェスティバルが楽しめる。 - 冬(12月~2月):
各都市でクリスマスマーケットが開かれ、幻想的な雰囲気に。リューベックのマジパン店巡りやホットワインを楽しむのもおすすめ。
旅のまとめ
北ドイツは、歴史的な町並みと海や湖の自然美が同居するエリアです。
東ドイツとはまた一味違った雰囲気があり、赤レンガの建物や
幻想的な海辺の風景はインスタ映え必至。
- ポイント1:世界遺産の宝庫。歴史好きはもちろん、
写真映えやグルメも充実。 - ポイント2:交通インフラが整っているので、
複数都市をめぐる旅もスムーズ。 - ポイント3:温暖な季節にはヴァッデン海やジルト島で
自然を満喫しよう。冬季にはクリスマスマーケットも楽しめます。
ぜひ、この記事を参考に北ドイツ旅行を計画してみてください。
壮大な歴史と自然に彩られた旅は、きっと心に残る思い出になるはずです。
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