🗺北インドエリアは、インドの歴史と文化の中心地であり、
さまざまな世界遺産や素晴らしい観光名所が点在しています。
この地域では特に、デリーやアーグラ、ラージャスターン、
ビハール、ウッタラーカンド州の観光名所が注目されます。
☆デリーの世界遺産
クトゥブ・ミナールはインド・デリーに位置し、 ムスリムの支配を象徴する建造物です。 1193年にクトゥブッディーン・アイバクによって 建設が始まり、その後複数の王朝によって数度の 拡張を経て1275年頃に完成したとされています。 赤砂岩と大理石で造られ、高さ72.5メートルを 誇るインド最古の石造建築の塔です。周辺には アラク・コータやアフマド・リザの遺跡群なども あり、イスラム建築の歴史的変遷を感じることが できます。詳しくはこちら
📸 インスタ映えポイント クトゥブ・ミナールを背景に
シルエット撮影をすると、幻想的な雰囲気を演出できます。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:クトゥブ・ミナール駅
(デリー・メトロ) Googleマップリンク
☆フマユーン廟
フマユーン廟は、ムガル帝国第二代皇帝フマユーンの霊廟で、
1565年から1572年にかけて建設されました。
ペルシャ建築の影響を強く受けた優雅なデザインが特徴で、
中央アジアの庭園様式(チャハルバーグ)が取り入れられています。
広大な庭園と共に世界遺産として登録され、後の
タージ・マハルにも大きな影響を与えたとされています。
墓室にはフマユーン皇帝の遺体が安置され、周囲には彼の
家族や側近たちの墓も配置されています。
その壮麗な外観と緻密な装飾が見どころのひとつで、多くの観光客が訪れます。詳しくはこちら
📸 インスタ映えポイント 緑豊かな庭園と対称的な廟の外観を
一緒に撮影すると、鮮やかで美しい写真になります。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:JLNスタジアム駅(デリー・メトロ) Googleマップリンク
☆レッド・フォートの建造物群
レッド・フォート(ラール・キラー)は、ムガル帝国第三代皇帝
シャー・ジャハーンによって1638年に建設が開始され、
1648年に完成した要塞宮殿です。
壮麗な赤い砂岩で造られたこの建物群は、かつてムガル帝国の
政治・行政の中心でした。内部にはディワーネ・アーム
(一般謁見の間)、ディワーネ・カース(特別謁見の間)、
マムタズ・マハル宮殿などがあり、豪華な装飾が施されています。
現在では博物館としても機能し、ムガル帝国の歴史を知る貴重な
場所です。
毎年インド独立記念日にはここから首相が演説を行い、
多くの人々が訪れます。
📸 インスタ映えポイント ライトアップされた夜の
レッド・フォートは幻想的。
正門のラホール・ゲートや大理石の謁見の間も写真映えします。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:チャンドニー・チョーク駅
(デリー・メトロ) Googleマップリンク
🔗 詳細情報 ユネスコ世界遺産公式ページ
アーグラの観光名所
☆タージ・マハル
タージ・マハルは、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが
亡き妻ムムターズ・マハルのために建設した霊廟で、世界的に
知られる愛の象徴です。
1632年に着工され、1653年に完成しました。
白大理石で造られた優雅なドームと精巧な装飾が特徴で、
建築にはペルシャやイスラム、インドの要素が融合しています。
広大な庭園、シンメトリーな設計、ヤムナー川を背景にした
景観が魅力です。
1983年にユネスコ世界遺産に登録され、毎年数百万人の
観光客が訪れます。
📸 インスタ映えポイント 日の出・日の入り時のタージ・
マハルは幻想的な美しさを放ちます。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:アーグラ・カント駅(インド鉄道) Googleマップリンク
🔗 詳細情報 ユネスコ世界遺産公式ページ
☆アーグラ城塞
アーグラ城塞は、ムガル帝国の首都として16世紀にアクバル帝に
よって築かれた大規模な要塞です。
赤砂岩で造られたこの城は、高さ約21メートルの頑丈な
城壁に囲まれており、内部にはジャハンギール宮殿、
ムサンマン・ブルジュ、カース・マハルなどの壮麗な
宮殿が点在しています。
城の南端からは、タージ・マハルが見える絶景スポットもあります。
1983年にユネスコ世界遺産に登録され、現在もインドの
歴史的重要な遺産として保存されています。
📸 インスタ映えポイント 城内のムサンマン・ブルジュからの
タージ・マハルの眺めは絶景。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:アーグラ・カント駅(インド鉄道) Googleマップリンク
🔗 詳細情報 ユネスコ世界遺産公式ページ
☆ファテープル・シークリー
ファテープル・シークリーは、ムガル帝国の皇帝アクバルによって
1571年に建設された壮大な都市で、短期間ながら帝国の首都として
機能しました。
赤砂岩を使用した独特の建築様式が特徴で、宮殿やモスク、
広場が点在しています。ジャーマー・マスジッド、ディワーネ・
カース、パンチ・マハルなどの建造物があり、当時の繁栄を
今に伝えます。現在はユネスコ世界遺産に登録され、
多くの観光客が訪れます。
📸 インスタ映えポイント 鮮やかな赤砂岩の建築は写真映え抜群。
広場や門の前での撮影がおすすめ。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:ファテープル・シークリー駅
(インド鉄道) Googleマップリンク
🔗 詳細情報 ユネスコ世界遺産公式ページ
☆ラージャスターン州の魅力
ラージャスターン州の丘陵要塞群
ラージャスターン州には、多くの美しい丘陵要塞が点在しています。
代表的なものにはアンベール城やチットールガル城などがあり、
歴史的背景も非常に豊かです。
壮大な風景と独特の建築様式が楽しめ、世界遺産に登録されているものも多く
、訪れる人々を魅了しています。
📸 インスタ映えポイント
城壁から見下ろす町の風景は
迫力があり、写真映えすること間違いなし。
🔗 アクセス方法 最寄り空港:
ジャイプール国際空港 Googleマップリンク
☆ジャンタル・マンタル(ジャイプール)
ジャンタル・マンタルは、1728年にラージャスターン州
ジャイプールで建立された天文観測所で、ムガル帝国時代の
天文学の発展を象徴する遺産です。
マハーラージャ・ジャイ・シング2世によって建設され、
世界最大級の日時計「サムラート・ヤントラ」を含む
19の天文機器が配置されています。
これらの装置は現在も正確な天体観測が可能で、
天文学や建築技術の進歩を実感できます。
2010年にユネスコ世界遺産に登録され、多くの観光客が訪れます。
📸 インスタ映えポイント 巨大な日時計と天文機器を背景に
撮影すると、ユニークな写真が撮れます。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:ジャイプール駅(インド鉄道) Googleマップリンク
🔗 詳細情報 ユネスコ世界遺産公式ページ
☆ジャイプール市街(ピンクシティ)
ジャイプールは、その特徴的なピンク色の建物で知られることから
「ピンクシティ」と呼ばれています。
主な観光名所としては、ハワー・マハール(風の宮殿)や
シティ・パレスなどが挙げられ、街全体が華やかな雰囲気に
包まれています。
📸 インスタ映えポイント ハワー・マハールの美しい窓を
背景にすると、幻想的な写真を撮影できます。
🔗 アクセス方法 最寄り空港:ジャイプール国際空港 Googleマップリンク
☆ビハール州の世界遺産
ブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディー寺院)
ブッダガヤは、仏教の聖地として最も重要な場所の一つであり、
仏陀が悟りを開いた場所と伝えられています。
大菩提寺はその中心的な寺院で、古代から続く仏教文化の痕跡を
色濃く残しています。
📸 インスタ映えポイント 大菩提樹の下での瞑想シーンや、
黄金の仏塔と一緒に撮る写真は特に人気です。
🔗 アクセス方法 最寄り空港:ガヤ空港 Googleマップリンク
☆ナーランダ・マハーヴィハーラ(ナーランダ大学)の遺跡
ナーランダ・マハーヴィハーラは、仏教徒の学問の中心地として
栄えた大学であり、その遺跡は世界遺産に登録されています。
実際には5世紀頃に創設されたとされ、世界で最初期の
大学の一つともいわれています。
学生が多様な学問を修めるために世界中から集まり、
仏教学術の発展に重要な役割を果たしました。
📸 インスタ映えポイント 遺跡の回廊や講堂跡で、
歴史を感じる一枚を撮影するのがおすすめ。
🔗 アクセス方法 最寄り駅:ナーランダ駅(インド鉄道) Googleマップリンク
☆ウッタラーカンド州の自然
ナンダ・デヴィ国立公園および花の谷国立公園
これらの国立公園は、壮大な自然環境を提供し、
冒険やトレッキングに最適な場所です。
特に花の谷国立公園は、珍しい植物が生育しており、
美しい風景が広がります。
ナンダ・デヴィ山はヒマラヤを象徴する名峰の一つで、
自然保護の観点からも非常に重要とされています。春から夏にかけて、花の谷ではカラフルな
高山植物が咲き乱れ、多くの観光客がその
美しさを目当てに訪れます。環境保護と観光が両立している事例としても
注目されています。
📸 インスタ映えポイント 色とりどりの花が咲く谷の写真は絶景!
🔗 アクセス方法 最寄り空港:デヘラードゥーン空港 Googleマップリンク
北インドの観光を最大限楽しむために、移動手段や宿泊先を
事前に計画しておくと便利です!
✈️ 国内線飛行機
各主要都市(デリー、アーグラ、ジャイプールなど)には
国際空港があり、エア・インディアやIndiGo、Vistaraなどの
航空会社が頻繁に国内線を運航しています。
デリーからジャイプールやアーグラまでは約1時間以内で
移動可能なため、遠方の都市間移動や時間の節約に最適です。
料金は航空会社や予約時期によって異なりますが、
早めに予約することで割安なチケットを手配できます。
さらに、インド各地の空港情報を一括で確認したい場合は、
【インド空港局(AAI)公式サイト】(https://www.aai.aero/en/airports) で
最新情報をチェックできます。
🚉 インド鉄道
インド鉄道は広大な国内ネットワークを誇り、
特にデリー~アーグラ間、デリー~ジャイプール間などが
便利で人気です。
車両にはACクラス(エアコン付き)や
スリーパークラスなど複数の座席・寝台等級があり、
快適さや予算に応じて選択できます。
事前にオンライン予約がおすすめです。
【インド鉄道公式予約サイト(IRCTC)】チケット予約はこちら
🚌 長距離バス
主要都市間には快適な長距離バスが運行されており、
コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
ただし長時間の移動となるため、快適性を重視した
デラックスバスの利用を検討してください。
【Redbus(インド主要バス予約サイト)】予約はこちら
🚖 タクシー・リキシャ
各都市内の観光地を巡るには、タクシーや
オートリキシャが便利です。
料金は交渉制の場合が多いため、乗車前に必ず交渉し、
合意を得てから利用しましょう。
【Uber India(タクシー予約アプリ)】アプリダウンロードはこちら
【Ola Cabs(インド国内のタクシー予約アプリ)】アプリダウンロードはこちら
物価情報(表形式)
項目 | 価格(INR) | 日本円(概算) |
---|---|---|
デリーのタクシー初乗り | 40INR | 約70円 |
タージ・マハル入場料(外国人) | 1300INR | 約2300円 |
屋台のローカルフード | 50INR | 約90円 |
ホテル1泊(中級) | 2000INR | 約3600円 |
🛋プライオリティパスのラウンジ情報
北インドエリアの主要空港には、プライオリティパスで利用できる
ラウンジがあります。
快適に過ごしたい方はぜひ活用してみてください。
空港 | ラウンジ名 | 施設詳細 | リンク |
デリー国際空港 | Plaza Premium Lounge | シャワー・軽食あり | 詳細はこちら |
ジャイプール国際空港 | Club One Lounge | 静かな空間で休憩可能 | 詳細はこちら |
アーグラ空港 | Maharaja Lounge | ビュッフェ・無料Wi-Fi | 詳細はこちら |
エリア別おすすめホテル
北インドを旅行する際に便利なエリア別のおすすめホテルを
一覧にまとめました。
予約サイトなどで最新の料金や空室状況を確認し、
快適な旅を計画しましょう。
エリア | ホテル名 | 料金(1泊) | リンク |
デリー | Taj Palace Hotel | 15,000円~ | 予約はこちら |
アーグラ | Oberoi Amarvilas | 30,000円~ | 予約はこちら |
ジャイプール | The Raj Palace | 20,000円~ | 予約はこちら |
これらの情報を参考に、北インドの旅をより快適かつスムーズに
楽しんでください。
プライオリティパスを活用して移動中の休憩を充実させたり、
あらかじめホテルを予約しておけば、観光に専念できます。
交通手段も目的や予算に合わせて選択しながら、
素敵な旅の計画を立ててみてください!
💰主要観光地の料金一覧
観光地 | 入場料(外国人) | 日本円(概算) | 備考 |
クトゥブ・ミナール | 600INR | 約1100円 | インド最古の石造建築の塔 |
フマユーン廟 | 600INR | 約1100円 | ペルシャ建築を取り入れた美しい霊廟 |
レッド・フォート | 600INR | 約1100円 | 夜間ライトアップが人気 |
タージ・マハル | 1300INR | 約2300円 | 愛の象徴とされる白大理石の霊廟 |
アーグラ城塞 | 600INR | 約1100円 | 壮麗な宮殿とタージ・マハルの絶景ポイント |
ファテープル・シークリー | 600INR | 約1100円 | アクバル帝が築いた短命の都 |
ジャンタル・マンタル | 200INR | 約360円 | 天文機器が並ぶユニークな天文観測所 |
おすすめの観光シーズンとスポット
季節 | 特徴 | おすすめの観光地 |
---|---|---|
10月~3月 | 気温が穏やかで快適 | タージ・マハル、クトゥブ・ミナール、ジャイプール市街 |
4月~6月 | 非常に暑い | 高地のナンダ・デヴィ国立公園や花の谷国立公園 |
7月~9月 | モンスーン(雨季)で降水量が多い | ラージャスターン州の丘陵要塞群(雨上がりの景観が美しい) |
観光計画を立てる際は、気候や混雑状況を考慮しながら、より快適な旅を楽しんでください!
まとめ
北インドエリアは、歴史的建造物、文化遺産、
美しい自然が共存する観光スポットの宝庫です。
世界遺産に登録されているクトゥブ・ミナールやタージ・
マハル、フマユーン廟はもちろん、ラージャスターン州の
壮麗な要塞やウッタラーカンド州の大自然も魅力的です。
特にインスタ映えを狙うなら、タージ・マハルの日の出、
レッド・フォートの夜のライトアップ、ジャンタル・マンタルの
巨大天文機器などがおすすめです。
快適な旅を楽しむためには、事前に交通手段やホテルを
予約することが重要です。
特にプライオリティパス対応のラウンジを活用すると、
空港での待ち時間も快適に過ごせます。
また、観光のベストシーズンは 10月~3月 で、
穏やかな気候の中で観光が楽しめます。
一方で、 4月~6月 は非常に暑く、 7月~9月 は
モンスーンの影響で雨が多いため、計画を立てる際には
天候も考慮しましょう。
コメント
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